2006年03月02日

ふつーを見直す

 ま、至極当然のことながら、世の中自分の思い通りにはなかなかならない。

 先日の28日。月末のあの路と銀行の混み方。三時からtutorだったから一時半に出れば、銀行回って間に合うだろうと高を括ってたら、いや、そのう、江坂の三井住友、もう「とぐろ巻いてた」。正しいラインというのが一応あるでしょ。もちろんそこには収まらない人の数だし、外は寒いからね。なんか、うにゅ〜〜っと、苦し紛れにみんな並ぶもんだからどこが最後かもうわかんなくなってた。ヒトの大量発生にはもう、ものすごく弱いのであって、ものすごく限りなくテンションは下がってしまうのだった。

 しょうがなく帰りに一部だけ寄って帰ろうと思い東京三菱UFJチームは諦め、6時までには絶対帰らないといけなかったからもう大丈夫だろうとまたまた高を括り南森町の三井住友へと立ち寄ったが、そんな時間にも拘らず、30人ほどがじい〜っと待ってた。おえ〜だったが、一旦クルマおりた以上、ここは何としても初志貫徹とココロに決め、並んだ。すべてのヒトがすべて別の方向を見つめその視線は見事に絡み合わない情況を10分ほど耐え、なんとか無事に支払いパフォーマンスを終え、新御堂はダダ混みみたいだったから天六から淀川渡って車線変更満載の運転で帰ってきた。ちょうど6:00pmだった。滑り込みセーフ。しかし、このような「気がせく」時間というのはヒトを疲れさせるね。

 しかし、じい〜っと並んでるヒトビトの仮面を被ったようなあの無表情・まあその場では自分もそうなのでしょう・というのはなんかやっぱり「ラテン」なんかとはほど遠く(当たり前だが)、不気味きわまりない。なぜか?一人一人の頭の中で「空想・妄想が渦巻いてる」のを感じるからである。

 みんなは結果としてはフツーなのだが、ものすごくフツーが嫌でどちらかの方向へと志向している。これがどの分野においても意識の二極化をもたらすことになるのだが、その波は社会の隅々にまで浸透していて、自意識過剰な市役所の窓口の20代の職員なんて現象まである。ハヤイ話、うそでもいいからちょっとだけでも「いい思い」が他人に先んじてできればいいっつうか、そんな感じ。なんだかみんながアセって根拠と身のない(なかにはある場合もあるが、まれに)上昇志向と、そこからこぼれてひたすら拗ね続けることによる自己主張が下へ向かうその二極化のおかげで実は真ん中がぽっかり空いているというへんな社会になっている。そこはかつて「ふつー」と言われていた「場」なのだけど、アンチ・スペシャリストかつアンチ・大衆な気質を持つ身としては、そこがスいてて結構快適である。上昇・下降というような強烈な磁力がないし、極めて相対的であるから油断すると「ここは何処・わたしは誰・いま何時?」なんてことにもなりがちだが、2/28に銀行並んでる情況からだけはほど遠い。

 なんといってもいいと思うのは、そこには「イキッた感情」があまりないことだ。イキった感情はものすごくヒトを疲れさせる。むやみやたらに自分も疲れたり、ヒトを疲れさせんのって「犯罪」だろ。

 なんかのアンケートで日本の高校生がその「ヤル気」においてひじょーに低レヴェルって報じられていたが、今言ってることは若干かぶる部分もあるのだろうけど、スいた環境で競争から一旦降りたふりをしてみるのが今は「けっこういい」んじゃないかと思う。正しく負けておくことは次の時代の変化への対応力を培うのではないかな。なーんて思ったりもする、昨日今日明日だったりなわけだった。

「TODO O MUNDO お満開ワイン祭り」ラインナップご紹介;
その1.
<社長たまげた>
モナステリオ・デ・サンタ・アナ [2004] img1029580833.jpeg F5000/H2500
香りがすばらしく華やかで甘いジャムの様です。果実味たっぷり、程よい渋味と、深みが美味しい。バニラなどの樽香が混ざりあって時間と共に凝縮した果実味に変化していくしっかりしたワイン。だからじっくり楽しんでね。モナストレル種100%=南仏で言えばムールヴェードル。ま、権威主義ではまったくないのですが、某6人中5人のソムリエがブラインド・テストにおいて「ベスト・バイ」として選んだ、と言われてます。ま、あとは自分の舌で確認・ということで。
 
posted by 浪速のCAETANO at 12:25| Comment(1) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
モナステリオ・デ・サンタ・アナ [2004] モナストレル
どっかで見たなぁ・・と思ったら、この前大量に衝動買いしたワインでした。
シラーもおいしかったけど、モナストレルはおいしかったなぁ!

Posted by かおり at 2006年03月02日 18:41
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