2020年09月23日

記憶の中のChat Noir

帰ってきたら仕事が立て込んでいた。

今店長が、ticoのきょうだいを探していて、「シャ・ノワール」が見つかったんだが、その子に会いに行ける日を「早よ決めろ」と急かされるのだが、ホント「空いてないのよね」。来週の今日なら・ということになった。

おれは「キキ」と「ぺろ」経験者なので「ガトー・ネグロ=シャ・ノワール」は馴染みがある。どちらもとても素敵なネコだった。一人は「愛人」のようなもう一人は「母親」のような。それもおれの「その時の若者度orおっさん度」にアジャストしたかのような「変幻自在ぶり」でおれと対峙してくれた。奇跡のようなネコだった、二人とも。

語り出すとキリがないし、まあようわからんと思うのでdetailsは秘めとくのだが、ちょっとだけよ〜ん、で言うなら、キキなんて「ゴージャス」を絵に描いたようなソフィア・ローレンのような子だった。毛がふわーっとしていて尻尾も30cmほどありそれが興奮するとブワッと「膨らむ」のね。で、当時のヨメ・他のネコが寝静まった頃におれが書き物などしてると、いそいそとやって来る。で、もうほとんどこりゃ「愛の行為」でいいのではないか・と言えるような、おれとの時間を過ごすのだけど、終わると何もなかったかのようにまた帰って行く。

その上にマリーという茶トラのお姉さんがいたのだが、散々可愛がられた後、マリーは癌で死んでしまった。だから「長女」になったのだが、そういうrollは一切せず、そんな態度も最後まで見せなかった。とっても気高く、孤高で、後から来た3人の妹たちを舐めてあげてるとこなど、見たことがない。

末っ子のぺろを拾って来た頃(その時はだから4人いた)、ほらチビネコはただただ走り回る時期というのがあってうちの家の廊下はまあまあホームストレッチが長く、夜中になると「何往復すんねん」ぐらいに向こうにダー・こっちにダーと一次元的運動会が始まるのだが、そこにも参加はしてなかった。だが身体能力が低かったわけじゃない。そのぺろがキキに向かって突進すると、ふわっと50cmほど飛び上がって、ぺろをかわす。かわされたぺろは走り過ぎて「?」みたいな。よくあった・そんな事。

最晩年・もうあかんかなあと思っていた。いよいよその時が来たんだが、寝室から出て来て、トイレに行き、戻って来て、それからおれと奥さんとけいこちゃん先生に看取られて逝った。なんと美しく立派な「死に際」なのだ・と感動した。


黒ネコには「いい思い出」しかない。それはおれとしては「ペロ」でfin.にしておきたかったのだが、店長にしてみたら散々おれを見てたから「飼ってみたい」気はわからんでもない。まあ、でも「競争率」も1倍ではないみたいで、どうなるか分からない。まあおれはもう「ネコ田大学」卒業してるので。その代わり「バカ田大学」行ってるが。

posted by 浪速のCAETANO at 16:07| 大阪 ☁| Comment(0) | その嘘・ホント? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする