ほんと、気持ちいい日だった。ギター教室だけの日だったからそのまま玉造の劇シブな居酒屋で飲んでいた。自由を満喫。一瞬ね。
自由は「一瞬」てのに慣れるのが必要だ。今・自由を切り売りするしか生きる術のない時代なのだから。そしてその傾向はどんどん加速され、みんな呼吸困難に陥ってしまう・というのが「普通の見たて」だね。先行き・暗いです。
こんな世の中に誰がした?
なのに、なんだか危機感のない日本人全般。不思議な民族。最後になってから「慌てる」のだろうか?
思うのだけど、「右」の方にいれば自由を奪われる側ではなく、それらを支配する側にいることができる・そんな風に思ってるのではないか。もしそうだとするなら、アッタマ悪過ぎだね。
いつだって、支配する側は「一握り」よん。歴史をちょっとぐらい俯瞰してみたらいいのにね。いいように使われるだけだよ。しかも「使い捨て」なのにな。
間違いを繰り返す。ま・しかしほぼ一世紀まえのことをリアルには感じられんだろうなとも思う。首相でさえも「戦争を知らない子供たち」の一人である。
やっぱりその「現場」まで行ってえらい目に遭わないとわからんのだろうな・そう思う。
戦争のことを言うと「そんなの起こりっこないよ」と言ってるくせに中国FU◉K・とも言い、じゃあアンタのその精神の上での「振り上げた拳」はどうすんねん?頭ポリポリではすまんでしょ・まさか。
事情は中国国内と類似してる。大陸では、経済的な不満・自由への不満が「共産党政府」へ向かうのを反日へと迂回させてる。列島では経済的な不満と資本主義ゆえの競争での落伍と絶えず欲望を喚起させられることからくる充足感の欠如を反中へと捻じ曲げられてる。メンタリティは戦前の思い上がった日本人と現在の自信をなくしつつもそれを認めたくない・そんな断末魔的な痙攣・そんなものが垣間見える。
要するに国内が「どちらも不幸」なのね。ただその度合いということでいうと資本主義の「デッド・エンド」により近いこの国の方がもう「策」が尽きている。そんな時は中国を初め他のアジアの国々と仲良くしてその繁栄のおこぼれにあずかりつつ破滅を先延ばしする・それしかないのになあ。
アメリカが日本にもっと露骨にそれをやってる。相似形というのが見えないのね。与えるものがある時はそんなに「ずるさ」は表面化しないものよ。ほんと、GIVE&TAKEが出来ると思う。そんなことが出来るタイミングもどんどん逸していってる。みごとなアタマ悪さだ。