2018年03月31日

曽根崎キッドの日々 59

 もうさゆりが連れて行かれてかなりの時間が経ったはずだ。今頃宅配されたピザを囲んでカンパリでも飲んでいるかもしれない。さゆりはそんなとき服を着ることを許されるのだろうか。ローブぐらいは掛けてもらえるのだろうか。曾根崎キッドは狂いそうになり、さゆりを愛してしまっていることに気づくのだった。

 上のさゆりはこめかみ辺りがピクピクするのを感じた。明らかに何かが違う。下のさゆりに変化がある・と直感した。情況が変わると確信したさゆりはその変化に備えた。

「この子意志が強いわね」夏木マリが言った。男は二度射精してしまっていた。二度目の精液はさゆりの左の瞼を塞いでいた。
「お前も飲む?」男は白ワインをソムリエナイフで乱暴に開けながら夏木マリにすすめた。
「入れてちょうだい」
 さゆりは角度のついたあん馬のようなものを抱えさせられていた。肌には赤い筋が何本もつけられいくつかからは微かに血がにじんでいた。夏木マリはワインを口に含むとさゆりの背中と尻に霧を吹きかけた。「ひっ」とさゆりから声が漏れた。
「痛いときや感じるときは声を出すのよ」夏木マリは低い声でさゆりに言った。さゆりは目を瞑ったままその声を聞いた。夏木マリは何かを思いついた。隣の部屋へと消えた。
 男は立ち上がり、さゆりの顔にこびりついた自分の精液を満足気に眺め、そして指で集めさゆりの鼻をつまみ口を開けさせ、その中に押し込んだ。そしてワインを口に含むとさゆりの顎を指で押し上げ、こちらを向かせ、やさしくキスをし、口に含んだワインをさゆりに注いだ。さゆりはすべて飲み干した。そして塞がれていた左目を開いた。

 上のさゆりはぶるっと震え、そして辺りを見回したが空間の裂け目はなかった。しかし周りが幾分赤みがかっている・という気がした。

 夏木マリが注射器のようなものを持って現れた。(つづく)

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2018年03月30日

曽根崎キッドの日々 58

 ピザ・ハットの宅配のにーちゃんがやってきた。インターフォンでその旨を告げ玄関ロックが解除された。曾根崎キッドも中に入った。ピサ・ハットのにーちゃんはなにかあからさまに不審な者を見る目で曾根崎キッドを見たが、曾根崎キッドはスマイルで返した。それ以降ピザ・ハットは目を合わさなかった。ピサ・ハットは34階を押したので、曾根崎キッドは怪しまれないように42階を押した。ピザ・ハットが34階で降りるとすぐに曾根崎キッドは35を押した。エレヴェーターを降りるとすぐに曾根崎キッドは非常階段を探した。通路の端にあるものだ・と思っていたから通路を最後まで走ってみた。しかしなぜか非常階段のドアは見つからなかった。エレヴェーターのところまで戻ると37階で下に降りてきつつあった。ボタンを押しそうになったが、34階ではピザ・ハットが乗ってくるに違いなかった。だから残念ながらやり過ごすことにした。

 そのときエレヴェーター前の玄関ドアが開いた。曾根崎キッドは身構えた。こんなところで何をしているのか・という質問に対する答えを瞬時に5つほど考えた。ドアから出てきたのは吉沢さつきだった。
「うわあ、びっくりしたー」
「びっくりしないの。それよりさゆりちゃんは34のDよ。この階段使えるわ」
 さつきはドアをさらに開けた。そこには上下へと続く階段が見えた。そのドアは他の住居用のドアとまるでおなじで全く区別がつかないデザインだった。
「ピザの子と一緒に入れたでしょ。あのピザあたしが注文したのよ。間違いなくさゆりちゃんはあの部屋にいるわ。安本がどうしても部屋番を吐かなかったのよ。変なとこプロのプライドあるんだから」
「で、どうやった? 中の様子わかった?」(つづく)

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2018年03月29日

曽根崎キッドの日々 57

「うわー、すんごいことになっとんなあ、きみ」
「おい・やめろ、はなせ、うわー」
「キッド、ごくろう。こっちはおれに任してくれて、はよ行ったり。もうさつきちゃんらは入った頃や」
「わかった」
「こるぁ、はなさんかい。おまえこんなことしてただで済むと思とんかい」
「ん? なんか言葉遣いがなっとらんなー、このにーちゃん。自分の置かれてる立場に対する認識がやや、主観的やな」ウタマロちゃんは糸を斜め上にくいっと引き上げた。
「ぎゃぁぁあぁー」
「右に行く・と思わせといて、左なんつって」
「ぎょえぇぇぉぅ」
「ちょっと緩めて・ピンと張る」
「ぎぃゃぁあぁ・ぁ・あ」
「緊張に・・・緩和。キンチョー・・・の夏。あっか上っげないで・・しっろ上っげない」
 安本弟は失禁し気絶してしまった。小便の色は赤かった。

 さゆりはさゆりを探し続けていた。しかしここから出る方法はまだわからない。ふと考えた。下のさゆりは敢えて意識を遠ざけているのではないか・と。今頃身体の自由を奪われ、金持ちたちのおもちゃとなっていたぶられているはずだ。感じてしまっては負けだ・とおもったじゃないか。感情を持たないようにしよう・と思ったじゃないか。曾根崎キッドがきっと来てくれることだけを思おう・と決めたじゃないか。そうだ、そうだった。自分が決めたことだったのだ。ということは、下のさゆりが意識を戻さない限り再び合体することはないのだ。
 諦観にも似た気持ちが支配的になったさゆりは、チカラを抜いた。「待つしかないわ」と思った。

 曾根崎キッドはマンションの入り口に立っていた。誰か住人がロックを解除して入るのを待っていた。(つづく)

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2018年03月28日

年度末

佐川と質問者に脱力させられて今日なんかちょーし悪いで。予想通りというより「予定通り」だね。

キムくんがbeyond the border。シーシンピンの前では「かなり」ビビっただろうね。Emperer in China。

PMのあまりの愚かさに笑えてしょうがない。dtにハシゴ外され、鸚鵡のように「press press!」といいつつもまた、ハシゴ外され、一人だけ「black light」当たってんで。かっこわる。

だが、佐川に訊きたいが、「PMの、PM的なるものの支配は永遠なの?」「お前、チン長なんセンチ?あ、間違えた、身長なんセンチ?」「二浪なん?」「一発で通らんかったん?ふーん」「現役組(東大)の部下、イジメて楽しかった?」「小さな巨人!」

最初に戻るが「PMの政権は永遠なの?ホンマに?」

前にも書いたが自死・病死・他殺だけど自殺を問わず、「長生き」しないと思うよ。ストレスが一番身体に悪い。おそらく海外に逃げるだろうね。収監・そして刑期終了後。だが、注意したほうがいいのでは。「収監後、自殺に見せかけた他殺」あるよ。「証人喚問を悔いていた」かなんか、そんなメモが「偽造」されて、とか。

キミは「アタマ、悪いね」。おれたちの前後から東大生だいたいアタマ悪いけどね。例に漏れず。上昇志向強かったね。背が伸びなかった分ね。わかるわかる。かわいそうに。

あーbadになってきた。


本日で今年度のお仕事・終了。これから「花見がてらツアー」である。こっちだって十分暖かいが九州もかなり暖かいだろう。ビールも美味くなってきた。白に泡・as well。こないだの打ち上げビールを飲み続けるという若い頃の打ち上げみたいだった。最後の最後に黒霧三本空けとったが。

自分にお疲れ!

帰って親父の一周忌のスピーチ、考えよう。






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曽根崎キッドの日々 56

 そのピアスは見てるだけでこちらが股間押さえて内股になるような類いの貫き方でなんと亀頭の「首」部分から貫かれ、尿道から「こんにちは」してて、亀頭の首部分と繋がっていた。
「す・すごいね」
「やろ?」
「でも・・痛そうやな」
「泣いた・で」
「やろな」
「そんなもん・おまえ・ふつーの痛さちゃうで」
「やろな」
「おまえもやれよ」
「なんのために」
「おんな・ひーひーやで」
「うそ」
「ここんとこがGスポ直撃よ・わかる?」
「うん、それはなんとなくな」
ひゅっと音がして、何かが曾根崎キッドの耳元をかすめた。
「ぎょぇぁおぉぉぅ」
叫び声は安本弟だった。そのピアスが釣り針のようなもので吊り上げられていた。反射的に立ち上がったが安本弟のペニスは斜め上へと引っ張り上げられ安本弟はつま先立ちになっていた。
釣り糸を慎重にたぐりながら曾根崎キッドの背後からウタマロちゃんが現れた。(つづく)

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2018年03月27日

曽根崎キッドの日々 55

「やっぱりちんちんに真珠とか入れてんの?」
「なんやと」
「いや真珠とか入れてんのんちゃうん?」
「あにきは入れてるけど、おれはそんなんちゃうねん」
「え・なになに?」
「そんなん言えんわ」
「なんでぇ? 教えてぇやー。なんなんなんなん?」
「知りたい?」
「ごっつい知りたい」
「驚くなよ」
「驚かへん・・、いや驚く」
「びっくりすんで」
「びっくりしよー」
「ええか・・・ちょっと待っとれよ」
 安本弟は立ち上がりズボンのベルトを緩めた。膝までおろすと、絹のトランクスを穿いていた。
「あ・それ通販のパンツやろ」と曾根崎キッドは言いそうになったが堪えた。
「ええか・いくで」
 安本弟は前を開いてペニスを出した。
「うわ」
「どや・すごいやろ」
「なんじゃこりゃー」
「最近はこれやで」
「うひゃーーあ!!」
 安本弟のペニスにはピアスが付けられていた。(つづく)
 

posted by 浪速のCAETANO at 21:23| 大阪 ☀| Comment(0) | 曽根崎キッドの日々(作り物・続き物お話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

佐川くんon TV

佐川くん、もうすぐ。
og高校がひとつ飛び、見ようと思う。まあこれも運命である。成り行き、でもいいけど。成り行き、が運命、でいいのでは。

すごく遠回りしちゃったし、今もまだその途上にある。その背景も、その指示の出処も、そしてその構図さえいたってシンプルであるにもかかわらず、さらには嘘に嘘を重ね、いまだに「日本書紀」を制作している、そんなアティテュード。物凄い「無駄なコスト」を使ったね。

イデオロギー、もう消えてしまったと思えたことだったが、右の方のそれがぐいぐい盛り上がってくるにつれて、それに対抗するものとは、右の反対とはやはり左ではないのか、そう思えてくる。現実は「上と下」なのだけど。いや、元から上と下、だったんだよね。右と左、という言い方は、そのhorizontalな構図を人に連想させ、固定させるという時点で「最初から欺瞞」を含んでいた。


on TV。

佐川くんは「破綻」するのではないか?今は午前だが。夕方までには。

楽になれよ。

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午前中、不発。時間短すぎ。


官僚が勝手に公文書改竄するなんて「あり得ない」わけで、そんなことをするなら「クーデター」だけどね。

しかしLDP主導で行われているのが見え見えで気分が悪い。構図が気持ち悪い。茶番だと思う。


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高圧的な以前の佐川に戻ってきてる。
野党、ダメだね。ていうか攻め手がなくなった。もっと言うなら委員長が「アホ」か「恣意的」のどっちか。

次ね。


posted by 浪速のCAETANO at 10:02| 大阪 🌁| Comment(0) | その嘘・ホント? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月26日

曽根崎キッドの日々 54

 さゆりは朦朧としていた。魂が抜けてしまったような感じだった。安本に起こされた時からそうだった。怖さはまるでなかった。すべての指示と命令を受け入れた。それは別段嫌なことではなかった。息を吸うような感じだったのだ。そのオトコとオンナはさゆりにいろんなポーズをとらせ、さゆりのあちこちにいろんなものを挿入し、そこからいろんな液体が分泌し、さゆりの身体にいろんな液体をかけた。それはくしゃみやしゃっくりのような感覚でさゆりの神経に届いたが、特に不快感はなかった。オトコとオンナは次々にいろんな器具を出してきてはさゆりの身体で試した。三カ所を同時に塞がれた時は一瞬咳のような感覚に陥って苦しくなったがそれさえも次に同じことをされた時にはもう慣れてしまっていた。自分の身体ではあったが遠い世界の出来事のようだった。

 さゆりはあらゆる方向を試してみた。が、しかし、その空間からの出口は見つからない。

 曾根崎キッドは安本弟と向き合っていた。典型的なヤクザで良心の欠片もないタイプだった。
「後5時間ほどで帰ってきよる。殺したりせえへんで。たいせつな商品やからな。それよりもあんたに礼しなあかんこともあったなあ、そう言えば」
「さゆりちゃんを返せ」
「なんでまた?」
「なんでまた? て決まってるやないか。お前らがやってることは誘拐やぞ」
「まあ正確に言うなら・誘拐・拉致・強制労働・売春強要やけど」
「そんなもん、余計悪いやろ。犯罪やぞ」
「犯罪には慣れっこで〜す」
「前科付くぞ」
「もうふた〜つついてま〜す」
「はげ」
「なんやと」
「はげ」
「もういっかい言うてみい」
「ハ・ゲ」
「こるるるるぉすぞ、ボケぇ」
「兄弟揃ってハゲか。おまえのほうがいさぎええで」
「うるさいのう」
「おとうちゃんもハゲなん?」
「しらんし」
「なんでやねん?」
「ハゲる前に死んだし」
「わかった。おかあちゃん方のおじいちゃんハゲやろ」
「うるさいのう。おかあちゃんもはよ死んだんじゃ」
「お前ら兄弟、なかなかかわいそうやなあ。そんでやくざなったん?」
「放っといてくれ」
 曾根崎キッドは新世界キッドとさつきにできるだけ安本弟と時間稼ぎをするよう言われていた。(つづく)
 

posted by 浪速のCAETANO at 19:57| 大阪 | Comment(0) | 曽根崎キッドの日々(作り物・続き物お話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あっち行ってる間に

「音楽」してる間にまたヤバくなってた。こればっかりはしょうがないね。気をぬくとヤバくなる。

笑ってしまうのはやっぱりPMだ。なんていうかなあ。そうだ「お粗末」がもっとも当たってるんじゃないかな。

あれだけdtのケツ舐めて、そんでもって「袖にされる」。恥ずかしいし、何よりも「カッコわりぃ」。パシリにもほどがある。キムくんにさえも相手にされてない。あのひとたちのいう「国益」は「国損」と解釈しないとね、今後はね。

吉祥寺大学に、おそらく裏口からお入りになったから「勉強できない」のは許してあげていいと思う。しかし、本質的にアタマが悪い=脳ミソつるつるだから世界の首脳には対処できない。ただただhcのでもなくdtのでもないUSAに「なんでも言うことききます」というときさえすれば、すべて上手くいく、そんな「思考停止」がチョンバレなんだよね。

partyの内外のそのfollowersも含めてだけど。

彼らはビンボー人のことなど考えちゃいないのは当然だが、それでおのれはいいかもしらんがその後の世代(彼らの子孫)のこと考えたら、まだ少しはこの国に資産というか発展の根拠になるものを残しとかなあかんやろ、そんな話。そう考えてくると、彼らの子孫はこちらの国にいなくてもいいようなことになる。そうなるとですね、彼らの思いというのはこちらの国などなくなっても構わんよ、そういう本音が浮き上がってくるでしょう。

こちらの国の資産を「いかにたくさん、いかに安く」売り切っておのれへのキックバックを「いかにたくさん」獲得するか、それ。

外患のなか、明日は佐川くんの喚問だね。おれも仕事がひとつ飛んで、だから「全部見てやろう」と思う。内憂。
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2018年03月25日

曽根崎キッドの日々 53

 あるとき上のさゆりがきょろきょろしていたら下のさゆりがいなくなった。いなくなったというより、上のさゆりのまわりには何もなかった。真っ白の画用紙で出来た箱の中に閉じ込められたような気がしていろんな方向に進んでみるが進んでも進んでも何も変わらなかった。下のさゆりはどこへ行ってしまったのか? 上のさゆりは考えたけども何もわからず、ではひょっとして上のさゆりが何かに囚われてしまったのではないか・と思うようになった。考えていくうちに上のさゆりは下のさゆりが目覚めてしまったのではないか・という考えに行き着いた。もしそうなら、下のさゆりは起こされ、安本たちによって、あのマンションへと連れて行かれたということだ。上のさゆりは少しアセり、もっといろんな方向へと進んでみたがやっぱり、何も起こらなかった。

 曾根崎キッドはなんだか新世界に来てからもやもやしたものがやっとスッとした。ゆうの足がしなやかでいかにも強靭そうだったことがなんとなく引っ掛かっていたのだ。
「ゆうの両おやが事故で急に死んでもうて、わしが預かることになったんやが、これがわしと合わんねん。何度も家出はするが帰ってきよったんやけどなあ、最後の家出は一ヶ月にもなって、こらもうなんかあった思て、わしも本気で探したら、あんな世界に入ってもうとった。よりによってそっち行くとはなあ」
 曾根崎キッドは、ゆうがさゆりを仕込んだと聞いた。ゆうは、いやゆうすけは「タチ」か・と思った。まあ・自然だ、さゆりとの関係なら。
「もう二年ほど、こんな近いとこにおっても会うてないなぁ」
ゆうが頑にミファソ行きを拒んだ理由だ。
「あっこの社長もややこしいオトコオンナやしな。そやけども、その、さゆりちゃんかいな、その娘をなんとかしやんなあかんいうことやな。」
 新世界キッドになって電話を取った。(つづく)

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2018年03月24日

【O 60o Anniversario ao Vivo-parte 1】終了。

【O 60o Anniversario ao Vivo-parte 1】終了。

関係各位、ご苦労様。一人でライヴはできないしね。特に「この系」のはいろんな人々が関わっていて、その関わってくれてるという事実が時に「ジーン」とくるわけね。昨日なんかその典型。

みんな、ありがとね!

20s、50s、30s後、30s前、40sというシークエンス。それぞれの作品にそれぞれの「色」とがあって、自分のことながら「興味深かった」。

が、physicalにはかなり大変だった。みなさんそう言っていた。とすると純ちゃんのあの「体力?」は一体なんだったのだろう?ライヴ直前の『 カレー丼と素うどん」がsource of energyなのだろうか?不思議なおっさんだったなあ。

今年は長〜いスパンであと2度ほど、考えてる。シーズナリイにはやりたいし、曲によっては今のメンツで録音も話題に上っていた。考えてみる。

打ち上げが終わったのが4:30なんなん?まあおれの歳のことでみなさんを昂揚させれたのであればそれはそれで良しか?良しとする。

さて、次は「Rafflesia Primavera tour in Kyu Shu」である。


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曽根崎キッドの日々 52

 曾根崎キッドはトドムンドの社長に連絡しようと思ったが、意識の上で新世界と曾根崎は遠かった。さらにあのおっさんはヒマなときならいいが、ちょっと自分が忙しかったら、露骨に嫌なカオをする。この仕事も自分が頼んだにもかかわらず、頼んだということは、自分がこの一週間忙しかったということだから、そっちはやっぱりやめとこうと思った。
 と、なると頼りになるのは「ミファソ」の面々しかないな。すぐに向かった。
 ミファソに着くと、さつきがいた。顔を見るなり、「また、やったみたいね」と言われた。
「そうかもしらんけど、まあ、それはそうなんやろうけど、それどころじゃないねん」
「どうしたの?」
「新世界キッドの助けがいる。あとさつきちゃんも」
 曾根崎キッドの真剣さにさつきは茶化すのはやめて「おじいさん呼んできます」と奥へ行った。
 新世界キッドとさつきにこれまでのことを話した。

「安本らのアジトは何カ所かあってな。そのさゆりちゃんがどこにおんのかはわからんが、手分けして探そう。ほんでゆうすけはどうや、まだ寝てんのかいな」
「ゆうすけ・・・て・・・・ひょっとしてゆうちゃんですか」
「もう隠しとかんでもええやろ。そうや、あれなあ、お恥ずかしいことにな、わしの孫息子なんや」(つづく)

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2018年03月23日

曽根崎キッドの日々 51

 さゆりは頭を揉んでもらって、髪の毛を編んでもらって、そしていまオイルで背中の筋を伸ばしてもらっていた。指が太ももの裏側へと移動した。さゆりはそこ弱かったのだが、今は大丈夫だった。筋が伸びると背丈までも伸びる気がした。「最近そういえばあまり寝る前のストレッチやってなかったわ」と思い、裏側の筋をもっと伸ばして欲しいと思った。すると、指にチカラが入るのがわかった。海岸は夕暮れを迎えつつあった。さゆりは首を傾けて海を見た。海はどこまでも続いていてそのさらに向こうに太陽があった。真っ赤で大きくほんとに燃えてる・とさゆりは思った。沈む太陽がいとおしく思えてきた。「キッドの次に好き」と呟いた。夜になったらサテとロブスターでビールやカクテルを飲もうと思った。ロブスターはローストしてもらおうと思った。もちろん、曾根崎キッドと。風通しのいいあのお店に曾根崎キッドと腕を組んで行って、ビールで乾杯をして、少し早く酔っぱらってしまいたいと思う。そしてその後あのいつものタクシーを呼んで山の中の街へ行きたい。山の中にはサルたちがたくさんいる。サルたちに囲まれ、祝福されながらあの人とセックスをしたい。さゆりはその時気づいたのだが、マッサージをしてもらってるさゆりを上から見ていた。あ・と思ったら、下のさゆりに吸収されてしまった。なんなんだろうと思ったが身体がすごく軽いことに気がついた。何度かやってみると、思い通り行ったり来たりできるようになった。下のさゆりと一緒のときはマッサージの気持ちよさを感じるが上にのぼってるときはなあんにも感じなかった。(つづく)
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2018年03月22日

明日は「Don't Trust under sixty」@Ganz.

明日は「Don't Trustunder sixty」@Ganz.

ライヴと言うより「Party」ね。いつも「啓蟄」にやっている「marutanikaz tribute」をいい機会だからライヴハウスでやってしまえ、そんなこと。

「Part 1」ね。「Part 2」は夏の店の周年と絡めてやろうと思ってます。今年、実は「忘れていた厄年」でもあり、厄祓いイヴェントは出来るだけやろうと思ってる。

Sentimiento'18の演奏も「クロニクル的」になる。過去の10枚のアルバムからピックアップしてあんまりやってなかった曲などもやろうと思ってる。ものすごく楽しみにしてますが。

もうひとつ。考えていることは過去の塾生たちとの再会をなんとか、いい機会だから、ならんかな、ということ。まあそのう、1000人以上いる。今回、限定的にしか連絡つかなかったが、次の夏の分、もしかしたら秋の分までに「スムーズな芋づる方式ネットワーク」が出来ないか、と試行錯誤。35学年、同じ年に学年の幅があるからそれ以上かな、ここのネットワークをまた1からとなるとなかなか大変ではあるのだけど、長年やってることぐらいしか人には財産なんてないのでね。なんとかしてみたい。


さて、セットリストを考える。

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曽根崎キッドの日々 50

さゆりはどこまでも続くまっすぐの道で途方に暮れた。クルマを見てみると、自分のテイストとはまったく違ったアメ車のオープンだった。「趣味ワルぅ」と思ったとき、今まで自分がそれに乗っていた・と気づき、穴でも掘りたい気持ちになった。

    微かに聞こえてきたエンジン音に振り返ると、遠くに車影が見えた。さゆりは少しほっ・とし、路の真ん中に出て被っていたカウボーイ・ハットを手に取り、クルマに向かって振った。クルマはどんどん近づいてくるが砂埃がひどく、さゆりは自分が見えているのか心配になった。さゆりはぴょんぴょん飛び跳ねて自分の存在をクルマにアピールした。クルマはどんどん近づいてきた。砂煙ももうもうと立ち上がり、それがトレーラーだということがやっとわかった。運転席に知った顔があった。

    笑っている気がしてさゆりはもっともっとぴょんぴょんするのだった。クルマがさゆりの5mほど前で停まったが巻き上がる砂煙がものすごく、それが収まるまでまで30秒ほどさゆりは待たなければならなかった。その時間は一年ほどにも思えたのだが、さゆりにはあまり苦にならなかった。ある確信があった。砂煙が収まるとさゆりは運転席の下までお尻を振りながら歩いていった。そして見上げると青い目の曾根崎キッドが笑いながらさゆりを見下ろしていた。

「ヘイ ベイビー ワラハプン」「ガラ フラッタイヤ」「ウェラユ ゴーイン」「ゴーインダウン トゥ メクスィコ」「オゥケィ カモナップ アィル ティキュウ デァ アィムゴナ ギヴュー ア ライド」「オゥ センキュー」

    さゆりは曾根崎キッドに引っ張り上げられトレーラーの座席へと座ろうとするときに我慢できなくなって曾根崎キッドの膝の上に乗っかり、激しいキスをした。曾根崎キッドはさゆりを抱えたままトレーラーを動かした。さゆりはくちびるを離し、曾根崎キッドの顔をよーく見てみたが、青い目の曾根崎キッドも素敵だった。だからもう一度激しいキスをした。さゆりは今死んでもいいと思った。キスをしながら背中でトレーラーのステアリングを少しずつずらした。そのとき頭の中で「スウィート ジーン ヴィンセント」が鳴り出した。トレーラーが傾き出したのがわかったがさゆりは気にしなかった。曾根崎キッドがブレーキをかけた様子もなかった。「やっぱりキッドはわたしのこと・わかってる」とさゆりは思い、舌を絡め、くちびるをもっと激しく吸った。トレーラーはどんどん傾いていった。

    
    さゆりはトップレスで海岸でうつ伏せになっていた。パラソルが陽を遮ってはいるが暑い。背中を滑る指が心地よく、ときどきため息が漏れる。(つづく)
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2018年03月21日

曽根崎キッドの日々 49

「まだ約束の時間まではだいぶあるから休んどき。寝ててもええで。起こしたるから」

 安本は部屋を出て行った。さゆりは眠りたいと思った。きっと曾根崎キッドの夢を見るだろう。その夢はあの風呂場での出来事の再現であってほしい。それも何度だってかまわない。夢は一瞬で何時間も何日も何年ものタイム・ワープができることをさゆりは経験上知っていた。すごい密度で夢を見たかった。一生分の時間がそこに凝縮されてもかまわない。その後は地獄の一日が待っているのだ。その地獄の中で感情を持ちたくなかった。感情を持ってしまえば、そこでは商品になるとさゆりは思った。それはさゆりにとって敗北だった。身体は感じるだろうし苦痛も覚えるだろうが、そこで精神的な反応だけは避けなければならなかった。何度もいかされるだろうし、オトコやオンナの体液が身体に入ってくるだろう。それでも粘膜の外とこちら側は別世界なのだ。

 さゆりはいつしかソファの上で寝息を立てていた。安本が一度だけ様子を見に来たが、腰から足の線をしばらく見て「ん・ええオンナや」と呟いて出て行った。さゆりはこんな夢を見ていた :

 さゆりは姫だった。平家の姫だったのだが、今は源氏との戦いの中、平家は敗北を続け、都を落ち、九州まで逃げる途中だった。さゆりには姉がいたのだが自害してしまっていた。姉はものすごく源氏を怖れていた。源氏の男どもを怖れていた。「あのような田舎者の手に落ちるくらいなら死んだ方がましです」という言葉を姉の口から何度聞いたことだろう。何度も何度も耳にタコができるほど聞かされ続けたさゆりは最後にその言葉を聞いた時もなんの緊迫感も覚えず聞き流していた。その日の夜に姉は死んだ。さゆりはあまりのショックに一時言葉を忘れた。ちょうどその時、源氏の軍が迫りつつあるという知らせが入り、姉のことを弔う間もなくさゆりたちは西へ逃げたのだった。「あのような田舎者・・」というのはどのような人間たちなのだろう・とさゆりは考え続けたが、目の前には何かおそろしげな鬼のお面をかぶった大男の像しか浮かんでこないのだった。さゆりは13歳であったが、この身が、なんの庇護もなくなった際には、とてつもなく恐ろしい出来事が起こるということはなんとなくわかっていた。夜に野営地で蚊帳を吊って寝ている時、ものの気配にふと目を覚ますと、蚊帳越しに知っている顔があった。「キッド!!!」さゆりは飛び起きて蚊帳をくぐり、キッドとキスをした。「さゆりちゃん、行くぞ」「行くってどこへ?」「まかしとけよ」その時矢が飛んできた。キッドの頬をかすめ蚊帳を貫いてさゆりが寝ていた布に刺さった。キッドの頬からは血が流れていたがその血と共に曾根崎キッドは溶けていった。「ああ〜ん、キッド〜」

    さゆりのクルマがパンクしてしまった。長く広い道を走っていたのだ。路肩に停め下りてみてみると左の後輪がぺちゃんこだった。「シット」という言葉が漏れた。(つづく)
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2018年03月20日

国会を見てた

府立高校の発表が本日あって、まだ塾やtutorや高校の春講座は残っているもののリセットの時間帯。

この二、三日、非常にダラけた生活だった。よかった。何もせず、というか生産的なことは何もせず、別に本を読むとかでもなく、何してたんだろう?

まあ国会を見てた。

ヒマな人間しか国会を見ないっちゅうのもこの国の問題点であるね。編集された夜のTV見てるだけではわからんことが仰山ある。でも見てると、TVだけではなくネットも使ってだが、で、見ててわかることは、ああいう太田ちゃんのような「切れる」官僚はあんまりいず、官邸に人事権を握られ萎縮した官僚と、そこにつけ込むPM一派、といった構造がよーく見えてきて、もうほんとにこの国は崩壊の「終わりの始まり」ほどの段階にあるんだな、ということがホントによくわかる。どーするんだろ?

昨日も言ったがPM一派は壊しだけ壊して「去っていく」んだもんね。もちろん「去らせる」ことは重要だが、ここは大阪と同じく、マイナスからのリスタートになる。あまりにも酷く、冗談のような状況なのだけれど、次はもう切実に思うのだけど、「邪悪な」マインドの持ち主ではない人間に政権を担っていただきたい。

ヤツらが去る、を前提に言ってるが、そう上手くいくかもよくはホントはわかんないのだが、だってLDPに代わるPartyおらんからね、だが、もうみんな「気付かない」とダメね。J Conferenceはジワジワいつだって隙間に浸透しようとしてる。Pre-Warに戻したい勢力は「あからさま」に存在しているのだ。

おれたちは「ちょっとだけ」強くならないとあかんね。すぐ依存しちゃうからね、何かに、大きいものに。自分の小ささなんて悩むことじゃないんだけどね。大きいと認識することが誤解なのね。実際、小さいということはおれたちの実存でもある。その「堪えられなさ」とそれに基づく「願望」にオウムやPre-War時のメンタルは忍び込んでくる。

自分の小ささに堪えつつ、人は成長していけないものだろうか?大抵、すぐ「調子乗る」からなあ。まあでも若くてそんなのってしょうがないかな、という気もする。散々生意気やったおれが言うことでもないか?いやだからこそ言うとくか。

どっちやねん!










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曽根崎キッドの日々 48

 「ついでにあんたのプロフィールも作りたいからな。コスチュームは・と、そやな、これとこれ・ついでにこっちもな」
 さゆりはこれが夢だろう・と最初は思った。ジェット・コースターに乗っているような・つい先ほどはあんな高みにいたのに今は自分が売りものになろうとしている。でもさゆりにとって何が一番のリアリティかといえば曾根崎キッドとの風呂でのセックス以外にあり得なかった。さゆりは自分の運命がわかっていたが、それに抗うのもみっともないし、受け入れようと思った。そして、必ずキッドが自分を助けにきてくれることを心の底で信じようと決めた。だから、安本の命令にも素直に従った。きわどいポーズ・どぎついポーズを要求されながら顔は、レンズが曾根崎キッドであると思って、それを悩殺する表情をした。
「なかなかあんた・ええコやな」づら安本が言う。デジカメを弟に渡したあと、安本が話し出した。
「まあ、だいたい想像はついとると思うけど、ちょっと説明しとくわ。あんたは今日の夕方5時から明日の昼12時まで買われることになっとる。客は川向こうのマンションのオトコとオンナや。オトコはノーマルなただのスケベやけど、オンナはSや。わしらの商売は、刃物で身体に傷付けへん限りナニしてもええいうことになっとる。時間がたっぷりあるよって、かなりあんたにとってつらいこともあるやろ。そやけどな、客には絶対逆らったらあかん。これだけは守れ。ええか、逆らったらあかん。でもな、悪いことばっかりちゃうで。最後まであんたがちゃんとやったら、あんたには9万やる。おこづかいや。仕事や思うてやってほしいんや」
「わかりました」
 さゆりはそう言うしかなかった。奇蹟を信じようと思った。「きっとあの人が・曾根崎キッドがあたしを助けてくれる」(つづく)
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2018年03月19日

clairvoyantではないのよ、がしかし

この肝心な集中審議に、青山とか和田とか、こんなんしかいない(やりたがらない)というのがもう潮目が変わったと見ていいのでは。

太田ちゃん、災難ではあるが、がんばってるね。しかし、失礼なこと言うね、和田だけど。何度も答弁しているとその人間性も晒される。

じゃあ佐川は「何を」守ろうとしてたんだろう?ということになり、「ぶっちゃけろ〜!」コールをするわけである。


心配事があと二つ。迷惑防止条例と鬼界カルデラ。

前者; メールもしちゃダメって「なんじゃそれ」。ウロウロしたら捕まる、もよくわからない。私有地でもないところをブラブラがなんで?デモの否定、というのはわかるんだけど、何故ユリコがそれを?それは根っこで繋がってるから、ということしかないからねえ。補完勢力決定だな。前からわかってたけど。そんなことでしか存在感発揮出来ないとは、何と「芸のないことよ」、おばはん。

後者; 遡ること to 縄文時代。鬼界カルデラの大噴火で北九州の一部を除く九州全土、四国まで縄文人は「全滅」したわけ。阿蘇山の何百倍の規模のカルデラだからね。新燃岳も桜島もその「ライン上」にある。そのラインは途中から中央構造線ともクロスする。ちょっとおれは今九州を心配している。西郷どんで注目されてるでしょ。林真理子原作というのが、「なんでやねん!」なのだが、ドラマとしてはキャスティングの妙もあって面白い。「ドラマ」と思ってみればいいのでは。

奄美から鹿児島通ってその先まで。噴火口が連続しているわけだ。フィリピン海プレートがユーラシアプレートへと沈み込むラインである。しょうがないと言えばしょうがないのであるが。あの長いライン上で延々マグマが供給され続けているわけだ。沈み込むマントルがその摩擦により溶けマグマとなるわけでそれがそのライン上すべて起こっているわけだから、考えれば考えると無力感に苛まれることとなるし、諦めるしかないわけだけど。その南下した境目では大地震が起きている。e.g.モルジブ。

南海トラフが動いて、同時に鬼界カルデラが大噴火、嫌な予想だがそんなこともあり得るわけで。そこで何よりも危険なのは、そうNuclear Plant。中から腐れきっていく状態で、外で大惨事が起こる。おれはclairvoyantではないが、そんなことになる「予感」がする。

そしてそれはおれの「寿命内」ではないかというこれもまた「予感」に過ぎないが。予感で悪けりゃ蓋然性、お、確率上がった。


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曽根崎キッドの日々 47

 曾根崎キッドは家の中へ飛んで帰り、ゆうの部屋の襖をことわりもせずに開けた。ゆうは起き上がっていたが「なんなのよ」という表情でこちらを見た。
「ごめん。でもな、さゆりちゃんがどこにもいないねん。安本にさらわれたと思う」
 ゆうは依然として「なんなのよ」の顔のままで曾根崎キッドを睨んでいたが、「売られるかもしれない、さゆりは」と今度は「どうしてくれんのよ」という顔で呟いた。
「え、売られるってさゆりちゃんが・・・」
「あそこはそういう組織なのよ」
「どこに売られるわけ?」
「あそこの組織、結構今女のコに困ってるはずなのよ。さゆりならフレッシュだし、一気に売り上げをあげようとするかもしれない。となると、お金持ちのヘンタイね。一晩何十万か払うわね、やつらなら」

 ゆうは昨日部下Bが連れてきたコも、まず初日はあの高層マンションの住民が買ったことをキッドは知らないはずだ・と思ったから、それは伏せておこうと思った。社長にまず知らせて、自分はこんな身体だから、部下A・Bに託す以外になかった。間違っても新世界キッドに知られてはいけないし、チカラを借りるなんて自分としては許されない。しかし、ちょっと待てよ、目の前のこのオトコのあの変なパワーは使えるかもしれないと思いかけたが、いや・違う、こいつはきっと「ミファソ」へ行くだろう。それはマズい。

 曾根崎キッドは、ゆうが「フレッシュ」とさゆりもことを言ったことに対して「そーだ」と思う気持ちと「だからヤバいっちゅうねん」という相反する二つのベクトルに引き裂かれそうになりながらも、「お金持ちのヘンタイ」と聞いた時から頭の中はあのマンションのやつらに違いないと思っていた。あそこにいた四人でなくとも、その近い知人だろう・と見当はついていた。そしてゆうたちと安本が利害が対立するなら、ゆうたちの商売もまたきっと「オンナを売ること」だろう。しかし、トドムンドの社長はいったいここで自分に何をやらせたかったのだろう。

    そんなことが一瞬、曾根崎キッドは頭をよぎったが、しかし、今はあのさゆりがヘンタイたちに買われてしまうことを何としても阻止しなければいけなかった。「なにができる?」と曾根崎キッドの頭もまた回り始めていたのだ。

「おねえちゃん、ごめんな。あんたには個人的にはなんの恨みもないんやけどな。しばらくちょっとおもちゃになってもらわなあかんのよ。ええおもちゃかどうか調べさせていただこうか」(つづく)


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2018年03月18日

a hero(possibility)

チンタラ系統のデモだったらおれも参加したい。最前線は、まことにごくろーさんで、俯瞰するなら効果的だと思うが、あそこはhard to stay at。

だがヤバい。小池のおばさんが都の迷惑防止条例を改悪しようとしてる。それが4/1というから姑息というか裏で繋がってるというか、ねえ。

さて、佐川はどんな証言をするのだろう?還暦は厄年というが、同い年であるからか少し気になる。

おれは「ぜーんぶゲロって、あと検察に保護願い」が良いと思うのだが、そうすれば「ヒーロー」になれる。

You can be a hero just for one day

もうクビになったんだし、ちょっとタイミング遅れの「内部告発」でいいじゃん。これからずーっと死ぬまで「悔いと蔑みの眼に晒される」それは家族にまで及ぶ。クリンゴン人が最も嫌うことである。クリンゴン人を見習えよ、と言いたい。a treky said to himself.

PMの政権はもうすぐ「終わる」よ。早ければ今年中に終わる。セメント屋も次は閣内に残らんでしょう。長期政権が内閣人事局への権力集中の1番の原因なんだから。《内閣支持率は38・7%で、3、4両日の前回調査から9・4ポイント減った。不支持は48・2%で逆転した。(共同通信)》こんなん出てますけど。最新の今出たやつ。

You can be a hero just for one day

逆説的だが、「ゲロった後」の方が安全。これで危害加えられたらわかりやすすぎるからね。一泡吹かせてはどうなのか?

きみがゲロれば、すべて終わる。処理能力の高さはその対象を当時と現在の官僚環境と内閣人事局の圧力に絞ってゲロりきる。

でなけりゃ、キミは「意外に早く死ぬ」のではないか。そう思う。街に出るのにもビクビク。実際に罵倒される。子どもたちまでその被害は及ぶ。尊敬されない。そういう精神状態はいい老後とは真逆であるよ。


                                 You can be a hero just for one day








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曽根崎キッドの日々 46

曾根崎キッドは少し混乱したが、それは曾根崎キッドがリベラルではないからではなく、その事実の組み合わせによるものだった。「ゆうとさゆり」というのがピンとこなかっただけで、しかしさゆりがそう言うのならそれは本当だろうし、だからといってすぐに「そう、じゃあ兄弟に乾杯っ」など言っちゃうほど曾根崎キッドはバカでもなかった。ゆうべの風呂場の情事の余韻をもっと楽しみたかった曾根崎キッドは今、さゆりとの間に他人を置きたくない・と思い、もう一度二階へさゆりを誘いたかった。もう一度楽しみたかった。

「ゆうちゃん、なんか欲しいものは?」
「なにもいらない。ありがとう」

    曾根崎キッドは、さゆりを探しに外へ出た。朝の川からの少し涼しい風に当たっているのかもしれなかった。大声を出すとゆうに気づかれるから、ホワイト・ノイズの声で「さゆりちゃん」と繰り返した。しかし、返事はなかった。

「お初のコやからねえ、三十でどうです?」
安本兄が携帯の電話口で言う。
「時間はオールナイトでよろしいよ。はい・ほんなら商談成立。5時に送っていきますわ」
「久しぶりの大口やな」安本弟が電話を切った安本兄に言う。
「一石二鳥や」

    曾根崎キッドはこの家の誰かのサンダルが片方落ちているのに気づいた。急いで家の中に戻った。ゆうの寝てる部屋の襖を乱暴に開けると、ゆうが眩しそうな顔で薄目を開けた。眉間に皺がよっていた。
「さゆりちゃんはここで寝たの?」
「なにを言ってるの。あんたとあらためて寝たんじゃないの」
「ちがうねん、上には来てないねん」
「地下、見てみた?」

    曾根崎キッドは返事もせずに地下へと向かい、「秘密の匂いがする」と思った部屋と風呂場を見てみた。誰もいなかった。曾根崎キッドはアタマが真っ白になった。「さゆりちゃん」身体の毛穴が閉まっていき、身体に寒気をおぼえた。
ゆうのところで寝ていない。自分のところに来ていない。約束したのだ、なのに、来ていない。
    
    さゆりの身に何かが起こったことは間違いなかった。あの片っぽうのサンダルが物語る出来事。さゆりは誰かに連れて行かれた・と曾根崎キッドは確信した。

    安本たち以外に考えられなかった。何のために?
    
    嫌な感覚が身体を駆け巡った。(つづく)
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2018年03月17日

american utopia 出たよ

「american utopia」を聴きながら。
この音楽の批評を「そうだね〜、いやちがうよ、こうかも。そうかな?」など話せる相手はもはや誰もいなくなってしまったが、満を持してのdavid byrneの何年ぶりやろ?リアル・soloってのは。

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変態の中身を覗いてみるなら馴染みのある音楽的イディオムが散りばめられていて。毎回それは思う。やっぱりborn in 50s だなあと思う。

一昨日届いて、本日second throughだけど今回コード感のはっきりした曲が多いな。昔Levon Helmじいちゃんが「コード感のある曲が好きだね」と言っていた。それは90sごろのinterviewで、世の中があんまりコード取れないような曲(KEYとDAWによると思われる)だらけになりつつあって、それがカッコいいというコンセンサスができつつある頃の発言だけど、born in 50s as wellなおれとしても、コード感はあった方がいいと思う。ただおれ特有の転調モードみたいなものが確かにあり、最近北村先生には見破られつつあるが、おれも曲を晒す、ということは「すっぽんぽん」なわけで、どう思われてもそこは構わんのね。詩もしかり。おれの詩は「恥ずかしくない」ので。ちょっと堅すぎる・あるいはまたアホすぎる、これも傾向であるが。

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byrneの詩も好きね。高尚なものと身近なものもmixtureが、崇高なものと手に取ろうと思えば取れるもので構成されるその詩の「態度」はおれも好き。

前の/brian eno、/st. vincentとのコラボも大変良かった。コラボレイションに関してこんなことを彼は言っている:

【オンライン音楽雑誌のPitchforkがかつて書いていたように、わたしはDoritosのバッグのためなら誰とでもコラボレーションするらしい。[1]これは褒め言葉のつもりではないだろうーーー正直、真実からかけ離れてるとも言えないが。彼らの嫌味とは逆に、コラボレーションの相手に関してはかなり選り好みしている。だが、みなさんがわたしにコラボを期待しない人々とも喜んで仕事をする。ひどいことになるリスクは取るつもりはある。なぜなら上手くいったコラボの創造上のご褒美は計り知れず大きいからだ。人生全般に渡ってずっとコラボレーションだった。】
「how music works」

あのさ、早くおれに訳させないと、アホな学者や、ちょっと名の売れたアホミュージシャンが訳しちゃうよ、「how music works」。

今回も十数人とのコラボレイションだとdbは言っていた。

「everybody' s comin' to my house,I'm never gonna be alone & they never gonnago back home」今回のleading tuneの《everybody' s comin' to my house》なのだが、すでに高校生たちがchoirだけでcoverしている映像が(かなりの完成度)アップされている。おれはdbからとst.vincentからのお手紙(メールマガジンだけど)だけは受け取っているが、最近dbは頓に活発。活動的。何かの集大成へと向かっている。そう思う。同時代ミュージシャンとしては「にいちゃん」ほどのdbだけれど、こちらの国ではtalking headsとしての知名度がすべてみたいなとこあるけれど、決してそうじゃない。その後の「脱国境音楽」を作り出してきた実験音楽家としてのdbこそが重要だとおれは思うよ。

政府がクソなら言論空間も腐臭漂うこちらの国では目の前の「カネ」にしか反応せんのはどの業界でも同じなのかも知らんが、だけどさ、非常に「珠玉・重要」なことが書かれてる。坂本龍一とかだったらきっと誰かに一部訳させて読んでると思うんだね。要は「ハイブロウ」なのね。

宝石のような著書なんbだけどね。おれはそれを知ってるんだけどなあ。

「アメリカン ユートピア」がリリースされたことだし、ね、誰か、1万部ぐらい売れるよ。dbのfanそれくらいはいるでしょうよ。学術書としての意味もあるんだから。現代ポップなんてものを学問にするなんておれはfuckだと思うがそういうズルい相対的若者学者くん(おったら殴るが)にも必読の書となる。

12CC3911-9E42-4DA5-97AD-FB242E6972DD.jpg300/360訳してんのよ。ホンマ、誰かおらんのか?









posted by 浪速のCAETANO at 12:08| 大阪 ☀| Comment(0) | David Byrne | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

曽根崎キッドの日々 45

「おい、落ちたか?」
「へい」

 曾根崎キッドは風呂から上がり、二階の部屋へと戻った。いずれさゆりが来るだろう。そのときのために右に寄って左を向いて寝ることにした。曾根崎キッドは疲れていたから、あっという間に眠りに落ち、さゆりと遊園地でジェット・コースターに乗ってる夢を見た。

「ほう、それがうまいこといったらええねえ」
 おかまの社長は部下Bに言った。 
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on the fifth day:
 曾根崎キッドは目が覚め、しばらくぼうっとし、それからさゆりの言ったことを思い出した。そして約束を思い出し、さゆりが空けていた左にいないことを知って少し落胆し、しかし、ゆうの状態もあることだし、そうは言っていたが、さゆりも疲れて、ゆうのそばにしばらくいたあげく、眠ってしまったのかもしれないと、思い直し、かえってその方がもう一度楽しめるような気がして、曾根崎キッドはある意味嬉しかった。しかし、昨夜さゆりと風呂で愛し合ったことはこれは曾根崎キッドにとってかなり歴代いい経験で、「さゆりちゃんはほんとにいいオンナかもしれない」と思い始めていた。ゆうが寝ているのなら、そばで寝ているに違いないさゆりを二階にあらためて誘ってみたいと思った。
 階下に降りていく。ゆうが寝ている部屋の襖をゆっくり開けると、ゆうがいた。さゆりはいなかった。ゆうは目を開けていた。布団の中で上を向いて目を開けていた。唇の腫れはまだ昨日のままだった。
「ゆう・・ちゃん」
「キッド?」
「どう?」
「だいじょうぶとは思うんだけど、ちょっとまだ身体は動かない」
「そう? しばらくは無理せん方がええな、きっと」
「ねえ、キッド」
「なに?」
「さゆりと寝たの?」
 曾根崎キッドはドキッとしたが、あのさゆりの喜びと自分の快感に嘘をついてもしゃあないと思った。
「うん、まあ成り行きやな」
「成り行き? そう、そうか。でもあいついいオンナだったでしょ」
 曾根崎キッドはゆうに自分の秘密をもつことが犯罪みたいな気がしてきた。こういうとき素直になるのが曾根崎キッドのかわいいとこでもあった。
「うん、かなり・・ね」
「ふーん、そう? あのねキッド、あいつを仕込んだのはあたしなのよ」(つづく)






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2018年03月16日

18きっぷ day 1

ちょっといろいろやるせなく、寝てもいなかったのだがそうだ、どっか行こうということになり、懸案事項だった「18きっぷ」はどうだ、という結論になる。

6時台に出発し、macで朝メシ、久し振り。しかもいつもは素通りの新梅田食堂街のそこ、だし、人間は状況の動物である、まさに、なのだが。87725408-5B9D-43D4-8B65-9E0F0389E144.jpg



ちょっとこれに笑いすぎて、ペースが乱れた。《 ↑ 》

誰にダメージがあり、誰がその利益を受ける、一切そこわからんが、ま、diversityだよ。


早朝の、阪急、JRともに「間違いなく仕事」の人々だらけである。痛み入る。おれは今月は「遊びorなにもせん」そんなダメ人間だが、また来月から頑張りますから今は許してね、と決してそういうことが心にはないような顔しつつ、皮を剥いだらそんなプラカードをハートに貼り付けてる、でもそれも決して表面化しないけど。

京都まで快速、タバコ吸いに出て、そこから敦賀まで新快速、そこから福井行きの各停、衝動的に鯖江で降り、バスを待つ間モーニングショーをipadで見つつ。

バスにのり、また衝動的になんちゃら公園で降り、上へと登る。鯖江の街は「うーん」そんな感じ。メガネ産業があって良かったな、と強く思う。一旦下車すると次のバスまで1:30以上ある。失敗。高校生たちに訊くとタクシーもほとんどおらん、と。しょうがないから駅までの道を教えてもらう。「30分ぐらい?」「いや、10分」街のサイズってね。

であるくんだけど、マイナー電車を発見。「福鉄」であるが、それがちょうど来た。で、福井まで行く。チン電と私鉄の間のどこかの電車。のどかな軌道をのどかに走って福井に着く。福井は鯖江よりはずっと街であるが、何かしら「寂しい方の地方都市」のニュアンスを感じる。わかものを引き留めるにはちょっと、ということね。

ソースカツ丼を食ってやろう、と思う。で吟味した後店に入るのだが、「まーうまいね、へー」そういった感想。また食うか?と聞かれればおそらく「くう」と答える。ソースが美味いのね。

ついでに越前そばも。ビールをもう一本飲むかどうかで迷ったが、寝てしまいそうだったからやめた。

まあそこからは敦賀まで戻って、そこからは湖西線で琵琶湖を見ながらうたた寝しながら帰ってきたのだが、近江今津かどこかで手に衝撃を覚え、目がさめると、手が動かない。「なんだなんだ?」と横を見るとおばちゃんが座っていて、しかもおれの手の上に座っていて、さらに平然と座っていて、えーと、手が不自由なんですけど、というか、徐々におれも一般化していくのだけれど、これひょっとして社会的に「おれが」まずい立場に陥っていく流れではないか、とふと思う。しかしおばちゃん、平然、泰然というか。

意を決して、「すいません」と言いつつ手を引っこ抜こうとすると「あ、は?、ああああ」とケツ上げてくれた。「きゃー」でなくてよかった。ケツに感覚なくなる年齢ってあんのかね?わからない。

「18きっぷ day 1」

やっぱりその日のうちに帰るとなると、「限界」があるね。寝てなかったからかも知らんが。次は南へ向かおうかと思っている。











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曽根崎キッドの日々 44

 曾根崎キッドは地下へと案内された。木造の外観や階上とは違い、地下はがっちりした造りだった。丸窓のある重そうなドアの部屋があった。何かが匂った。「秘密の匂いだ」と曾根崎キッドは思ったが、さゆりに促されるままに浴室へと案内された。
 さゆりが行ってしまってから、曾根崎キッドは湯船にどぶんとつかり、ため息をついた。湯船も浴室全体もかなり広く、それはラブホ並みだな・と曾根崎キッドは思ったのだが、やっと束の間いろんなものから解放された気分に浸ったのだった。お湯も曾根崎キッド好みのちょっとぬる目だったから、「ほえ〜」となってしまったら、ぷっと屁をこいてしまった。泡がぶくぶくとのぼってき、水面で破裂する。
「ヒトの内部と外部はまさに紙一重だな」と曾根崎キッドは思い、珍しく哲学的な気持ちになっていくのだった。それもこれも、ハードなこの一日の成せる業だった。曾根崎キッドはさらにリラックスしようと思い、タバコを取りにお湯からあがり、ドアを開けた。人の気配がしていつもの曾根崎キッドなら、警戒したかもしれないが、ゆる〜い精神状態にぬる〜いお湯・そして哲学の香り(実は勘違いで「へ」の香り)が不用意にドアを開けさせた。さゆりが立っていた。
「さゆり・・ちゃん」
 曾根崎キッドの不用意さは、さゆりの視線が曾根崎キッドの顔から下がっていき股間へ至る間も、股間を手でかくすとか・ドアを急いで閉めるとか・股で挟んで女のコになるとか、そのようなアタマがまったく働かないのだった。
「さゆりちゃん」
「も〜お、キッドぉ〜、ばか〜」
 さゆりが曾根崎キッドの股間にむしゃぶりついてきた。

 曾根崎キッドは湯船の中で放心状態だった。横にはさゆりが満足げに曾根崎キッドの胸に頭を乗せ、曾根崎キッドの乳首を爪で弄んでいた。突然獣のようになったさゆりにも驚いたが、その柔らかな身体と技術には曾根崎キッドも驚き・喜んだ。ちょっと喜びすぎて、今、アホみたいになって湯船の中で半覚醒の状態だった。いいオンナだと、さゆりのことを思った。その獣のような貪欲さも含めて。

「キッド、今晩一緒に寝ていい?」
「ゆうちゃんが寝てから?」
「うん」
「いいよ」
「先に上がってゆうさん見てくる」
「わかった。おれはもう少しつかっとくわ」
「キッド」
「なに?」
「寝ちゃだめよ」
「わかった」

 さゆりは上がっていった。曾根崎キッドは裸のさゆりの後ろ姿を見ることができたが、腰のくびれから突然の桃のような尻の盛り上がりとまっすぐ伸びた足にそそられた。曾根崎キッドひとりだけではなかった。
「おい、ええかげんにしなさい」
と、曾根崎キッドは股間に向かって言った。

 夜の風が火照った身体に気持ちよかった。さゆりはゆうの部屋に行く前に、ちょっと外へ出てみた。川を渡ってくる風が今日はさらっとしている・と思った。高めるだけ高められてからの放置による疼きはとても素敵なセックスで収まった。曾根崎キッドをほんとに愛しちゃったかも・とさゆりは思った。後ろで人の気配がして、耳元に息が吹きかけられた。さゆりはとても満たされていたし、それ以外に考えられなかったから、
「キッド?」と振り返った。その時みぞおちを不意に殴られ、息ができなくなり、意識が遠くなった。失われつつある意識は、キッドがさっき後ろから入ってきた時のことをリプレイしていた。(つづく)

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2018年03月15日

曽根崎キッドの日々 43

「ぼくにいい考えがあります」部下Bはまっすぐおかまの社長を見据えて言った。おかまの社長は、あれだけ痛い目にあわされてるにもかかわらず、またなんかしょうもないことを言うのではないか、と思った。今、わたしは怒りが炸裂しつつあるが、今こいつを使い物にならなくするのもメリットがない。パシリとか雑用とか・やらせることはなんぼでもあるのだ・と思い、期待もしないが、しかし、ヤル気をなくすのもいかがかな・と思い、「そう?」と拗ねたコドモが大好きな卵焼きを目の前にしたような、敢えてイエスともノーともとれる返事をした。

「きょうは疲れた」と曾根崎キッドは思った。なぜこんなに疲れているのか・想像はついていた。あの空白の時間。いったいおれはまた何をしでかしたのか? きっとTVをつければそれは判明するだろうが、ごめんだ・と思った。一晩寝て明日になれば事は落ち着き始めているだろう。ヒトの噂は7.5分だったじゃないか・そうだそうだ、と自分に言い聞かせていた。ゆうのことが心配ではあったが、さゆりがついていることだし、自分が出来る事もあまりなく、風呂にでもはいって寝よう・と思った。スパ・ワールドは・と思ったが、いかんいかん、今あんなとこ行ったりしたらアホだ。では、この家の風呂に入れさせてもらおう。でも・あるのかな。

「さゆりちゃん、お風呂に入りたいんだけど・・・・」
「そうですか。わかりました、準備します」
 さゆりは、いつものさゆりに戻っている・と曾根崎キッドは思った。しかし、顔を伏せたとき、さゆりの目が妖しく光ったことはもちろん曾根崎キッドは知る由もない。
「10分ほど待ってください。お呼びします」
曾根崎キッドは二階の部屋へと戻り、窓を開けた。川の向こうに高層マンションが見え、思わず最上階を見上げてみた。あいつらはまだあそこにいて画面をスクロールしているのだろうか?それとももうお開きになって、自分たちの部屋へと戻ったろうか?川面がその灯りできらきら揺れていた。その時「お風呂どうぞ」とさゆりの声が階下から聞こえた。(つづく)

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2018年03月14日

「No Future」

オウム真理教の死刑囚7人が「移送」されたらしい。

なんのためか?

おぞましすぎて言えないが、おそらくもうすぐ分かるだろう。

このタイミングかよ。スピンにしては恐ろしすぎる。彼らの罪は罪としても、政争の具として、もっと言うとおのれらの「別の罪」から目をそらすために「罪びと」の生命を使うなど、それがおぞましすぎる、と言っているのだ。

そして今、財務省、理財局、佐川に罪を被せようとLDPは必死である。完全にメインストリームから目をそらさせよう、が見え見えなのだが、報道の協力があればある程度「成功」するのだろう。

犯人集団が正義の味方のフリして、役人を裁こうとしている。これが現状ではないかな。小沢くんが言うように、役人は「忖度」では動かない。「指令・命令」でしか動かない。それが真実だろうね。

これから佐川くんの証人喚問ということになり、そして「捜査に関連することですので・・・・」「刑事訴追を受けるおそれがありますので、、、、、」でお茶を濁し、攻め手に欠くことなり、、いやな予想だがね。

そして佐川逮捕、収監で真相は闇の中、そこが狙い。

だが、海外の報道は「PMは逮捕かも、、、、」と、例えばNYTは言っている。よっぽど「どうしようもないアジアの国」に見えている。

「お前らもうG7来んなよ」と言われる日も近い。現実にreplaced by china、maybe。

佐川が証言拒否の際に、しかし誰を庇っているのかは「可視化」されるだろう。

しかし、ひどい政権であるが、この脇の甘さは「ある意味」救いだ。ツッコめるからね。本当に怖いのは「1984」のような、さらにずーっと冷たく、ずーっと、アタマが切れて、脇の甘さが微塵もない、そんな「独裁」が出現することだろうね。

PMらにたいする「学習」がそれを実現させること、これは余りに恐ろしい予測であるが、確かに「人材不足」ではあるが、PMのひどさが共通認識となった時、「、、、、、待望論」が出てくるだろうし、「No Future」をいきてる、今もこれからも。そんないやな確信みたいなものの中に囚われる。

「No Future」








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曽根崎キッドの日々 42

     部下Aと部下Bが帰って、さゆりはなんだか気が抜けてしまった。たぶん「しんせかいこんにちは」では他にビッグ・ニュースがなけりゃあの映像がヘヴィ・ローテーションのはずだし、でも、あの絵は見たくなかったし、曾根崎キッドにも見て欲しくなかった。
さゆりは「あ」と思い出し、曾根崎キッドには悟られないように地下室へ行った。重たいドアを開けると、あの女のコはもういなかった。ただ洗濯棒・バイブ付きが転がっていて、さゆりは「いや〜ん」と声を上げた。

「今回もだいぶイっとるなー。衝撃的」
「カズさんもえらいもん送り込んできよったなぁ」
「あの人が好きそうな人材ではあるわね、たしかに。それよりゆうちゃんが心配」
「安本のやつらなあ」
「そやけど昼間の話やったら、あれ、今日泊まりよる言うとったしな。今日はもう心配いらんわ」
「うたまろさん、店だいじょうぶなの?」
「今日はヒマと見た。バイトのコたちだけでイケるやろ。それより、今夜またなんか起きそうやな」
「あたしもそんな気がするのよ。ゆうちゃんがあんな目に遭うなんて、安本たちちょっと本気だと思う、今回は」
「そうなったら、あっちの社長もだまってないで」
「正面衝突はあかんな。そやけどあのにいちゃん、読めんからなあ」


「あのハゲとズラぁ、ナメた真似しくさってぇ」
部下Aと部下Bは事務所に戻った時、おかまの社長がそんなことを言うだろう、と予想していた。ところが、
「あんたら、ごくろうやったな。ゆうはどうなん?」と、きた。
「唇がだいぶ腫れとったみたいですけど、大事ではないみたいです」と部下Aが答えた。
「そう、よかったぁ」
意外な言葉に部下Aは「カックン」となったが、部下Bは表情を変えなかった。
「あんた、なんやのん」
「い・いえ、なんもないです」と部下Aは取り繕った。
「しかし、そのう、こんな、やられっぱなしではいかんのでは」
部下Bは部下Aがそういうのを表情を変えずに聴いていた。
「あたりまえやないの」社長の表情が変わった。
「やっぱり!!!」と部下Bは思った。
「あたりまえやないの。あんたら、そやけどなんかええ考えあんの? ただやられたからおんなじようにやり返すでは意味ないんやで。どうせやるんやったら、あいつら二度と立ち直られへんぐらいのダメージ与えたらな。わたしが怒ってないみたいに見えたとしたら、大間違いや。はらわた煮えくり返ってるんやでぇ。売られた喧嘩は買わなあかんけどやな、勝つ喧嘩しか意味はないんや。ほんま・はらわた煮えくり返っとんねんけど。わたしのかわいいゆうをやなぁ、あのきれいな顔をぼこぼこにしよってんで、あいつら。わたしが怒ってないわけないやん。ほんま・はらわた煮えくり返っとんねんでぇ。あんの、ハゲとハゲぇ、ナメた真似しくさってえ!!!」
「あ・ハゲとハゲね。なるほど」と部下Bは思った。
「あの・社長、ぼくにいい考えがあります」
おかまの社長と部下Aは驚いて部下Bを見た。(つづく)

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2018年03月13日

官僚たちの抵抗

今回の公文書改竄は「日本書紀」のことを想起させる。

多くの方には「は?」だろうけれど。

白村江の戦いに惨敗し、時の天子・サチヤマが唐の捕虜となり、唐・新羅連合軍に「占領」された九州王朝(倭国)の大皇弟であった大海人(天武)が、倭国には応援を約束しておきながらそれは見送り、消耗すること一切なく、どさくさに紛れて九州から遠く安全な近江に都を作った天智〜弘文(大友皇子と言われているが即位してる)ラインに対する、正統の側からの皇位の奪還が「壬申の乱672」なのであって、天武として即位した後に、倭国とは「異なる政権」であることの(唐向けの)証明として近畿王朝の「歴史」を編纂を命じたものが「古事記」でもあり「日本書紀」でもあるのだけど、古事記の場合には九州王朝の傍流であった近畿の大王の歴史の中で共通の神話・説話(出雲〜九州王朝のそれら)プラス近畿独自の「牧歌的歴史」の混淆したものであったのだが「封印」される。古事記は「たまたま」発見されたものである。しかもそれは江戸時代のこと。それに古事記は712にできたもの。割と時間かかっていない。

通説では天武は天智の弟ということになってるが、当然それはウソで、天武のほうが「年上」。天武は九州の天子の血を引く、超高貴な出。だからか、天智は天武に自分の娘を2人嫁がせている。太田皇女と讚良(持統)である。で、それにひきかえ天智といえば、、、、、。九州から派遣された百済系の財務官僚・蘇我氏による律令制移行への反乱がいわゆる645の大化の改新(単なるクーデター)なのであって、それは言葉の使い方間違ってて、そもそも大化の改新とは《明治維新》という言葉の成立のために「明治政府によって」創り出された言葉であることはよいこのみんなは知っとかなあかん。今の言葉で言うなら「抵抗勢力」だったわけ。中大兄皇子も藤原鎌足もね。藤原は「馬の骨」なのよ。645のことだから昔からその言葉はあり、事実もあり、なんて理解が100000000人ほどだと思うけどさ、何遍でもいうけど。

さて、古事記が封印された理由は明らかで、天武の近畿王朝になってから二代目か三代目の元明の時(天武の嫁の持統の即位は?だから)、武器・書物を持って日本中を逃げ回る九州王朝のかなり位の高い人々に対して「今、降伏したら許してあげるよ〜」という御触れを3度に渡って出している。元明は「奈良遷都」を敢行した天皇(詳しく言うと天武・持統の子である草壁皇子(病死)のヨメ)である。遷都は710。そこで手に入ったものは武器の他に九州王朝の「見事な歴史書」があったのね。そこには「煌びやかな」九州王朝の、その部分は近畿の豪族の一部も共有していた、アマテラスの命を受け、壱岐から天孫降臨(@博多)した後の短い間の歴史だけではなく、近畿の王朝が知りもしなかった九州王朝の栄光の歴史がつぶさに書かれた正史の書があった。その書物名を「日本旧記」「日本世記」という。

そこには歴代中国王朝も知らない歴史が描かれていた。で、それを「拝借」という方針が決まった。古事記では「不十分」ということになった。で封印。だけど、近畿には次の歴史書のための大した書き手はいないわけ。では誰が書けと命じられたか。

九州の歴史・文字官僚しかそんなことはできない。でね、意に反してそういうことをやらされる。わかりやすいところで言うなら景行天皇の九州征伐の話。それは九州王朝の初期の英雄の九州全土の討伐の「主語の書き換え」だし、もちょっとわかりやすいのは神功皇后(応神の母)だが、彼女が行ったことは「卑弥呼(ヒミカ、ね)」と「倭与」の二人がやったことが振り当てられている。時代がだからむちゃくちゃ。さらにちょっと「豪傑過ぎる」のね。お○んこに岩を当てて、応神産むのを「我慢」し、新羅征伐を敢行した、とかさ。つまり「魏志倭人伝」を盗用してるんだけど、それを読んでたのは近畿の人間か九州の官僚か、となればおそらくクソど田舎の近畿にはそんな「インテリ」おらんやろ。ということになる。

そのとき初めて知って、強要したであろうことは察しがつくよね。

で、辛かったと思うよ。九州王朝の栄光の歴史を全部パクられるわけだからね。

古事記になくて日本書紀にある事柄「すべてウソ」である、でいい。

しかし、ギリギリの「抵抗」が見受けられるのね。日本書紀には「不思議な書きよう、が頻出する。「一書に曰く」という文言なのだが、要するに原典を明らかにしていない。そりゃそうよね。それは九州王朝の史書なのだから。そこが主語の置き換え、差し替えの部分なのだけど、かなり多い。そんな中、ほんの僅かな箇所で人目を盗むかのように「日本旧記に曰く」とある。「やったね、九州の!」

そこに彼らの意地がみえる。日本書紀の完成は720年である。今からちょうど1300年前。「日本書紀1300周年」なんてことを言うようなヤツがいたら一切信用しないほうがいいよ、そいつのこと。

今回の近財の「元の文書」での官僚たちの、まあ「責任を負いたくないとか保身」の意味もあるだろうけれど、物事の推移を「できるだけ正しく」「ありのままに」残そうという意味では相似だなあ、と思ったのね。

正しくないことが進行する上での「とりあえずの抵抗」。その、とりあえずに、整合性が欠いていても、欠いていればこそ、後々、真実が暴露される可能性を残す、ということね。「小さいが爆弾」。

新日本国の正史は天武の当初の思惑とは異なり(死んじゃったからね)、持統に取り入った藤原不比等が「藤原氏」のための(それは信仰・禊・祓という形而上学的なるものも込みの)正史と成ってしまった。九州王朝の匂いはできる限り封印された。それは8世紀の日本を見てみたらよくわかる。天武の子・高市天皇が高市皇子であったり、長屋親王が長屋王であったり。わかりやすいね。天武的なもの(まあ血だが)をいかに薄めるか、に全精力を投入したことがよくわかるのね。右翼の原点、こんなにお粗末なものなんですが。


セメント屋の人G20には欠席するらしいから、そこで辞任だろうね。もう一つ上まで行くにはどうしたらいいんだろう?みんな、「誰が」はわかってるのにね。支持率の急激な低下かな、まずは。






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曽根崎キッドの日々 41

    部下Bがクルマでやって来た。
「はい、5分20秒ジャスト」
    
    部下A・Bが前に乗り、ゆうを挟んでさゆりと曾根崎キッドが後部座席に乗った。三人がゆっくりと座れた。山王方面へと向かい、すぐに飛田の入り口の門のところまで来た。さゆりが、ゆうの背中から手を回して曾根崎キッドの首筋を触っていた。曾根崎キッドはその意味はわかったが理由がわからなかった。

    家に着くと、部下Aと曾根崎キッドはゆうを抱きかかえ、さゆりは先回りして一階の部屋に布団を敷いた。鼻血以外に外傷はなかったが、唇が青く腫れ上がっているのがさゆりには痛々しかった。

    部下Bは地下室へと急いだ。なんとか部下Aにバレずに、シーメールの女を事務所に戻さなければならない。部屋には、女がソファで横になり寝息を立てていた。床には洗濯棒が転がっていて、なんと、その先端にバイブがガムテープでくっつけられていた。「なんのために?」と思ったが、今はそれどころではない。女を抱っこしてエレヴェーターではなく階段を上ると裏口に出る。そこにクルマをバックで停めておいた。トランクを開けると、おんなをその中に抱えて押し込んだ。そして何喰わぬ顔で玄関から家の中へと入り、ビデオの部屋を調べに行ったが、ビデオを収録していた形跡はなかった。部下Bは胸をなでおろし、だが何喰わぬ顔で運転席へと座って部下Aが出てくるのを待った。

「あのコは、女やんな?」
「間違いないでしょ。あのイキ方だもん」
「どうしたらええかな? あのコと遊ぶの」
「ルートはないわね。それ系のコじゃないでしょ」
「金積んでもあかんかな? 」
「そっちは女のコは売らないでしょ。そうね。でも・・安本なら金さえつめばなんとかするかもね」
「だいぶ、イライラしてるみたいやしな」
「そうそう。安本ルートから調達できるかもね。オーダーしてみようか」
「けっこう乗り気やな。ひょっとして? 」
「ああいう、ケナゲなコ、そそるのよ」(つづく)

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2018年03月12日

なるほどね、呆れる

なるほどね。

改竄はPMの「あの」発言後に始まったということね。官僚がそういうこと、思いつきもしないし、ましてや実行もしない。その後の整合性にひどく矛盾を持ってしまうからね。

しかし、こんなにわかりやすかったとは。Osaka mayorも逃げ隠れし始めた。そこ、そしてPMたちの背後のJ Conferenceとの「密接」な関係も、誰でも知るようなところとなればいいな、と思うのだ。

さあ、PM、逃げ切れるだろうか?アタマの弱いuyokun,uyotyan以外からはこれから「白い目」で見られそうである。もっと根性入った右翼のおっちゃんたちも「それはあかんやろ」そんな空気。1日延命すれば、こちらの国の崩壊ではなく「消滅」だね、が1ヶ月早まる。もうギリギリではないか。あとの尻拭いは大変だよ。2020まではとてもじゃないが、無理。逆に言えばそういうことになればおれたちは「世界の笑い者」である。

そして会計検査院も「中立」ではなかったなんてね。
もう国でさえないのかも知らんね。さすが「進んでる」。nation stateの崩壊を先んじて実行してる。

もっとも茶番なのは、「犯人」が正義の味方のふりをしてるところ。佐川もスケープゴートということになるかなあ。改竄前後を見比べれば、「消えた名前」の人間を庇うって「誰が見ても分かる」んだけどね。今、まさに国が崩れていってる現場におれたちはいるんだね。

佐川は前川氏にはなれんだろうから「全部ゲロって」検察に身柄保護を願い出るのがいいと思う。

そして見事なトカゲの尻尾切りが行われてるのだけど、アタマに近くなるほど安全とはいえ、トカゲの脳は5ccぐらいしかない。






posted by 浪速のCAETANO at 19:10| 大阪 | Comment(0) | その嘘・ホント? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

曽根崎キッドの日々 40

「お・おーっとぅ、曾根崎キッド・・・・ごきげんいかが?」と部下A。
「ごきげん悪いで。会うのは二回目・・・かな。多分」と曾根崎キッド。
「・・36、37、38。5分38秒きっかり」と部下B。
「クルマ回して、急いで」とさゆり。
「だいじょうぶ、歩けるから」とゆう。
「いや、ミファソがいやなら、クルマやな」と曾根崎キッド。
「ミファソはあかんわー」と部下A。
「ミファソ・・そうねえ」とさゆり。
「クルマお前回して来いよ」と部下A。
「社長のベンツなら今日空いてるはずですが」と部下B。
「頼むわ」と部下A。
「これからなら5分12秒から5分28秒のレンジでここまで回せます」と部下B。
「はよいってこい」と部下A。
「あの人、あんな人でした?」とさゆり。
「やっぱ、そう思う? なんか変やねん、さっきから」と部下A。
「こんだけメンツが揃ったんなら、おれはもうええかな」と曾根崎キッド。
「え・そんなこと言わないで」とさゆり。
「こわいから一緒に帰って」とさゆり。
「おれらも事務所戻らなあかんから、そうしたってよ」と部下A。
「わかった」と曾根崎キッド。
その頃、川の上での曾根崎キッドが「しんせかいこんにちは」のトップ・ニュースとなっていた。

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2018年03月11日

大震災の日に

「早くて2041年」福島第一の溶けおちて形成された燃料デブリの除去の最大楽観的な工程予定である。ただ不確定要素が多すぎて、その楽観性は「アホちゃう」ほどの楽観に思える。

楽観的な費用は70兆円だという。廃炉にかかるコスト。

フーッとなるな。気が遠くなる。さらにそっち方面関わりたいと思う若者がいない。大学でも超不人気。

再稼働も始まっている。原発を「輸出」しようともしてる。おのれのケツの拭き方も「?」なのにである。なのに「なんかあったらその処理にかかるお金うちが持つからね」そんな契約付き。

目の前の金のために未来を売る。

バカTVのトーンとは180度異なって、こちらの国は「ちっとも」尊敬されちゃいないんだよね。ガイジンはもう少し「論理的」よ。政治・経済・社会の「不祥事」ほぼ全て報道されてます。おれたちより詳しいかもしらんね。忖度も空気も彼らには「関係ない」わけだから。そう考えるのが正しかろうね。

本日の朝日新聞・折々のことばに「世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう」というレヴィ=ストロースの「悲しき熱帯」からのものが載っていた。

地球46億年の歴史をちょっとでも見てみたら(考えてみたら)そんなことは「あったりまえ」なのだが、おそらくそういうことを「意識」している人間はこちらの国には1万人もいないのではないか。

46億年を46歳の人間に喩えてみるなら恐竜の出現と滅亡も45歳の誕生日後である。そのときおれたちの祖先は恐竜のエサであったし、その恐竜の卵を盗んで食うというかっこ悪くもマイナーな存在だった。

ただ、その環境に最大限適応してなかったことが、次の時代を担う、その逆説をおれたちの祖先は実際に体現してきたのだ。そんなものなのよ。

でね、人類は45歳と11ヶ月と27日目ぐらいに出現するのね。大掃除ちょい前のタイミング。でそんときの人類といってもサルに毛生えた(というか抜けたと言うか)、そんな存在なわけよ。

あのさ、その時間を俯瞰してみたらレヴィ=ストロースでさえもアホに見えてくるでしょう。

五億年に一度大陸は一つになり、その際にはほとんどの生物は絶滅する。おれたちはアホゆえ、つまり想像力の欠如ゆえ、そしてその寿命の「短さ」ゆえに、なんかたのしく生きれてる、という「あ〜あ」な事実がある、ということですね。

どんなに賢くても「アホの一種」である、でいいんじゃないか。その程度のものである、でいいんじゃないか。これは「反知性主義」とはまた違うことね。

少なくとも他の生物は「母」であるgaia=terra=地球に対して人間のするようなことはしない。そんな意識さえもない。

震災の日に、「どエラい」ことをしでかしたにもかかわらず、その処理も出来ず、反省さえもあるように見えないおれたちはやはり罰を受ける必要もあるのではないのか。そしてそれは環境を共有しているからこその「連帯責任」だと思うのだ。

思い上がらん方がええよ、みなさん。







posted by 浪速のCAETANO at 11:38| 大阪 | Comment(0) | その嘘・ホント? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

曽根崎キッドの日々 39

    部下Bは、さゆりからビデオを回していることを告げられ萎えていた。ものすごくプライヴェートに楽しみたかったのに、「演技」をしなくちゃいけなくなったのだ。解放感は急激にしぼみ、一気に楽しくなくなった。シーメールの女は無理な体勢の中、肩で息をしていたから、縛めを解いてソファの上に座らせた。ビデオが回っている以上、何かしないと、また社長に何をされるかわからない。しかし部下Bは萎え切っていた。女を自分の股の間に跪かせて、しゃぶらせてみたが、みょうにいろんなことを考えてしまって勃起しないのだ。部下Bは生まれて初めてそんな経験をした。ほんのすこしだけ偏差値が上がったかもしれなかった。そのとき、携帯が鳴った。部下Aからだった。

「  ゆうちゃんが安本らにやられた。おまえどこにおる?」部下Bは答えに困った。このことは部下Aにも内緒にしてあった。とっさに口が勝手に喋った。

「おれ、いま、火星です」
部下Aは部下Bのアホさは短いつきあいながら充分にわかってはいたが、これには「ん?」だった。
「はぁ?なんて?」
「いや、その、水・金・地・火・木の火星です」
「はぁ?それどこの店や?」
「いや、その、ずっと上の方・・・」
「上って北いう意味か?」
「いや、あのぅ、火星、かせぃ、か・仮性包茎です、ぼくもあなたも」
「ちょーまてよ、なに言うとんねん。なんでおれが関係あんねん、ほっとけや、仮におれがそーでもやで」
「やっぱ、そーすか」
「ち・ちがうって」
「ほんまですかぁ?」

    こいつ、どないしてん?今まで、「へい」とか「はぁ?」とか、言われたことに反応するだけやったのに。なんや、会話しとる。しかも会話の主導権握っとる。なんでや・急に・と部下Aは不思議に思った。部下Bの偏差値は本当に上がっていたようだ。

「その件はまたいずれ、社員旅行のときにでも。それより、ゆうちゃんや。だるま本店の路地や、すぐ来いよ」
「ぼくの走力なら5分38秒で行けると思います。では現地で」

「なんでや?」部下Aは電話を切ってから「どうも解せん」と思ったが、自分も現場へと向かった。向かいながらも「走力て?5分38秒?」とぶつぶつ言いながら首を傾げた。「水金地火木てぇ・・・・・・・・・・・・?」

    そこには足を投げ出して座り込んだゆうと、数日前に部下A・Bが拉致したあの男が傍に立っていた。(つづく)


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2018年03月10日

目に見えて崩れていく

大きなニュースがなんぼでも、な日だったねえ、昨日は。

近財の職員の自殺(?)の報から始まり、佐川の辞任。ぶら下がりでは相変わらず、だった。まあこちらの国のリーマン記者、チョロいな。

セメント屋も。なーんか他人事感満載の。言うてること矛盾だらけなのに、ここでもツッコミ・マイルド。腰が引けてる。政治家じゃないとやはり無理なのかなあ。

ただこれで死人は二人。大問題であるはずなのに、そうではない空気を振りまくPMに物申せないことが更にもう一人・二人、そんな可能性もあるのでは。opposite partiesはもうとことんやらなきゃ。有権者に嫌われるかも、とか空気読まなくていいから。国会で、国政調査権でやる。国会は「国権の最高機関」であることをPMとかセメント屋に教えつつ、「イナシの場」ほどにしか考えとらんからね。物事は確実に進む、と思うけれども、さて「どこまで」、注視してる。


bigger news。米朝会談。完全にこちらの国の政府だけが蚊帳の外、ハシゴ外される。「孤立」が当たっているだろう。愚かなPMをもつ、ということはほんとに「危険」だね。

「半島の平和と安全」president 文からの言葉だが、PMからはこれの真逆の言葉しか出てこなかったこと、覚えておくべきかも。おまけに、それを「戦時化」に利用する、そんなdirtyな手法を取った。土管に隠れさせられたおばあさんや机の下に潜らさせられた小学生。滑稽な絵を見せられた。恐怖を煽る→戦時下もどき→目を背けさせる、はずだったのだが「佐川辞任」である。

全部繋がっている。これまではalternativeの存在を感じさせないことを目的にしていたんだね。内政デタラメ、外交無能。PMしか、、、という人多いんだが、PM以外なら誰でも、おれはそう思う。民主党政権では国や人の生活は壊されなかったがPMになって壊されつつある。いやいや壊された。憲法を皇室をここまで蹂躙したことってないと思う。まだもっとある。多方面同時多発崩壊であるから。アホノミクスも同等にヤバい。

おれは思うに部下の死に冷たかった佐川の命、危ないような気がするな、まだ。地検の捜査対象でしょう。いや、危ないと思う。








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曽根崎キッドの日々 38


    曾根崎キッドが、そこ、であると思った「だるま」から入った路地に、ゆうは倒れていた。鼻から血を流し、口のまわりは青く腫れていた。
「ゆうちゃん・ゆうちゃん」
「キッド・・・・」
「だいじょうぶ?」
「見てわかんない?」
「とにかく手当しないとあかんな」
飛田のあの家まではけっこう距離があるが「ミファソ」なら近い。
「近くに知ってるとこあるから、そこへ行こう」
「ひょっとして、それ、ミファソ?」
「そうやけど」
「そこはだめ。帰る」
「そんなこというても、今のおれはきみをおぶってあそこまで帰れないわ」
「さゆりを呼んで」
「いや、それもいいけど、ミファソで手当しようよ」
「ぜったいいや」
「なんでなん?」
「いやなの」
「ええやん」
「いやっていったらいやなの」
「なんでなん?」
「ノーリーズン」
    押し問答の中、ゆうがやっと自分を出し始めて、曾根崎キッドはなんだか嬉しいような気持ちを感じていた。
「わかった。じゃあ電話するから番号教えてよ」
    ゆうは黙って携帯を取り出した。曾根崎キッドの手に渡った時、すでに呼び出し音がなっていた。しかしなかなかさゆりは出なかった。しかし、ゆうがミファソを拒絶する以上かけつづけるしかなかった。なんで出ないのだ・と曾根崎キッドは少しイライラいたが、それが自分のせいだとは夢にも思っていないのだった。4度目のコールでやっとさゆりが出た。
「あぁ〜ん、キッドね」
    さゆりは洗濯棒に曾根崎キッドを感じた余韻からはまだ醒めていなかった。
「もしもし、さゆりちゃん、ゆうちゃんが・・・・・」
「ゆうさんはもういいの。それよりキッドぉぅ〜」
「どうした、さゆりちゃん、よくないねん、ゆうちゃんがたいへんやねん」
「ゆうさんがどうしたのよ〜。あたしの方がたいへんだったのよ〜。もうばか〜、キッド〜」
    あんな清楚を絵に描いたようなさゆりが、なんでこんなんなんだろう、と曾根崎キッドは思ったが、ん?待てよ、自分はさっきあの高層マンションに連れて行かれたはずなのに、なぜここにいるんだろう・わからないわからない。え・すると・ひょっとすると・この記憶の空白は、ひょっとしてまた、あんなんなっちゃったのか?TV画面の自分の映像が甦ってきた。自分としては「とうてい受け入れられなかった」あんなことになっていなければいいが・・・。そして、さゆりのこの豹変は一体なんなのだ?
    しかし、今はそれ「ちょっとおいといてー」すべきだ。
「いや、あのね、ゆうちゃんが安本やったっけ、あいつらにやられてん。だからさゆりちゃんの助けが要るねん。至急来て欲しいねん」
「えっ。そうなんですか。どこにいるの?」
「だるまんとこの路地やねん。本店の方」
「ゆうさん、だいじょうぶなの。ひどく殴られたの?」
「うん、まあね。だからすぐに来て」
「救急箱持って行くわ」
「そう。急いでね」
「わかりました。すぐ行きます」
    
    やれやれなんだけども、しかし、この状況、自分一人で対応してていいのだろうか? ゆうは厭がっているが、新世界キッドのおじいさんや吉沢さつきに知らせた方がいいのではないか。安本たちは新世界キッドに因縁をつけた。そして、ゆうを殴った。ということは「敵の敵は味方」ということはないのだろうか? 利害関係はそう単純でもなさそうだが、ゆうの拒絶を見ていると。

    曽根崎
キッドは、カメラの存在を思い出した。この瞬間も・・・・。しかしここは暗く赤外線カメラだった。念のため、曾根崎キッドはカメラに映ったゆうたちの角度を思い出して少し反対側に立ち位置を変えた。ただし、この様子はさほど人の関心は惹かないだろう。
しばらくしてさゆりがやってきた。(つづく)

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2018年03月09日

漂泊の思い

府立高校入試まであと3日。「どっか行く〜」はまだ出来ない。終わった感はあるのだが、もう少し拘束の日々。

先日、あれはBSなのかな、岩手の温泉、しかも花巻というから録画していてこないだたまたま見たら、おお、おれの定宿そしておれのルートをそのまんま「なぞっていた」。

混浴二つを含む7温泉というか7風呂というか、もうあそこ行ったあとでは、有馬だの下呂だのそんなチャラけた温泉が安モンの銭湯に思えてくるほどのストロング・スタイルであった。温泉の原点だね。

その時のことは当blogの201何年かのこの季節に長文で書いてますので、ヒマな方のみまた探していただければ。長いよ。

イザベラ・バードとともに宮沢賢治を求めて行った初めての東北だったから1年目は余計に高ぶるものがあった。もうすこし足を伸ばせば三沢に寺山をも、、、ということになったのだが、まあそれはまたゆっくり。

横殴りの雪がガンガン降る中をチャリンコ漕いで、賢治博物館へ向かって、帰ったあの日、辛かったが深く心に刻み込まれている。

あの時は仙台からけんじライナーで花巻へと向かった。仙台のスーパーで食材を買い込んで大沢温泉で長逗留したのだった。混浴の露天の気持ち良かったこと。まさに「ニッポン・すっぽんぽん」だった。

半身浴で下はあったかく、雪が降ってきて、背中がその粒によってピリピリする、そんなコントラスト。

ちょうど春場所がやってて、東北で大阪の相撲を見るのが不思議な気がしたし、震災直後だったから、よく余震が来てた。大沢温泉の木造家屋、かなり揺れました。本を読んでPCに向かい、で露天、酒を飲んで大相撲を見て、おこたで昼寝、で混浴、完全にふやけてしまって大阪帰ってきた後、顔が一週間ほど「戻らなかった」ことを覚えてる。それほど「ゆるむ」。

自炊が面倒な時も「やはぎ」があり、そこの十割蕎麦に「ひっつみ」ね。その滋味、忘れられない。

遠野まで足を伸ばせばそこは文化人類学の世界。柳田國男の遠野ね。

どこへ移動しても、圧倒的な雪の量。西日本人のおれには驚きだった。

また行きたくなっている。






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曽根崎キッドの日々 37

    さゆりは「もうイク」と思った。「キッド・だめだわ、ごめんなさい」と見上げた。「ん?」

    唸り声が聞こえた。よく聴いてみるとその唸り声は「上」から聞こえてくる。

    唸っていたのは曾根崎キッドだった。「ガルルルル・ガルルルル」と唸りながらバイブに噛み付こうとしていた。洗濯棒の揺れによる刺激は曾根崎キッドがバイブに噛み付こうとして失敗していたからだった。曾根崎キッドは今、足のばたばたも止め、てらてら濡れているバイブの先端に集中し、噛み付こうとし、そして何度も失敗していた。
「ああーん、キッドったらぁ」

    さゆりはキッドがバイブに当たる度にちいさくエクスタシーを感じ、そしてやっぱりそれは少しずつ大きな波になろうとしていた。もう股間はびしょびしょで、視点も定まらなくなりつつあった。つん・つん・つんという刺激も意地悪で、さゆりはもう狂いそうだった。もう何もかもどうでもよくなってこの洗濯棒に股間をこすりつけたかった。もうこすりつけようと思った。

    そのとき股間に100万ボルトが走り、それは全身に広がっていった。さゆりは後ろ向きに倒れていった。倒れる時に見たものは、バイブの先端にかぶりつき、その動きに同調して首を回しながらさゆりの真上を飛んでいく異形の人物の姿だった。そのすべての動きはスローモーションのようで、さゆりは100万ボルトが痙攣に変わりながら、意識を失っていった。意識を失う寸前に思ったことは、「あのバイブ・女の子のアナルに入ってたなあ」ということだった。(つづく)

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2018年03月08日

perfume geniousを聴きながら

今週は雨だったり、まだひんやりしたりみたいだが、来週からは来るね、あったかいね。啓蟄過ぎれば毎年のことながら「名実ともにPrimavera」。

「Perfume Genious」を聴きながら。不思議な気持ちになる音楽だ。最近favorite。
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「ほら、見てよ、殺人が、、」@lookout lookout

「彼はぼくにJoy Divisionのテープを作ってくれたんだよ。自分の中に失われた部分があるって言ってた。ぼくが16の時、ビルから飛び降りたんだ。行く準備が出来てることはわかってた。きみのための場が上のあそこや下のそこにあればいいな」@mr peterson

楽器はほぼピアノ。歌ってることはほぼ個人的な事柄。そのマナーも込みで。いやー不思議。賛美歌のようでもある、brandnewな。
posted by 浪速のCAETANO at 14:47| 大阪 ☔| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

曽根崎キッドの日々 36

    さゆりは一階に戻り、ビニールテープを取り出し、外へ出た。見上げると相変わらずの人物が相変わらずの動きをしている。

「キッド、待っててね、あたしが助けてあげるからね」
さゆりは夢中でバイブの根元を洗濯棒の先端にビニールテープでぐるぐるに巻き付け、先ほどと同じく棒を股にはさんで体重をかけた。棒の先端に取り付けられたバイブはぐいぃっと立ち上がった。「はぁぁぁっ」とさゆりからも声が漏れた。曾根崎キッドの視界に入るためには一番高いとこで固定しなければならない。股間がとても悩ましいが、腰をふんばって支点の少し先を手で支えると、バイブの先端は曾根崎キッドの目の高さにまであがった。「もう少しよ」

    曾根崎キッドの目の前でバイブがういぃぃんういぃぃんと動いていた。しかし、曾根崎キッドは反応しなかった。さゆりは「カジキマグロ釣り」をやる人の気持ちがわかった気がした。

    一分ほど経っただろうか。曾根崎キッドの、どこを見ているか分からない目がバイブの規則的な動きに反応したかのように見えた。さゆりは自分の股間がやや湿気を帯びてきていることを自覚していた。「でも反応してる」さゆりは股間の「濡れ」がこの行為の成功を占うものだ、というように考え直した。バイブの振動もその長い洗濯棒を通して微かに伝わってきている、と思った。

    見上げると、明らかに状況は変化していた。曾根崎キッドの顔がバイブの動きに連動しつつあった。「もう少しよ」

    曾根崎キッドの顔の動きはその波動が完全にバイブと同調していた。「がんばれ・さゆり」さゆりの股間はもうぬるぬるになっていた。そのとき曾根崎キッドの顔の動きがぴたっと止まった。さゆりは「ええっ」と声が漏れ、腰が落ち、洗濯棒を股間で少し後ろに滑ってしまった。びびっ、と身体に電気が走り、腰が抜けるかと思ったがふんばった。洗濯棒が揺れ始めた。さゆりは自分のチカラが抜けたために洗濯棒が揺れ始めたのだと思い、目を瞑ってもう一度、腕と腰にチカラを入れ直し、曾根崎キッドの顔の前で固定すべく、もう一度腰を落とし、腕にチカラを入れた。しかし、どんなにがんばっても洗濯棒の揺れは止まらない。そろそろさゆりの腰も腕もそして股間も限界に近づいていた。「ガルルルルル」「ガルルルルル」という大型犬の唸り声のような音が聞こえてきたが、「もうこんなときに犬なんて散歩させないでよ」と腹立たしく思った。洗濯棒の揺れは続き、さゆりは腕や腰の筋肉も限界だったが、股間がやばかった。イキそうだったのだ。(つづく)


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2018年03月07日

ちょっと定住

河内国分の大学のセッション3daysが無事(まあ一応)終わり、今年度の大学授業はこれでおしまい。また来年度、どこの大学に行かされるのか、楽しみである。一つは決まってるけれど、ここと、そこと、あそこもね、というのが恒例だから。so called 「大学ジプシー」。

今回の子たち、ほんとにいい子たちだった。まだ1・2回生だし、今後うまくいけばいいな、とほんと心から思うね。また、何度も呼んでくれよ、大学〜、など思ったりする。

今日はまだ塾があったにもかかわらず、そっちの「お疲れ〜!」が必要だったゆえ、上六で降り、近鉄で晩メシをあれこれ買い、これで帰る、は普通なんだけど、ちょっとだけよ〜、ハイハイタウンに吸い込まれる。いやホントに「吸い込まれた」。いや本日の昼酒はまことに旨かったんだね。

さてAnniversarioも終わって別人初日。初日は昨日か、ひょっとして。北村先生に熱弁していたな。今回は3枚組しかないなあ、と。岸がfacetimeで参加してたのが可笑しかった。

間接的・直接的に(snsや店で)お祝いをいただいて、それが儀礼だったとしても悪いことじゃないね。そう思う。anniversario時は抵抗力(身体的・社会的両方の)が落ちるからみなさんから「わーわー」言われることで邪気を祓うことになる。

毎日、誰かのBDなのよね。実感する。

さて、これからしばらくは録音とライヴの準備とライヴ。

「遊びをせむとて生まれけむ」



posted by 浪速のCAETANO at 20:53| 大阪 ☁| Comment(0) | その嘘・ホント? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

曽根崎キッドの日々 35

    部下Bは、両足首と両肘をテーブルの足に固定され足を大きく開かされ尻を高く上げさせられ顎をテーブルの淵にかけたシーメールの女の髪の毛を掴み顔を上げさせその喉を犯していた。部下Bの目に見える高い位置にあるシーメールの尻から急な角度で落ちている背中への反った線とその尻の間に埋め込まれている特別に長いバイブの動きがシーメールの女の悲しさを物語っていた。しかし、女はこうやるのが一番ええな・と部下Bは自分の興奮から思った。さゆりが持ってきた寿司と酒は半分ほど残っている。空調の効いたこの部屋で朝までゆっくりこの女をいたぶるつもりだった。部下Bは一日に一体何度射精ができるのか、試してみたかった。ゆうの言う通りアタマが小学生並みのこの部下Bは精力だけはどこまでもあった。「きんたま三人前」というのは、ゆうの言葉ではなく、実は部下Bが「履歴書の特技欄」に書いてきたのだった。
部下Bは女の喉奥深く突き立て、女の後頭部を抱えていた。女は息ができず抵抗していたがおとなしくなったので抜いた。「げほっげほっ」と女が咳き込むのをにやにやしながら見ながら酒を飲んだ。部下Bはまだ一度も射精していない。こういう場合、部下Bは一回目の射精にできるだけ時間をかける主義だった。本能的に自分の快感には知恵が働いた。女の咳が治まりかけると、女の鼻をつまんで口を開けさせた。
そのときドアを激しく叩く音がした。ゆうかさゆりに違いなかった。部下Bはゆうは少し苦手だったが、さゆりは好みだった。酒も入っていたこともあり、下はすっぽんぽんだったが、そのままドアのロックを外しドアを開けた。
「へへへへ、さゆりちゃん」
さゆりは部下Bが真っ赤な顔で、大変締まりのない顔で現れるだろうな、と予想はしていたが、その締まりのなさは予想以上だった。「ほんまもんのアホとはこういう姿をしているのだろう」と思った。しかも下すっぽんぽんで勃起までして、しかもそいつは脈打っていた。最低の生き物だった。
しかし、そんなことはどうでもいいのだった。
「お取り込み及びお楽しみのところすいませんが」
「ん? なに?」さゆりの切羽詰まった様子に部下Bは少し平常心がもたげてきた。それと反比例して、勃起の角度がやや下がった。
「あれを貸して」
さゆりは女の背後に駆け寄ると、女の肛門に深々とめりこんでいるバイブを掴むとゆっくりとそれを抜いた。女の口から「はぁぁ」と声にならない声が漏れた。バイブが抜けた跡はぱっくりと穴が開いていた。
「ちょっと借ります」
ドアを開け出て行こうとして、一言言ってやろうと思った。
「ビデオ回してますから」
「えっ」
ドアが乱暴に閉められ、部下Bの角度は「50代」ぐらいにまで一気に落ちた。(つづく)


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2018年03月06日

曽根崎キッドの日々 34

    エレヴェーターが開く。曾根崎キッドは相変わらずぴょんぴょん跳びながら乗り込んだ。ウエイトレスは近づきつつあったが途中で足がもつれ倒れた。曾根崎キッドはエレヴェーターの中でもぴょんぴょん飛び跳ねていたからエレヴェーターは揺れていた。テーブルの四人は驚くというよりも喜んでいた。今ものすごく見てみたいなあと思ってるものが現実に目の前で見れたのであるから、大満足で、両手の親指を立て、曾根崎キッドを送っていた。曾根崎キッドを乗せたエレヴェーターのドアが閉まり、下降しはじめた。曾根崎キッドは高速エレヴェーターが地上に着くまでぴょんぴょん跳び続け、ドアが開くと同時に飛び出した。一階で待っていたおばあさんが腰を抜かしてへたりこんでいた。

 曾根崎キッドは堤防のある川のほとりまで走った。向こう岸から投げられたとしか思えない、洗濯物を干す棒があった。曾根崎キッドはそれを拾い上げ30mほど下がり、助走を着けて「棒幅跳び」をやってみた。川の中央に先端は刺さり曾根崎キッドの身体は持ち上げられた。しかし、それでも勢いがまだ足りなかったのか、棒は直立した状態で止まってしまった。曾根崎キッドは普通の状態ではなかったから、精神的なパニックに陥ることなく足をバタバタしていた。しかし状況はそこから変化はないわけだった。

 さゆりは曾根崎キッドが泊まることになる部屋にいてお茶の葉を替えていた。空気も入れ替えようと思い窓をあけたところ、いつもはなにもないところで何かが空中に浮いているのに気づいた。それは棒の先端につかまり、振り子のように揺れ、どちらに倒れるでもなく、よーくみると知っている顔だった。「キッド・・・・・」
 そのとき、さゆりの中で好奇心は愛情へと変容した。
 「わたしの大事なひと・・・・」
 さゆりは家を飛び出し、目の前の川の堤防へと駆け上がり、「キッド・キッド」と何度も叫んだが、当の本人は視点の定まらない目で中空を見つめ、ただただ足をバタつかせているだけだった。さゆりは家の裏に回り、洗濯物の棒を持って曾根崎キッドへ届けようとしたが、女の細腕には重く的が定まらない。そこで堤防の角を支点にしてこちら側に馬乗りになって向こう側の長い方を持ち上げようとした。体重をかけたとき、さゆりは身体がびくっと震えたが、そんなことは言ってられないのだった。棒は曾根崎キッドの胸の辺りまでは達した。でも曾根崎キッドの視界には入らなかった。30cmほど長さが足りないのだ。さゆりも身体の芯に「ずしん」とくる刺激が苦しキモチよく長くはその姿勢に耐えられない。さゆりは堤防のこちら側に尻餅をつき、「あと30cm・・」と呟いた。
 そのとき、さゆりの目に光が戻り、立ち上がり、玄関からいえの中へと駆け込んでいった。曾根崎キッドは相変わらず視点が中空のどこか定まらず、足は空中散歩で行ったり来たりしているのだった。(つづく)
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special day なのかなあ?

なんか知らん間に日が変わってて、自覚のないままO 60 oを迎えちゃったよ。まあ、なんというか「analog」な移行でそれでいいのかもしれない。

同級生たちはすでにそうなっているし、まあおれの「後」もそういない。なんなんだろうか?

今日は河内国分のJDといい時間を過ごし、その後中2女子とまあ楽しくお勉強して、80円ハイボールを3杯飲んで帰り、本日の予算委員会をチェックしていた。

肉体が消滅し、意識がなくなる(それも永遠に)時期がまあ言うてもこの20年(もっと早いかも知らんが)ほどの間に来るという現実を受け入れられたり、受け入れられなかったり。

おれはだいたい物事を後回しにするタイプで「まあそのうち」とか「機が熟せばね」とかをモットーに生きてきたが、おいおい、そうとも言ってられんのじゃないの?そんなことだ。

「まあそのうち」もないかも知らんし「機が熟す」ころにはヨイヨイかもしれない。そんな時間の制約とともに生きることを強いられるんだろう。まあ死ぬのは怖くないし、うーちゃんやぺろが経験もし、そして同じ場所へ行けるとなると、嬉しくもある。だが今すぐ死ねないし死ぬ時期でもないし、寿命は全うしようとは思うが、あまりに他人にメーワクかけてまで生きようとは思わない。

これまで死のうと思ったことは100度ではすまないが、にもかかわらずこうして生きている。まあ、そんなヤツが「生きよう」と思った時に、ほんとしょーもないことで死ぬ、なんてのが「理想」ではあるが。

良く生きた人間は、良く死ねるのではないかな。死ぬは「生きるの究極の結論」であるからね。もうだから「怖いもの」ではないねえ。かつての人生50年からするとおまけもおまけ、「ごっちゃんです」だ。

北林純はおれの年で逝ったな。もうちょっと生きて、わけわからん「おじいさんユニット」でもよかったな。まあ孤軍奮闘するけど。

自分で「Feliz Anniversario para min!」

厄年でもあった、忘れた頃の。







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2018年03月05日

曽根崎キッドの日々 33

    意識が少し遠くなる。曾根崎キッドには巨人のウエイトレスに首つりされている自分の姿が高いところから見えた。そのときだった。

 「けけけけけけけけけけけけけけけけけ」という声が聞こえた。その声はどこか高いところから聞こえ、そしてその音源は近づきつつあった。ウエイトレスは曾根崎キッドを吊るしたまま、きょろきょろしていた。きょろきょろしていたが一体その音源はどこにあるのかやっぱりわからないでいた。しかし、確実にそれはウエイトレスに近づきつつあった。ウエイトレスの顔に不安の色が走った。しかし、ウエイトレスの耳にはある時から音源が二つに聞こえだした。ひとつは近づき、もう一つはごく近くに。ウエイトレスはそんなはずはないと確信していたが、どうもそうなのだ。こいつはもう落ちているはずだった。それなのに・それなのに、そのもうひとつの音源はどう考えてもこいつの顔の辺りにあるのだ。ウエイトレスは少し恐くなった。しかし、そんなことはあり得ない。あり得ないがそんなことになりつつある。近づく声はさらに近づき、あぁだめだ、やっぱり重なってきた。ウエイトレスは勇気をもってそいつを見ようと思った。確実に落ちているはずだった。ぐったりしてるはずだった。ゆっくりと床におろしてあげてもいい。いや、おろして上げよう。そして蘇生させてあげよう。泡を噴くかもしれないな。少しやりすぎたかな。あぁ、しかしおれは・いやあたしは、こういうところをこいつらに見せないことには、おれの・いやあたしの仕事というか役割がこの場では成り立たないのよね。だから、しょうがないのよね。曾根崎キッドとやら、ごめんね。もうチカラ緩めるからね。いや、死んじゃったりしてないよね。それには表情見るのが一番いいからね。ちょっと見てみるね。やや緊張するけどね。そうっと見てみるね。だいじょうぶ・だよね。

 ウエイトレスはチカラを緩めながら、ナナメ前方45°を見た。そこにはベロを出した、アホづらで三白眼の曾根崎キッドがいた。ウエイトレスは安心した。これでこいつらへの面目が立ったというものだ。
 ただ、気になったのはさっきから聞こえていた声が一種類しかきこえなくなり、しかもその音はウエイトレスの顔の真ん前でしか聞こえないのだった。「ん?」とウエイトレスは思った。その時だった。
 三白眼だった曾根崎キッドの黒目が下へと戻った。そして、その目はウエイトレスに焦点を合わせ、そして、その口は異様に歪み、「けけけけけけけけけけけけけけけけけけ」と声を発し始めたのだ。
 「そ・ね・ざ・きキッド・や」ここへ誘ったお男が呟いた。

 ブロンディも夏木マリも口をぽかーんと開けていた。
 「ほへはひひっほ・や・・・」とブロンディが独り言を言った。
 ウエイトレスの腰が砕けるのを感じた曽根崎キッドは倒れるウエイトレスを踏まないようにウエイトレスの、地面に叩き付けられたアタマを跨いで着地し、「けけけけけけけけけけけけけ」と笑いながら、ぴょんぴょん跳びながらエレヴェーターに近づいていった。ウエイトレスは後頭部を押さえてのたうちまわっていたが、誰も同情している風でもない。曾根崎キッドはぴょん・ぴょん・ぴょんぴょんぴょんでエレヴェーターの前までやってきた。ボタンを押す。

 ウエイトレスがやっとのことで立ち上がり、自分の立場の回復が最優先することを認識した。よろけながらこちらへ歩いてくる。曾根崎キッドはエレヴェーター前でもぴょんぴょんしていた。ウエイトレスが近づいてくる。(つづく)


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posted by 浪速のCAETANO at 04:29| 大阪 | Comment(0) | 曽根崎キッドの日々(作り物・続き物お話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

動くかも

酔っ払って寝てる間に「PM辞任の意」「佐川殺される」そんなことになっていた。可能性の話。もう一つ、セメント屋辞任、というのもあるみたい。これも可能性。

事態としては「内閣総辞職」でもいいほどのことだ。PMが超非論理の塊であることと、同種の人間(偏狭でracist)の支持の底堅さとメディアの同調がそれを妨げている。

PMが1日「延命」するとこちらの国の崩壊完了が1週間〜1ヶ月早まる。PMの、非論理性というか「脱論理性」かな、それが始まったのは小泉くんの罪が重いが、その後のPMsはそこまで「わけわからん」ことはなかった民主党も含めて。

そこで大阪はなかなか罪が重い。もう故人だがやしきという人がいた。橋本現象があった。大阪人の弱いところ、コンプレックス、すべて「利用された」。

それで十分だろう。


で、次はポストPMのことを考える。ICONが去った世界。dirty uyoくんたちは何を(誰を)ハートの糧として生きていくんだろうか?弱冠、不憫にも思う。だけど反省しないだろうし。だがPMに代わる、あそこまで人格が歪な人間もまたいない。もうちょっと根本的なところで「マトモ」か、意識的に演じてるか。つまり良心の欠片はある。PMにはない。デフォルト。サイコパス。

さてどうなるか?佐川は消されるか?同い年だけに色々考える。当時の受験事情とか。ヤツは東大。おれはその「差」がわかるから、その差分の努力と今の彼の地位と、これから彼に起こる(かもしれない)不幸を思う。

おれたちの世代は、今の時代のすべての要素が「萌芽」としてあった。そんなことを思うのね。

おれは同級生から疎ましがられる存在ってのはイヤだな、佐川よ。価値観てのは多元的なんだよ。それが一番わかってないのが東大行ったヤツ。ある意味あわれ。










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2018年03月04日

曽根崎キッドの日々 32

 どうやらみなさんの「ふつーの男」に関する興味は見事にしぼんでしまってるみたいだ。「人の噂は7.5分やん」と曾根崎キッドは思い、そして安心した。
 目の前にあることが即座にその興味の上塗りをしていくタイプなのだ。そんなやつほんまにようおるが、こいつらはその典型だ。
 その映像には音はない。スキンヘッドは女の顔を張っていた。くそみたいなやつだ・と曾根崎キッドは思った。その様子をほんの五分間ほどの間の退屈を紛らわせるために食い入るように見ているこいつらも・ゴミだ。
 女はスキンヘッドに殴られ続けていたが、ある時スキンヘッドのきんたまを蹴った。輪郭がぼやけているからスローモーションのように見えたがスキンヘッドがその後身体を二つ折りにぴょんぴょん跳んでたからけっこう効いたのだろう。今度はヅラが女の腕を捻っていた。ヅラのもう片方の腕は女の胸を鷲掴みにしていた。
 その時カメラがズームした。こんなのもありなのか・と曾根崎キッドが思った瞬間、女の顔がエネルギー体のままアップになった。鼻と顎の線がゆうそっくりだった。エネルギー体が横を向き、曾根崎キッドはそのことを確信した。
 曾根崎キッドが突然立ち上がったのと、ウエイトレスが斜めうしろで「はーい、おまたせ」と声を出したのがほぼ同時だった。ウエイトレスは突然トレイを下から曾根崎キッドの肩で突き上げられ、ズブロッカの入ったグラスは宙に舞い、たっぷり液体をウエイトレスの顔に振り注いだ後、地面に落ち、割れた。
 「なにすんねん、こらあ」
 ウエイトレスは男に戻っていた。
 「なにすんねん、こらあ」
 ウエイトレスは曾根崎キッドの胸ぐらを掴んで持ち上げた。足が宙に浮き、顔と顔が同じ高さだった。アイシャドウが滲んでいた。テーブルの四人の興味は一瞬にして目の前の出来事へと移った。 ウエイトレスは両腕で曾根崎キッドの胸ぐらを掴み直し、さらに上へと持ち上げた。プロレス技のネック・ハンギングに近かった。シャツの襟が絞られて頸動脈が圧迫される。拳は顎に当たっていて痛かったが曾根崎キッドは身動きが取れなかった。このままでは失神してしまうだろう。(つづく)  

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定額使い放題やったか〜

ネット時代の今、国内ニュースはすぐに日本特派員によってすぐに海外へ発信されるのがふつー。

PM=ultra right(実はbargain seller)や、amigoならrapeもokとか、学園事件とかもろもろ、なんかヤバいと思われることは「発信」され続けてる。

一方、海外の報道は、特に都合悪いことはこちらでは報道がなされない。かつ、ハニュウは凄い。コダイラちゃん速ええ。カーリングかわいい。しかしあのイチゴは盗まれたヤツや。ザギトワが「秋田犬を!」北はキ○ガイ、南はマヌケ。こっちはスゴいんだぜー、そんな報道だらけ。

どうなるか?

