2011年03月23日

静かに前説を

 カオリーニョが今ギターを持ってきてくれた。

 大阪市北区の誇る・二大ギタリスト・おれとかおるちゃんは、ちゃんとしたエレキギターを今持っていない。でTODO O MUNDOのA美店長のストラトを二人で取り合いで借りている。使い回し。

 いや・そのう、家にはいっぱいあるんです。

 別のストラト・ジャガー・テスコスペクトラム5・12弦のストラトなんてのもある。しかし、これがどれもどこかチョーシわるい。別のストラトは一弦の糸巻きが「うにぃ」と曲がっているし、ジャガーはブリッジがアホだし、スペクトラム5は4弦下のピックアップが音拾わず、12弦はネックが反っている。どれも障害のあるギター。どれも直るのだが、全部直そうとすると2桁万円ほどかかりそうで・こわい。

 こわい・から、そっち方面直視せず、借りパチ状態である。かおるちゃんの事情はよくわからんが、まあ「似たようなもの」だと推測する。

 本日リハだったので急遽カオリーニョにご足労いただいた。ありがとね。

 それは来週のサンホールでの「ホスト・ライヴ」のためのリハなのだけど、もう4回目になる。こっち・なんとなく気楽なのであって、その分「ラフレシアン・コムプレックス」がちゃんとやれてないのだけれど。

 こちらは好きな「音楽」をやれる。好きな「歌」を歌える・ではなく、「音楽」をやれる。オリジナル曲のみならず、カヴァーも適度に混ぜれるところが気に入ってる。

 今回・かおるちゃんは「おっちゃんの勘違い」で徹ちゃんとのデュオが決まっていたから、グランジ・トレスはメノス・ウン(マイナス・1)ですが、キングちゃんは来ます。
 
男たちのプリマヴェーラ」というタイトルにて、これさぁ・震災前に決めてフライヤーも刷ってたから、ほんとばかやろうで申し訳なく思うのだが、「こんな時だから・触らなきゃいけない」と梅田の地の果てアルジェリア(中津)の詩人も歌うようによ・楽しさとか元気とかは「自家発電」出来るヒトから隣のヒトへと伝播させなきゃいかんし、自家発電能力のある人間はそれをやんなきゃいけないと思います。

 カウボーイズもそして「南部チーム」も出演します。「男たちの・・・・・」と言っておきながらボサ姫も紅一点で無理矢理入れる・じゃなかった出ます。新しいギタリストとのデュオと、バンドで、マリーザぶちかますそうです。もっとも本人は「ぶちかます」なんて言ってはいませんが。

 南部チームは久しぶり。今回はバンド。いつまでも南部チームではいかんと思い「ロス・なんちゃら」という命名をしようと思ってます。本日の気分は「ロス・ソロス・ロボス」か「ロス・フラカーネス」あるいは「ロス トルナドス」。ルチャ・リブレのタッグチームの名前考えてるみたいで楽しい。

 ダグ・ザームやフレディ・フェンダーやポップなR&BをDr.ソウルなどに織り交ぜやりたいと思ってます。Dr.は岩崎のオリジナル・ヴァージョンで。ここは男三人のハーモニーがなかなか聴かせるので。

 この「ロス・なんちゃら」頻繁にやりたいんだけどねえ。ねえ・ねえ小松くん・ねえ。

 CVS カウボーイズは「アイリッシュ・スコティッシュ・そしてニュー・ウェイヴ」、ロス・なんちゃらは南部とTEX・MEX、ソロでは脱国境世界音楽・そしてあとソンナバナナが出来れば、いや・あと他人に曲書くの忘れてた。キングちゃんもうすぐできるからね。で、ソンナバナナが出来れば、しかし、これはなかなかコストもかかるのであった。老後のたのしみですかね。メディアとしては「パラボラ・スピンズ」を聴いていただくしかないですね。なんだ・このトッ散らかり方は!!!!いや・勝手にトッ散らかるわけで、トッ散らかるのも人生なのでありました。

 震災で、何度も何度も見ることになった・あの津波の映像。現実の被害者でなくとも「深いところ」がかなりダメージを受け・それはいまでも続いている。おれも、いろんなやらなきゃいかんこと(それは被害者の方々の現状に比べればはなはだマイルドな現実ではあるけれど)があって、しかし、それがなかなか手をつけられなかった。そんな時にギターを手にした。歌は、言葉にするとなかなかこれが「意味」があり過ぎて、ハマりすぎると余計手がつけられないし、オチャラケは憚られる。そんなわけで、ギターをただただ弾く。

 自分の中のリチャード・トムプソンやエイモス・ギャレットを呼び出してきて弾く。まあ・最後は自分の味になるのだけど、そういうほんとのオリジナリティがあり、クオリティの高いことしか、出来なかった。被災者のみなさんの5mほど後ろで、静かにギターを弾いていたい・と思った。きっとなにかしら貢献できそうな気さえした。それは自分の気持ちを沈静させることにも大変役に立ったからなのだ。うるさい音は要らないし・がなるなんてとんでもない・と思った。押し付けがましいことはするべきではないのだ。そんな自己満足はなんの役にも立たない。ま・それは平時でもそうだけど。ただただ、みなさんの気持ちを逆なでせず、適度な距離感を保ち、寄り添うようにギターを弾いていたい・と思った。自分にVOLUNTEERが出来るとするならそんなことかな・と思う。被災したみなさんのBGMとしてこころに薄い膜をギターの音で敷き詰めたいと思ったのだ。要らんヒトには「しつれいしました」で良いし。

 音楽は「歌詞」だけではないしね。メロディーもリズムもアレンジも込みで「音楽」だからね。ひとの反応の場所はそれぞれ。それもわかってる。

 だから、その後・はじめてのライヴはそれなりの心構えで臨もう・と思ってます。

 
ホスト・ライヴVol.4 @SUN HALL


 
posted by 浪速のCAETANO at 11:45| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | あれやこれや | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする