2008年06月23日

CMがやばい

 TVを見るほどビンボーなのかもしれない・ということなのだった。

 お金の要らない娯楽。仕事で疲れれば疲れるほど、もう余計なことは考えたくなくなって、イージーな、さほど知的とは言えないタレントのバカ話にへらへら笑っていればいい。地上波がいいね。ワイドショーでは「ここだけの話」ってことで「みんな」に「貴重な」情報を教えてくれる。得した感じ。

 TV局も最近はビンボーになりつつあって、低予算番組が増え、クイズとそこそこのギャラのタレントをヒナ段に並べてのバカ話ばっかだ。たまにNHKがやるような取材に一年もかかる・例えば「ワーキング・プア」だとか、やってらんねえ。だって、バカ番組の方が数字いいんだからね。ドラマの主題も医者・弁護士・ときて最近は「総理」である。ほんと・もうなんだってありなわけで、その割に数字は取れたり取れなかったりするんだけど、もう後がなくない? 「天皇家の話」でもやる?

 映画を見たり、本を読んだり、そんなお金のかかることはあんまりやりたくないのね・みんな。

 裏の(ネット社会)では、なんだかちょっとカシコイ人々がオノレを主張する。その時に、顔が見えんということはそこまで人の品性を下げるか・ということの競い合いだ。そんなの競ってどうするの?と「顔」を見て訊いてみたい。なんか「うさばらし」が日常になっちゃってる感じですね。そんな・みんな気・弱いのか。弱かったのか・と思うのだ。弱けりゃ弱いほど・そこでは強気って一体どーゆーことよ? と「顔」を見て訊いてみたい。

 いろんなとこで「無差別に人を襲う」ことが、ひとつの「やり方」みたいになってしまった。それはとても悲しいことで、そう考えてチャリで江坂まで行く時、すれ違う人々の顔をじいっと見るなら、「ヤバそう」な顔は20人に一人ぐらいの確率でいる。すれちがう人間におれもそう思われてるかもしらんから、この判断はいたって恣意的ではあるけど。要は、人にどう見られようが「関係なし」というようなかなりというか、超カジュアルな装いの方、ちょい要注意か・と思う。足元ふらついてたりとかね。イマドキシンナーとかでイッてるんじゃないか・と思われるような方も・いる。自分の人生だから好きにしても全然構わんのだが、他人を巻き込んじゃいかん。しかし人はやはり社会的な存在であるから、それはネットにおける自己主張を見てもよくわかることだが、となると、自分の人生と言ったハナから自分というものが他人の一部を擦って膨張するのが見える。無人島行かなけりゃ、厳密には自分だけの自分というのは成り立たないことがわかる。

 アキバの加藤くんもそんなやり方で他人とかかわらなくてもよかったろうに・と思う。結局、無差別ということは自分と同じ立場の人もいるかもしれない・ということを考えてなかったとこが寺山修司の後輩としては「あいたた」なとこだ。自分が「孤立」するという感じ。自分以外が自分を蔑んでいるという感じ。そうなったときに何故そう単純な色分けができるかなあ・自分とそれ以外というような単純な色分けが。

 日本橋の黒門を通り切ったところに「終わった」喫茶店があり、それがあるときから盛況になって・なんぢゃそれ・と思っていたら「メイド喫茶」と化していた。若い〜かなり若くない男子でいつも満杯。メイドちゃんたちの「出待ち」をしている男子もいる。そんな、ちっちゃな欲望のフロスを弾けさせる装置だってあったのにな、と思う。そんなことじゃ満足出来ないか。彼の「彼女が欲しい」という願いはあるいみ切実なのだが、そんなこと言ってるやつに限って自分を磨かない人もこれまた多かったりするわけで、ただただ欲望だけがフロス→バブルとなって、処置に困るわけだけども。その欲望は主にTVによって喚起されている。特に思うのだけどCMがヤバい・と思う。タレントはCMがもっともきれいだったり・かっこよかったりする。そして番組に出るよりもより頻繁に固定的なイメージで画面に登場する。もちろん「加工」もバッチリであるから驚くほどきれいなことも多い。「うそ」とわかっていながらもその「うそ」は夢に繋がり、ヴァーチャルな架空の世界と現実の世界の境目を溶かして行く。おれは深田恭子なんて大嫌いだけど、キリンの氷結のCMなど「ありえないほど爆発的に可愛かったり」する。そんなこともある。
無防備な男子にはきっともう「股間直撃」である。あ〜あ・と思うのだ。騙されてあげるよ・と思ってるうちに気がつけばほんとに騙されてる・ってぐらい巧妙な完成度の高さなのだから。

 ビンボーであればあるほど、そんなのにはヤラれる。おれも気をつけよう。

 アイラヴコマーシャルなんて曲を作って歌うY下達郎なんて信用してはいけないと思う。
 
posted by 浪速のCAETANO at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | あれやこれや | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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