先日、友人たちと飲んでて、ヨメたちは今見事に、そうなっている、と聞き、あーあ、だったのだが。

だからさ、こちらの国の報道の激しい偏りが原因だったのよね。

つまり「情報弱者」ってことではないのかな。そして何かに「苛立って」ますね。それは抑圧からきてるんじゃないかと思う。

かつては、抑圧は「変態」を生んだが、今はウヨくんを生むのだね。


高度プロフェッショナル、あの1075万以上のコンセプト、なんかなあ、なんやったかなあと気になってたら、「定額使い放題」だった。なるほど!それ、生身のニンゲンでやっちゃダメだよね。裁量労働はgive upしやがったが、高プロの法案譲らないのは、それを「下方に拡大」出来るからなのね。裁量労働とかよりもっと酷い。一説には400万までターゲットと言ってるよ。高プロ法案譲らないのは、同じ結果にいたらすことができるからか。


こちらの国の出来事は「すべて」海外発信されていると思って間違いない。英語をはじめとして。逆に英語を読めない人たちがこんなに多い国ではそっちからの情報は都合のいいものだけをチョイスされ、与えられる。恣意的。見事に情報操作される。


外から眺めてみたらいいのにね。それが出来ないから困ったちゃんのままだったね。何にせよ、育つには時間かかるけど、崩壊ははやい。どんな大事に育てられた箱入り娘であってもシャブの2・3発で人生狂っちゃう。喩えとしてどうか?いやしかし、全員addictedみたいに見えてるのではないかな。

心身ともふつうに健康でないと「Justice」とかも、なんのことやった?ほどのものになる。




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2018年03月03日

曽根崎キッドの日々 31

「あ・安本ブラザーズや」
「何チャン?」もう一人の男が訊く。
「153」
 スキンヘッドと九一ヅラの二人組が大柄の女を引きずって路地の中へ消えていった。
「次どこや?」「ちょっと待ってな。あ・オッケー、97」
 曾根崎キッドも手元のキーボードを叩く。真っ暗の画面で何も見えない。曾根崎キッドの不思議そうな顔に応えるかのように「BRのボタン」と夏木マリが言う。言われたようにすると赤いエネルギー体が三体浮かび上がってきた。赤外線カメラかなんかだろうと曾根崎キッドは思った。
 シルエットからスキンヘッドとヅラの区別はつく。スキンヘッドが女の胸ぐらをつかんでいた。いやな想像が曾根崎キッドの中に生まれた。

 ゆうは部下Bとぐったりした女を地下の特別室と呼ばれる部屋へと案内した。
「あんまりむちゃしたらだめよ。この子今日初日でしょ」
「わかってるって。ビデオ回さんでええで」
「当たり前でしょ。社長にバレたらどうすんの。明日の朝、絶対寝過ごしたらだめよ」
「はいはい、わかってまんがな」
 部下Bは地下室のドアにロックをした。時計をみると5:00だった。時間はたっぷりある。今日は仕事はこれで終わりやし、と部下Bは思い携帯をポケットから取り出した。
「もしもし、さゆりちゅん、寿司二人前とお酒もってきてえや」

 ビデオはさっき回さないと言ったけども、さゆりにモニターをチェックしとくように、とゆうは指示した。そのときさゆりの携帯電話がなった。
「お寿司とお酒やって」
「すぐ、調子こくんだから、あのバカ。やっぱりビデオ回しとこう。社長にチクってあげよう」
「今度はどうやって怒られんのかな」
「怒られてもすぐ忘れるからいいのよ。アタマ小学生だもん。きんたまだけはなぜか三人前。どーぶつ」
「ふふ」
「しっかり見張っといて。アホなことやってたら、水でもかけなさい」
 「わかりました。ゆうさん、出かけるの?」
「うん、少し気になることが、ね」
「キッド?」
「それもあるけど、ちょっとね」
 「あの人少しかわいいけどね」
「あんまりやさしくしちゃだめよ。あとよろしくね」
  ヒールのあるブーツを履いて背筋を伸ばして歩いていくゆうを見送りながら、さゆりは「今度はいつなんやろ」と呟いた。
 「今度あの人に・・・・・・」(つづく)

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2018年03月02日

マジメにやれよ

ヒマなので、だはは、国会を見てる。参議院は衆議院と異なり、質問に関する時間だけに時計が進む。見応えがある。おれは恥ずかしながら、そのこと知らなかった。衆院はPMお得意の時間稼ぎでチーンだからね。

吉川沙織氏、大塚耕平氏(民進)、小池晃氏(共産)、いい質問だったと思う。非常に論理的で、真摯で、したたか。そこには「反知性主義」は存在しない。

その質問に政府がちゃんと答えればこちらの国は取り敢えずは今より良くなるだろうね。

現実は「逃げ、はぐらかし、聞いてない、アホのふり、同じ答弁で時間稼ぎ」そういうことだ。長さんなら「だめだ、こりゃ」と言うだろう。

それ以前のPMの答弁で最近使い出した「別人28号戦法」。「わたちはPMとちてここに立ってるわけでありまつから。LDP総裁としてたってるわけではないわけでつ」そういう戦法ね、それに対して「それだめだよー」と吉川議員が責めていた。内閣法第5条のことなのかな?憲法はやはり難しく、にわかにそこ、特定できないのだが。それが「本当にダメ」なら、PMの詭弁ということになる。これまでのPMsは少なくとも人格をわけてはいなかったし、それがPMになって初めてそういった「物言い」で逃げる方法を編み出しよったわけで、「なんやそれ」と思っていたからね。

うちの客のみっちゃんに良く似た日銀総裁もこれまた威張ってるわけである。大塚氏はおそらくかつての部下なんだと思うが、であるからか、かつての上司の関係性を隠しつつもバレながら答弁してる。

こちらの国の株価なんてNYを追随してるにすぎないのだから、GPIFによる下支えなんかせんでもええのに。いったい誰が「責任」とれるというのだろう?

みなさん、Koreaのことをバカにして溜飲下げてるけどさ、ex-presidentの求刑・懲役30年である。三権は少なくともこちらの国よりはしっかり分立してることは否定できないわけで。

こちらではPMという巨大ウンコに蝿集る集る。見苦しい。こどもに見せるもんじゃない。

current-presidentにしてもおれの意見は「good job!」だなあ。DPRKを暴発させることが最も「やっちゃいかん」ことである。融和でいいのよ、だから。そもそもこちらの国のはcounterpartでさえないのだ。キムちゃん、こっちなど見ていない。自称rightのみなさまはというかPMサポーターは「press press!」だと思うが、万が一にも「暴発」あかんのよ。アメリカは、「press!」と言いながら、ルートを持ってるし会話の準備もしている。今回は「press !」となんとかの一つ覚えで言い続けてたPMがアメリカにハシゴ外されたみたいだけどね。

で「雑談ならok」てそれ、なーに?「対話のための対話はするべきじゃない」と言うてたよね。こちらの国のあかんとこは一貫性のなさ。と言うより主体性のなさ。宗主国次第。というか肝腎なこと教えてもらってなかった。あいたたた。

国会がだから茶番というかギャグにも見えてくる。もちろんそれに貢献してる方々は「答える側」である。





posted by 浪速のCAETANO at 16:34| 大阪 ☁| Comment(0) | その嘘・ホント? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

曽根崎キッドの日々 30

 10人ほどの男女が一斉にこちらを振り向く。一瞬の沈黙の後、歓声があがった。屋上だった。曾根崎キッドは男の後を歩いて大理石と思われる楕円テーブルの勧められた席へついた。そのテーブルには男が2人・女が2人、曾根崎キッドを見つめていた。好奇の目だった。しかし、曾根崎キッドは「人の噂も75分」ということはわかっていたから、熱を持って見つめてくれることはかえってありがたかった。このテの興味はゲインが高けれゃ、サステインは反比例して短いはずだから。
 「なんか、でもふつーだよね」ブロンディみたいなウィッグ(だろう)を着けた女が誰に話すでもなく言った。

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 曾根崎キッドは敢えて無表情を崩さなかった。もうひとり夏木マリみたいな女が「どうぞ」とシャンパーニュを注いでくれた。曾根崎キッドは口を付けた。おいしいシャンパーニュだった。こいつらもあのケーブルTVの映像を見たわけだ。あのインパクトの怪人と今彼らの前のふつーの男、共通点をみんな探っているのだが、そんなものあるわけがない。自分でも見てびっくりしたぐらいだから。居心地の悪い時間を過ごすことになった。曾根崎キッドはもっと強い酒をたくさん飲みたくなった。見回すとバー・カウンターにバーテンダーと巨大なウエートレスがいた。軽く手を挙げると、その巨大なウエートレスは大股でやってきた。きれいに化粧してウエートレスの衣裳も似合ってはいるが「むっちゃおとこやん」と曾根崎キッドは思った。ヒールを合わせると190cmはあるな。胸もぱんぱんだったが、中身は生理食塩水だろう。
 「ズブロッカある?ロック・レモントゥイスト」「かしこまりました」「わたしも」ブロンディが言った。近くで見るとウエートレスのカオはかなりでかかった。
 大企業の会議室みたいなモニターがひとりひとりの前にあった。曾根崎キッドの前にもあった。それはテーブルに埋め込まれていて、「UP」と書かれたスイッチを押してみたら立ち上がってきた。勝手に画像が映りスクロールし始めた。画像を見ていて曾根崎キッドは理解した。このモニターには新世界のすべてのカメラからの画像が映る。そしてその数はざっと今見ただけでも100は下らないようだった。新世界キッドが言っていることは正しく、しかし、そのカメラの数はそれを超えていた。
「あ・安本ブラザーズや」夏木マリが叫ぶ。(つづく)

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posted by 浪速のCAETANO at 01:58| 大阪 ☀| Comment(0) | 曽根崎キッドの日々(作り物・続き物お話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月01日

O 60 o Anniversario ao Vivo

「冷戦状態のブス」のいるコーヒー屋で豆を挽いてもらっている。ここのおばさま達とは至って良好な関係をキープしてるのだけど、ただ一名、そのブス(relatively young)とだけは、どうも。

最初は良好だったのだ。ただ、おれが好きすぎるおばさまがおられて、両名が在店の際におばさまに興味と対応が集中したことがあり、そこから態度が見事に豹変してしまった。何かの誤解。おれは決して自分から誰かを傷つけることはしません。本当なんだから。

まあ、つまんない話。すいません。



さて3月になったから告知をしようと思いました。

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今現在の態度は「Don't Trust Over sixty」なのだけど、あと数日で「Don't Trust Under Sixty」となる。

勝手なものだ。そう勝手。みんなに喧嘩売ってる。

その後の世界がどんなものかはよく分からないが、これまでもキリのいい人間年齢は存在したわけで、思い出してみるなら今日には昨日があり、明日がある、みたいなことで、それは決してdigitalに桁がレジスターのチンなんて音と共に階段を上がる(あるいは下がる)といったことでもなかった。そんな記憶があって、どちらかと言えばanalogな何かの下降・何かは上昇、そんなgradualな変化に終始した。それも記憶。

数えたらちょうど10枚アルバム出していた。Todo O Mundo始めなければもう5枚は出せていたと思うが、それは後悔してるってことじゃない。いいのいいの。その分全人生的にはなかなか示唆に富んだ経験もさせていただいたからね。でも次は3枚組で出す。オノレの曲20曲とカヴァー10曲、そんな予定。曲はナンボでもある。詩もナンボでもある。いや、ホントに。だから大丈夫。

単なる「区切り」ですが、まあ、週末でもあることですし、時間が許せば足を運んでいただければほんとに嬉しい。

各アルバムからの曲も演りたいと思っています。






posted by 浪速のCAETANO at 14:54| 大阪 ☀| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

曽根崎キッドの日々 29

しばらくして男はボトルとショット・グラスと氷と水の入ったグラスをトレイに乗せて戻ってきた。
「ちょっとくせあるかもしらんけど、きっと気に入ると思うわ」と言いながら二つのショット・グラスに七分目ほどウィスキーを注いだ。
「じゃあ、出合いに乾杯しよう」グラスを上げ、曾根崎キッドもそれにつられてグラスを上げた。
 たしかに少しオイルの香りがする個性的な味だった。「いける?」と男が目で言うから「そうやね」と曾根崎キッドも目で応えた。
「ロッホ・ロモンドって言って、蒸留所の名前」「はあ」
 寒いぐらいに空調が効いていた。

 いったい、この男は自分になんの用があるんだろう。単なる旬の興味か。

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 大阪湾の上にある空が血の色をしていて、この夕焼けを毎日見ていると、なにか「ふつう」なことでは満足できなくなるだろうな・と曾根崎キッドは思う。中庸でいる自分が許せなくなったりしないだろうか。ひょっとしてこの男もそうなっているのだろうか。間違いなく金持ちみたいだし。
 「ぼくら曾根崎キッドのファンやねん」
 ファンって・・・突然そんなことを言われても困ってしまうのだ。「これから友達にも紹介するから。今日時間だいじょうぶ?」
 曾根崎キッドはそのウィスキーを一気に喉に流し込んだ。重い液体が食道を通っていった。喉の奥には熱さが残った。しばらくおいて氷の入った水でその熱さを薄めた。
 金持ちたちの一時の慰み者になるのはいやだな、と曾根崎キッドは思った。こいつらはきっと今日・明日ぐらいはちやほやして、対象を消費した後は路であっても目も合わさないタイプだ。
 「そろそろ行こうか」大阪湾はその色を失い、高速の灯りの背景へと成り下がっていた。



 曾根崎キッドは、しかしこれからゆうのところへ戻っても、曖昧な気持ちのまま戻っても仕方がないな、夜遅く帰って寝るだけにしようと思い、時間をつぶそうと決めた。それにはこいつらのようなスノッブは都合がいいかもしれない。
 男についてエレヴェーターに乗った。男は一番上の数字ではない横長のボタンを押した。「IL SALONE」と読めた。下の数字は39まであった。音もなくドアが開いた。(つづく)

posted by 浪速のCAETANO at 03:43| 大阪 ☔| Comment(0) | 曽根崎キッドの日々(作り物・続き物お話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする