2011年08月23日

空白で豊潤な一時間

 指の腫れがひどくなって手のひらから中指まで腫れてきた。なんとかしないと、と思ったが午前中は大切な用事で午後から改めて病院行こうと思っていた。

 その場合の病院は中津済生会ではなく淀川キリスト教病院である。しかし、カードを見るなら受付は〜11:00・とある。あいたたた。

 でもTELしてみることにする。

 最初、丁重に規則厳守であると言われたが、具体的なことを色々訊かれ、そして「何科に行くべき?」というこちらの質問に、「皮膚科」と言われ、皮膚科は別棟にあり、以前行ったことがあったのが幸いし、そこへ電話を廻してくれた。そこでも具体的にいろいろ訊かれ、「やっぱ・明日にした方が良いか?」と訊くなら「いやぁ・そりゃ早い方がいいんですけど・・・」「これから来れますか・家は・何分ぐらいで」と言うから「YES・北区・15分」と応えると「じゃあ来てください」となる。

 で、クルマを飛ばして行く。

 良かった・と思う。

 CUTEな女医が担当で、詳細を聞かれ、一旦外へ出、再度呼ばれ、女医が言うには「破傷風!!!の予防接種してから、血液検査・その後抗生物質を点滴して、それが一時間かかるので、その間に検査の結果がでるから、その後診察」そんな手順だった。その検査には白血球やCRPの他に糖尿なんかも含まれる・とのことだった。合併症なんてこわいなあ。

 で、別室に呼ばれる。しかし、破傷風て・なあ。昭和前期かアフリカ大陸か・という気がするのだけど、それはおれたちが一見コーティングされた世界に生きてることの裏返しよなあ。それが剥がれた状態が実は/実にリアルである意味危険な世界だったわけだよね。

 ナースから「破傷風の筋肉注射→採血→抗生物質の点滴→診察」という手順を説明され、はいはい・と従う。

 筋肉注射・久しぶりだ。ケツかと思ったが、肩でした。「少し痛いかも」とナースは言うがなんのなんの「お上手ですね」だった。ベッドに寝て、血を採って、そのまま点滴へ。「空調これでいいですか?」「2℃ほど上げてください」「何かあったら、コールボタン押してくださいね」優しく仕事のできるナースは「天使」でいいのではないか。あまりに天使の少ないこの世の中に於いて。

 そこから約一時間、なんだかとても幸せな時間だった。午前中に起こったこと、歌詞のこと、パフォーマンスのことが睡魔という海に浮かぶ木の葉のように現れては消え、消えては現れ、もうおれは「点滴LOVE」と決定したくなるわけである。完全に今は「ゼロ」なのだが、ゼロ故に無限大でもある・そんな時間だった。

 3/4ほど終わった頃にケツポッケに入れてたケータイが震え、ビクッと起きてしまったが、その後来た別のナースが「そろそろですね・少し早めときます」と水滴落下速度を上げ、おれは点滴の最後のしずくがなくなって、やや心配するのだが正にジャストのタイミングで再度彼女は現れるのだった。

 そしてCUTE女医の血液検査後の診察になる。CRP以外はまだ数値に異常はなく、当然糖尿もなし。しかし、白血球の数値の変化はこれからで予断はダメだと言う。

 おれは気になって尋ねるのだけど「腫れが引くのって・・・」「早くて一週間かなあ」「安静にした状態でですけど」指の安静って・と思うが、それは「極力使わない・下に下げない・心臓の高さに」つまりは注射される時のそんな状態ということらしい。それができないなら一週間ほど入院もいいですけど・と女医はSTRICTである。人差し指を動かさなくても、おれの場合、今その菌が肘の上まで来ているのが分かり、それは皮膚の赤みでおれも納得するのだが、結局w/o人差し指奏法をしても、そこの筋肉を使うからそれは「安静」ではない・ということらしい。「悪くなると、毎回切開して膿を出す」ことにもなります・と女医は脅す。「切開」と「膿」はなんだか気が遠くなるような不安な響きがある。

 帰り際に「やっぱお酒は飲まない方が・・」「痛み増しますからね、控えられた方が」w/smile、と女医はCOOLでもあった。次の通院の確認をして帰る。

 しかし、淀川キリスト教病院はいい。ホスピスで有名だけども、そのhospitalityが群を抜いている・と思う。どうせ待たされるんなら済生会よりも淀川だ。次回は電車で行って淡路商店街探索してみよう・と思う。

 女医の「予言」通り、手はぱんぱんに腫れ、塾後、指3本で何が弾けるか・と水曜用のやれる曲を探す。最悪、かおるちゃんかボサ姫に替わってもらおうかとも思うが、可能性を探る。コードも一本ずつ指をずらさないといけない。あまりに不協和音にならないようなコードの押さえ方を考える。それでもなんとか10曲ほどあった・まあ歌中心で。なんとかなりそうだ。奇跡的に腫れがひくかもしれないし。しかし、ヤバいのは中指まで腫れが拡大してきてることで、もしそうなら「オネーさん指と小指」だけになる。なんぼなんでもそれは無理だ。中指がんばれ。チョクの抗生物質・いい仕事してちょーだいね・といいつつ、やはり飲めんと寝れんのだよな・これが。


 牧師による「不条理」

 
posted by 浪速のCAETANO at 12:08| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | あれやこれや | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする