2008年08月13日

情報不足

 戦争関連の本を読む夏だ。

 ヒロシマ・ナガサキから終戦(敗戦)記念日の間はある種の「喪」であるという気がしている。少なくとも、過去のことを考えてもいいんじゃないかな。この外に出るだけで汗が吹き出るこの酷暑の時期に、60〜70年前のことを考えるのは心がざわざわするのだがもっとも適当な季節なのだ・と思う。

 いつの時代も・そして今も・誰もが・そしておれも・「オロカ」だったりする。チョーシ乗りでええ加減だったりする。おめでたかったりする。想像力の欠けることもある。ただ、そのおがけで内外の人々の命がいくつも消えたりした事実の前に謙虚にならなければいけないだろう。

 おれたちはおれたちでさほど責任の重い立場にいるわけじゃないが、そこそこだけど、そんな立場にいる人間なら上記のすべてのネガティヴはやめていただかなくてはいかんよね。今もあんまり変化ないが。

 いろんな資料なり本なりを読んで思うことは、「なんと日本という国は情報がなかった(今もない)のだろう」ということかな。いや・情報はあった(ある)のかもしれないが、自分の都合のいいように読み替えていくのね。「人は自分の「見たいように」世の中を見る」ということみたい。世界のイナカモノだったかつての日本はなんだか欧米の国々と肩を並べた時に「そわそわ」してしまったみたいで、自分の都合で目に見えるモノを解釈してしまったのだね。

 イナカモノの様子も60〜70年経つと変わる。北京五輪を見ていると、「巨大なイナカモノ集団」がいる。自分ちだし、もう好き放題だ。「あ〜あ」と思うが、今、中国人は「過程」にいる・ということだ。そこはきっと日本人も通ってきた道なのね。ただ、会場も異様にでかくものすごい人数なので、そのイナカモノ・パワーはすごい。他を圧倒するイナカモノ・パワーだ。しかし、さすが4000年の歴史を誇る国だけあって、そわそわなんてしないのね。「中華」だ。小椋・潮田ペアが絶対オトコやろ・な中国ペアにいたぶられる試合を見たが、中国ペアのスマッシュに合わせて会場から鳴り響く「う〜あっ」という声の塊の中いたぶられる小椋・潮田ペアは「ナッシュビル」での歌の歌えないオンナのコのストリップのような「エロ」を感じさせた。なんか日本人というのは今中国では合法的に「いたぶって」いい人たち・というニュアンスかね。しかし、バドミントンや卓球が「世界の」スポーツなのかな? 出てるの基本アジア人ばっかぢゃない。それなら、野球やソフトボールの方が「世界的」かと思うんだが。前にカバディが種目になりかけたことなかったっけ。さすがにカバディはあかんやろ・と思ったが。

 その点、柔道は世界のスポーツにほんとになってる。採点方式がヨーロッパ・レスリング的だけど、それでも一本取れば問題ない。むちゃ男らしい女子柔道家に感心する。かっこいい。一本で勝っても負けても気持ちいいからね。

 アテネからの連覇組が目につく。金メダル取ってチョーシ乗って、一度沈んでみたいな共通したストーリーがある。今回のメダルは重たく値打ちがもっとあるのだろう。そしてみなさん「アジ」がでてきてる。

 グルジアとロシアの選手が肩を抱き合って・なんていう「いいシーン」もある。普通はというか一般レヴェルではそうなのだ。今回もまたロシアが悪者ということにされてる感があるが、そーかな? ほんとにそーなのかな? サーカシビリ大統領ってのは小泉くんみたいなおっさんである。なんか日本の情報ってアメリカ経由が多いから、アメリカとロシアだったらロシアが悪い・ってことで話は落ち着きやすいし、日本人、グルジアのことなんて考えてないとこに持ってきてオリンピックで忙しいから真実はわかりにくいと思うんだけど、そのオリンピックのタイミングってのが、ミソかもしらんよね。プーチンは在北京だった。南オセチア自治州の1400人を虐殺したとされるグルジア。今回はロシアによるグルジア侵攻ではなく、南オセチアにいたロシア軍は国連派遣のPKOだからね。

 日本はなんか情報がやっぱりアメリカ経由だから骨の髄までアメリカンにさせられそうだけど、そこんとこ逆のベクトルだってあってもいいと思うのだ。ロシアしかり、中国しかり、もちろんおフランスしかり。ロシアや中国の人権に関するスタンスとかも、絶対にアカンと思うけども、これ以上人口が増えたアカツキには、それを認めざるを得ないような残酷な現実が待っていたりする。それは極端なテーマだけど、その国独自のスタイルの「民主化」があっていいと思う。すべてがアメリカ型である必要はなかろう。それを100%受け入れたりしてるのが「グルジア」だったり「アフガニスタン」だったりする。そもそも大統領がアメリカかぶれの国ってなんか要注意である。必要以上に英語が上手い人ってなんか信用できん。その国のすべてを受け入れないことにはそんなに上手い英語は喋れんぞ。いや・まじで。と元アメリカ企業のサラリーマンは思うのだ。偏見でありコムプレックスかもしらんが。でもロシアや中国が100%いいなんて言ってないし。実際にさほどよくない。

 ただチベットだってほんとはどっちが先に「手」だしたのかわからんからね。

 今回はグルジアが先みたいよ。それも「アメリカの確認」を取ったあとに軍事侵攻したという「情報」まである。アメリカのというよりブッシュの・だけど。

 平和の祭典と殺戮・虐殺の同時進行、この「世界の二面性」には複数の感情で接しないと。引き裂かれてトーゼンぐらいのね。

 

 
posted by 浪速のCAETANO at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | あれやこれや | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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