2011年07月31日

休日に

 久しぶりの貴重な休日。料理などしている。

 せかされていることがあるのだけど、なんか気が乗らない。でも夕方までには始めないと・と自分に言い聞かせる。が、その自分は限りなく昼酒をしたがっている。

 久しぶりの休日なのに〜・とぶーぶー言っている。

 アメリカがデフォルトになったら、それはそれはリーマンの比ではないどえらいことが待っているが、デフォルトにはならず、国債の格下げで終わるだろう・というのが大方の見方になってきている。こんな大問題は専門家でも意見が分かれるところでもあるし、おれごときのシロートが何も言えるわけがないのだが、たとえそれで終わっても、ガタンと一段「落ちた」印象だけは否定できんだろう。

 そのガタンが何度かあって、がらがらがら・となるのだが、そこだけはみんななんとなくわかっている。

 今言えることは、「どこにも安定ごときものは・ない」ってことだけで、みなさん「UPON THE TIGHT WIRE」それも揺れるWIREの上で「おっとっと」している・そんな状況だ。

 この不安定の主体は全世界に広がり、第二次大戦の不安定は枢軸国だけたったのが、そこで国家主義の日独伊があったのだが、今は世界度の国も不安定であるから、すべての国が「ヒットラー」を待ち焦がれている・かのような深層心理がないのかな・と心配になる。オバマだって、ある種の(ずっとマイルドではあるが)ヒットラーなのではないのだろうか。

 おれより若い・3・40代だが、橋下くんに期待する・という声が大きい。おれは「ちょっと待ちなさい」とは言うが、閉塞感への感受性は、いろんな時代の・特に良かった時代の記憶が少なければ、それだけ敏感にならざるを得ないだろうから、まあだまって聴いているのだが、「こわさないことにははじまらない」とはよく彼らの言う言葉である。こわすなんてことで言うなら、パンク第一世代のおれたちがかつて深く共感したところなのだが、音楽だけをこわす・ことが先行したあまり、そのこわす・は自己組織化され、あらゆる分野に「薄まりつつ・しかし、決定的なワード」としてときどき持ち出され、そこには商売の臭いもあり、それ言っときゃ「安全」みたいな雰囲気もあり、今はそれも薄まったが、薄まった分、過度に反応する人間も逆説的に増え、そこに「期待」するまあまあ偏差値高いくんも多いわけである。

 先行した音楽は見事に、こわされ、一番最悪・なものが世の中を席巻してしまっているが。

 よく「むちゃくちゃしたい」とか言ってるヒトがいる。

 これなんかが、「壊す衝動」にヒトは溢れていることの証拠だが、かれらが何かをその後「再構築」する気概と能力があるのか・と言えば心許ない。

 壊す衝動と音楽への愛情は分けて考えるべきだと思うが、それが同時に発現された時、愛情は見えにくく・衝動はわかりやすい。

 優れたミュージシャンは、その両方を「同時に見せる」ことが出来る。

 おれだって、技術だけがあるようなジャズでもフュージョンでもいいが、そんな音楽家・ハカセタロウでもいいが、あのだれやったっけ、豊津のおれもたまに行ってたバーでバイトしとったあのギターのヤツ・何でもいいがそんなのが耳ざわりのいい「経済音楽」やってるところには舞台袖から乱入して、ドロップキックかましてあげたいと思う一方、パンクのガワだけ、わかったつもりのバカが、ノイズだらけの音楽やってたら、ライヴハウスのブレーカー落としたろか・とも思うもんね。

 アンビヴァレントなわけよね。どっちかだけ・というのが、一番その音楽にドラマがない。音楽なんてのはその人の「音楽史」みたいなものだから、そこんとこが「垣間見える」というのが、おれは一番好きだ。そこにいろんな音楽が絡まり合うなんてのが理想だ。未消化のものもあってもいいと思う。

 ニール・ヤングがやっぱりかっこいい。そう考えると。カエターノ・ヴェローゾも偉大である。おれはブラジル好きだがフェチではないので、カエターノというヒトをもっとおっきな視点から見てる。なかなか音楽にも知性・って要る。

 あと10年ほどでおれが追っかけてきたひとびとはぽろぽろとなくなっていくだろう。世界情勢というか各国の状況が示唆するように、未来は「明るさ」ってなぁんにもないが、機会あるごとに自分は音楽をやっていくしかないのね。それがなんになるのだ・と言われても「さあ?」としか言いようがないのだが、変な使命感があるのね。もうすぐブラジル・ブームがやってきて、「消費され」どこのバーにも「カイピリーニャ」が置かれ、フェイジョアータが「かっこいい食べ物」になるかもしらんが・ならないか、まあとにかく、イタリアの1/3くらいのブームにはなることだろう。ブラジル好きには「あ〜あ」で終わるのかもしれないが、それも人生。

 そんな中(どんな中や?)、ライヴの告知です。

 本日・トドムンドのおれ以外のひとびとのバンド・LESS THAN ZEROがサンホールに出演します。2番目って言ってたかな(19時頃?) お時間ある方は是非。おれのライヴみたいに終電気にすることはないです。

 それと震災復興の弁護士会館ライヴ・2回目は8/1ボサ姫(2回公演)・8/2カオリーニョ(2回公演)・8/3マルタニカズ(1回公演)と続きます。12:00と16:30からの一時間ずつ。こちらは無料ですので。仙台の七夕がディスプレイされててきれいです。
 

 歌姫。
posted by 浪速のCAETANO at 14:19| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | あれやこれや | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする