2018年03月11日

大震災の日に

「早くて2041年」福島第一の溶けおちて形成された燃料デブリの除去の最大楽観的な工程予定である。ただ不確定要素が多すぎて、その楽観性は「アホちゃう」ほどの楽観に思える。

楽観的な費用は70兆円だという。廃炉にかかるコスト。

フーッとなるな。気が遠くなる。さらにそっち方面関わりたいと思う若者がいない。大学でも超不人気。

再稼働も始まっている。原発を「輸出」しようともしてる。おのれのケツの拭き方も「?」なのにである。なのに「なんかあったらその処理にかかるお金うちが持つからね」そんな契約付き。

目の前の金のために未来を売る。

バカTVのトーンとは180度異なって、こちらの国は「ちっとも」尊敬されちゃいないんだよね。ガイジンはもう少し「論理的」よ。政治・経済・社会の「不祥事」ほぼ全て報道されてます。おれたちより詳しいかもしらんね。忖度も空気も彼らには「関係ない」わけだから。そう考えるのが正しかろうね。

本日の朝日新聞・折々のことばに「世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう」というレヴィ=ストロースの「悲しき熱帯」からのものが載っていた。

地球46億年の歴史をちょっとでも見てみたら(考えてみたら)そんなことは「あったりまえ」なのだが、おそらくそういうことを「意識」している人間はこちらの国には1万人もいないのではないか。

46億年を46歳の人間に喩えてみるなら恐竜の出現と滅亡も45歳の誕生日後である。そのときおれたちの祖先は恐竜のエサであったし、その恐竜の卵を盗んで食うというかっこ悪くもマイナーな存在だった。

ただ、その環境に最大限適応してなかったことが、次の時代を担う、その逆説をおれたちの祖先は実際に体現してきたのだ。そんなものなのよ。

でね、人類は45歳と11ヶ月と27日目ぐらいに出現するのね。大掃除ちょい前のタイミング。でそんときの人類といってもサルに毛生えた(というか抜けたと言うか)、そんな存在なわけよ。

あのさ、その時間を俯瞰してみたらレヴィ=ストロースでさえもアホに見えてくるでしょう。

五億年に一度大陸は一つになり、その際にはほとんどの生物は絶滅する。おれたちはアホゆえ、つまり想像力の欠如ゆえ、そしてその寿命の「短さ」ゆえに、なんかたのしく生きれてる、という「あ〜あ」な事実がある、ということですね。

どんなに賢くても「アホの一種」である、でいいんじゃないか。その程度のものである、でいいんじゃないか。これは「反知性主義」とはまた違うことね。

少なくとも他の生物は「母」であるgaia=terra=地球に対して人間のするようなことはしない。そんな意識さえもない。

震災の日に、「どエラい」ことをしでかしたにもかかわらず、その処理も出来ず、反省さえもあるように見えないおれたちはやはり罰を受ける必要もあるのではないのか。そしてそれは環境を共有しているからこその「連帯責任」だと思うのだ。

思い上がらん方がええよ、みなさん。







posted by 浪速のCAETANO at 11:38| 大阪 | Comment(0) | その嘘・ホント? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

曽根崎キッドの日々 39

    部下Bは、さゆりからビデオを回していることを告げられ萎えていた。ものすごくプライヴェートに楽しみたかったのに、「演技」をしなくちゃいけなくなったのだ。解放感は急激にしぼみ、一気に楽しくなくなった。シーメールの女は無理な体勢の中、肩で息をしていたから、縛めを解いてソファの上に座らせた。ビデオが回っている以上、何かしないと、また社長に何をされるかわからない。しかし部下Bは萎え切っていた。女を自分の股の間に跪かせて、しゃぶらせてみたが、みょうにいろんなことを考えてしまって勃起しないのだ。部下Bは生まれて初めてそんな経験をした。ほんのすこしだけ偏差値が上がったかもしれなかった。そのとき、携帯が鳴った。部下Aからだった。

「  ゆうちゃんが安本らにやられた。おまえどこにおる?」部下Bは答えに困った。このことは部下Aにも内緒にしてあった。とっさに口が勝手に喋った。

「おれ、いま、火星です」
部下Aは部下Bのアホさは短いつきあいながら充分にわかってはいたが、これには「ん?」だった。
「はぁ?なんて?」
「いや、その、水・金・地・火・木の火星です」
「はぁ?それどこの店や?」
「いや、その、ずっと上の方・・・」
「上って北いう意味か?」
「いや、あのぅ、火星、かせぃ、か・仮性包茎です、ぼくもあなたも」
「ちょーまてよ、なに言うとんねん。なんでおれが関係あんねん、ほっとけや、仮におれがそーでもやで」
「やっぱ、そーすか」
「ち・ちがうって」
「ほんまですかぁ?」

    こいつ、どないしてん?今まで、「へい」とか「はぁ?」とか、言われたことに反応するだけやったのに。なんや、会話しとる。しかも会話の主導権握っとる。なんでや・急に・と部下Aは不思議に思った。部下Bの偏差値は本当に上がっていたようだ。

「その件はまたいずれ、社員旅行のときにでも。それより、ゆうちゃんや。だるま本店の路地や、すぐ来いよ」
「ぼくの走力なら5分38秒で行けると思います。では現地で」

「なんでや?」部下Aは電話を切ってから「どうも解せん」と思ったが、自分も現場へと向かった。向かいながらも「走力て?5分38秒?」とぶつぶつ言いながら首を傾げた。「水金地火木てぇ・・・・・・・・・・・・?」

    そこには足を投げ出して座り込んだゆうと、数日前に部下A・Bが拉致したあの男が傍に立っていた。(つづく)


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posted by 浪速のCAETANO at 02:56| 大阪 | Comment(0) | 曽根崎キッドの日々(作り物・続き物お話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする