2010年06月09日

予習の合間

 この頃日曜は、翌日の予習に追われていて、おれは文系だったため、数3というものをちゃんと勉強したことがなく、こないだもちょっと詰まってしまって、まだ明るかったからチャリで逃避の旅に出ることにした。小銭を持ってどっかでカルく飲んでもいいな・とも思っていた。

 コーヨーでぺろのごはんの買い置きも要るなと思っていたから自然と足は西へ・と延びる。今はUSJが出来ている辺りからも少し手前、伝法に実は親父がコドモの頃住んでいた。父方の祖父は、元海軍の軍人で昭和天皇とともに世界一周大航海をした後、戦後大阪で日立造船に勤めていた。多分淀川の河口に造船所があったのだろう。大阪空襲の際には川に飛び込んで助かったという話を聞いたことがある。

 阪神淀川駅近くのコーナンにはたまに行くが、伝法はそこからすぐのところだ。かなりの教育崩壊地域のニュアンスを醸し出している。そんなニュアンスはヒトの精神衛生にはあまり良くなく、温度のある街へと自然にそこからは足が遠ざかる。まあそこからの「温度街」と言えば西九条は近い。しかし、大黒も白雪温酒場も日曜ゆえ開いていない。まあしかし、シネヌーヴォ近くのトムヤン風味のクッパでもいいしな・などはなはだ無責任に近い未来を見据え、向かう。きっとなにかあるのね。なんか、きっとUSJができたことと関連ありだと思うが、街の「見えるとこだけ」小綺麗になっていた西九条の街だった。でも見えるとこだけってのがポイント。

 久しぶりに安治川トンネルを潜ろうとエレヴェーター前に並ぶ。チャリ6台に人間15人ほどを川底よりも深く運び、そこからはトンネル内チャリを押す。こんにちはー・とワカモノが警備のおっちゃんに挨拶している。で、向こう岸の川底に着くとまたエレヴェーター前に並ぶ。降りたときと変わらないメンツを地上まで上げる。するとそこは九条OSの街である。

 長くていい感じに廃れた商店街を抜け中央大通りを越えて、さらに商店街を抜けてしばらく行くと京セラドームがあるからそこをぐるりと右旋回すると大正にでる。かつてのバンド・メンバーが失踪していろいろあって実家近辺に戻っているという話なので、ふらふら探してみる。しかし、当然ながら見つからない。同じ街でもクルマで来るのと電車で来るのとチャリで来るのとでは気分が大きく異なる。どれもそれなり・だが、自由と効率を両立させるにはチャリだったりする。街に対して「つかずはなれず」だ。

 フリーピープルを越して南恩加島まで下ろうかと一瞬思うが、よく考えたらなんのために伝法からやってきたのかわからんぢゃないの・と思い直し、泉尾あたりをうろうろして九条へと戻る。イワサキー・連絡してね。

 九条OS・一体何をイマドキやっている・と思い前を通ると、「女王様」系のイヴェントが目白押しだった。しかも値段が6000円〜8500円だって。びっくらこく。やや明るいオーヴァーグラウンドなSMオタクが市場になってる。アイドル女王様とオタク。そしてそこにも業界のシステムが確立している。うーん・と唸りながらそそくさと立ち去る。なんか問題ぢゃないかい・そーゆーのって。高給バイトの一つとして女王様・ってのもあるとは聞いていたが、なんとなく興ざめだなあ・こーゆーの。もうそこにはかつての谷ナオミや松川ナミのようなまなざしは期待することは出来ないのだな・ということだけはよくわかった。ご縁がないです。

 商店街に戻り、さきほど目星を付けていた居酒屋へ。人いっぱいで地元民のための居酒屋です。奥の座敷でもこちらの小上がりでもみんなで盛り上がっている。おっちゃん・おばちゃんばかりだから、いやなムードはまったくないのね。まだ午後4時だった。末席を汚す。カウンターの隅っこで・しかしここ落ち着くわけ。串カツから寿司までという「理想的」な居酒屋で、しばらく飲む。予習さえなけりゃこのまま「おっちゃんらに乱入」も考えられたが、そこは自粛する。

 逢魔が時をまた同じルートに少し変更を加え、戻る。コーヨーに寄ったが、おれが買い過ぎのため高齢ネコ用レトルト売り切れだった。見つけたらとにかく「全部」買うことにしているのだった。商品管理に「混乱」をもたらしていると思う。「なんで高齢ネコ用こんなに売れんねん」みたいな。店用にズッキーニを探していたらレインドッグズのキイくんと彼女に遭遇。「なんで・・」とはお互いの弁なのだが、よくよく考えるなら・ね。

 温度のある街のことを考えると、「自然に」というキーワードにブチ当たる。「無理に」や「とってつけた」は続かない。しかし、経済的にペイしないものはこれもまた続かない。対象に自然な愛情を注がないといけないのだが、その「自然な」の加減も難しい。もう最近、たぶん長年やっている方はみんなそうだと思うが、食材その他の目新しさとのいたちごっこには「お疲れ」になっているはずなのだ。そんなことじゃないのよね。最後はソフトなのね・とも言い切れないとこもある。そこんとこも自然なバランスが不可欠で、答えからの逆算がすべてダメで、となると、やりたいようにやるのがほんとは一番なのだけどね。いい「場」をみなさんそれぞれの良心と感覚により作っていきましょうね。

 など考えながら帰ってきて、うとうとしていたら才媛からお願いしていた電話が掛かってきて、数3の問題は解決したのだった、


 こないだのイングランド戦のインターの時にかかってた。それだけでももうかなわないのは自明・だ。



 
posted by 浪速のCAETANO at 17:34| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ツアー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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