2006年02月07日

 バカへのメールより始めて

 気になって関関同立チームにメールしたところ、「まあまあええかんじ」と返ってきた。まあこの期に及んでなんかできるわけでもないから、無責任にがんばれーというぐらいしかないんだけどさ。
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 なんかアキシノミヤくんに子供が出来たってね。「男子」だったらどーするんだろう? 女性(女系ではなくこの場合は)天皇を認めてしまったら、もし今回男子の場合、ヒロノミヤくんとアキシノミヤくんの間でかなりモメるだろうなあ。
皇室典範改正はそんなにアセらなくてもいいんじゃないのか・と思うが、歴史に名を残したい小泉くんは急いでる。それにも「党議拘束」かけるなんて言ってる。変な話、これこそ、心の問題でしょう、個人の。保守のヒトビトだらけの自民党の中でこれは大騒動になるんじゃないかな。プラス、天皇の問題を政争の具にしてしまうなんて、右翼のヒトビトほんとにそんなんでいいの? 田原総一郎ヒビらしてる場合ではなく、ここでなんとか言わなきゃね。

 天皇の問題は複雑だ。その成り立ちからして、古事記・日本書紀の記述が真実であるとは本音では誰も思ってはいないだろうが、国の神話としてはよくできている。そのような神話を求める、という気持ちもよく分かる。ただ、その神話自体が巧妙に現天皇までつづいているところが難しい点である。例えば逆に現在から遡ることによって事実をベースに考えざるを得ない。だって今の天皇のパパは「・・・キボウします」の昭和天皇であるし、そのパパは短命に終わった大正天皇であるし、そのまたパパは明治天皇であるし・・と事実が続く。とするとその事実があやふやな時点が必ずやってくる。となるとある時点でぼくらは事実から神話への発想の転換を強いられることになるわけだ。

 では発想の転換を強いられた時点で、そこには何があるのか、というと、未だ天皇ではない「大王(おおきみ)」という存在に出合うことになる。その大王は豪族の一人である。とするとその系譜は置き換え可能だったのではないかという疑問も湧き、そこには権力闘争という、およそ今の天皇からは想像もできない生々しい現実にも出合うことになる。

 継体天皇という「突然の天皇」も現れる。謎が謎を呼ぶ。

 皇室の傍流からあがっている「男系」へのこだわりも「事実」に基づく批判である。天皇がかつては「呪術」の使い手であったこと、「稲」という日本という国がそれに依って立つ神聖な食べ物には現実と呪術の2つのポイントで深く関わっていたこと、それは天皇家の行事(初穂のなんとか・とか)から垣間見えるわけだけども、ある時期から天皇を奉ってそして実際の権力はNO.2が握るなんていう、ややこしい権力体制でやってきた日本という国は、今政治的に権力のない天皇を政争の具にはするべきじゃないだろう。そもそも、もっとゆっくり考えなきゃだめじゃないかと思うが・どない?

 大抵のヒトは明治以降の天皇制しかピンときてないと思う。ぼくらのおじいちゃん・おばあちゃんまでしかそのことに関して訊くことができなかったからだ。そこには「盲目的に信ずる神としての天皇」か「大戦後の急激な民主主義の元でのいびつな形の天皇」かだと思う。そしていま後者のいびつさが残ったままで日本国民の統合の象徴として、国のナショナリズムの強化とともにまたまた変な場所へと天皇が移動させられている気がしてならない。

 正直に言うなら、若い頃は天皇は必要ではないと思っていたが、それに代わる「良き人」は他にはいないこと、NO.2であるはずの現在の政治家たちの腐敗など考え合わせるとやっぱ「必要」と言わざるを得ない。「良き人」としての天皇の存在は汚すべきではないと思うし、その汚れた手で「天皇」に触るべきではない気がする、とりあえず。

 平成の世はもうすぐ終わり、ヒロノミヤくんが天皇となる年号が長いものになると思うが、明治・昭和が長かったことを考えると今は大正が短かったのと同じく「天皇的時間に於ける過渡期」と言えるのだろう。そんな時間帯にこちょこちょっと大した議論もなされず、そんな大変なことを決めなくてもいいはずよ。たぶん。
posted by 浪速のCAETANO at 15:14| Comment(0) | TrackBack(0) | あれやこれや | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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