2010年06月01日

オシムは言った

 さすがにイビチャ・オシム、良い事を言ってる。

 「イングランド相手にコンプレックスを持たずに戦った。選手は、テレビでしか見たことがないジェラード、ランパードといった選手が空を飛べる怪人ではなくただの人間であるということが分かったはず。時間帯によってはどっちがイングランドなんだというようなプレーをした。日本は良い内容の試合をしたと思う」

 悪いことの後には、いいことも起こるものだ・とも言っていた。

 そして:

 「大久保、長友はよく走った。長谷部と阿部は体力があるまで、つまり後半途中までは中盤でボールを支配することができた。チェスなら70分までは、イングランドが“参った”と投了してもおかしくなかった。残念なのは残り20分もたなかったこと。なぜかというと1―0で勝っているのに、前に前に走って取られてまた戻るということを何度も繰り返したから。最後は走れなくなっただけでなく、技術の正確性がなくなった。それがオウンゴールになったと思う。今野、中沢ももっとフレッシュな状態でブロックに入っていればゴールになってなかった。最後まで出し切るようなペース配分ができないという問題点が、あのプレーに象徴されていた」

 言わば「オンナのくそマジメ」みたいなサッカーになっていた・ってことよね(オンナの人・そんな意味じゃないんだって)。

 さらに:

  「微調整の時間しか残っていません。ですから準備ができる分野はメンタルです。そこで戦術的にもう少しみんなが共通の判断力を持って、力をセーブするところはセーブするようなテンポを変化させることができれば、残り20分までではなくて90分でも120分でもできるかもしれない。それこそがメンタルの準備です」

 このような至言を吐いてくれるようなおっちゃん・おらんで。ありがたいことだよね。元代表監督。

 それは、岡ちゃんに「やっぱり何かが足らん」ことの裏返し・でもあるが。最近の代表・ジョホールバル時代に舞い戻ったような印象だった。本田を無理に「中田」にしようなんて姑息なメディアの策略とかもまだ現実にはきびしい。俊輔の失速も、単なる調子の悪さか、それとも年齢的な下降線の途上なのか量りかねる。


 ただ、ひとつだけ、今回アドヴァンテージがある。周りが「ある程度」諦めてくれてるとこだ。だからそんなに期待の大きさを両肩にかんじなくてもいいってことね。例えばオランダ相手に、意識だけ「代表」というような金縛り状態ではほんとに「なんにもできない」だろうから。誇りは誇りなのだけど、現実は厳しい。国の・・・・なんていらないとおれは思う。そこはサッカーの出来上がった国においての話であって、国外のW杯で0勝のチームなら、そんな自意識はいらない。ヨハン・クライフが創り上げたトータル・サッカーの血を・超攻撃的サッカーを直に味わう・なーんて素晴らしいことでしょう。そんな中でおれもがんばってみるー!!!でいいのだ。

 ひとつだけ。得点はやっぱりFWというか前線のプレイヤーが取るべきで、なぜならそれはチームを勇気づけるから。点取り屋・というのは、ピュシスからなにか宝物を取り出す・そんな才能を持つに似て・と思
う。特別。

 アホみたいな「代表盲信サポーター」にも「どーせ0勝3敗だよ」と言うような「アンチ代表」の失態を鼻で笑う・と言う立場にも組みしたくないのね。

 W敗は自国の応援をするのが南米・欧州では当然なのだが、それは放っといても彼らは決勝トーナメントに残ることが「経験的に」明らかだからだ。大会4位を目指す・と言った「わかるようでわかんない」目標のとんちんかんチームと国民とは、意味が異なる。

 まだ「我が同胞たち」はサッカー先進国に対して「どんだけ出来るのか」、うーん・楽しみ!!!ってことでいいと思うよ。
posted by 浪速のCAETANO at 17:06| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | カルチョ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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