2010年10月26日

クールにFAREWELL

 アルファともいよいよおさらばである。

 ずーっと乗りたくて、でも他のクルマを買い続け、もうほかに乗りたいクルマがないところまで引っ張って、やっといい個体に出会い、初期型のナロー・アルファがうちに来たのは4年ほど前になるだろうか。今調べたら2007の三月八日でした。3年半というところか。

 このご時世である。クルマは余計者・と捉えられても仕方がないし、一般の意見としてはそれでも構わんと、おれは思う。

 おれは人が思うほどエンスーでもなく、ただ、いろんなクルマを乗り散らかして来ただけであって、しかし、その個体数にはかなりのものがあり、そのそれぞれのフィールは今も目を瞑れば甦ってくる。飼っていたネコたちのそれぞれの毛のテクスチュアと同様に。旅として行った先の風景・鳴っていた音楽・そして横に座っていた女・の記憶を伴って。記憶・よりももっと生々しい感覚さえある。それだけ、クルマは好きだったし、ネコたちと同様、ある種「仲間」みたいなものだった。

 ネコとクルマそして愛すべき女・音楽があればそれで良かった。まあ、割と欲が深いと思われるかもしれないが。そういう人生しか知らなかった。

 そして、いろんなものと「お別れ」するフェイズにすでに入ったはずである。だからそれはそれで覚悟は決めてるつもり。ぺろも最晩年である。そこからはきっとネコは飼わない。ぺろやうーちゃん以上の個体には出会わないという確信がある。アルファ8v以上の個体にも出会わない自信もある。しばらくはサーブに乗るだろうが、おれの「華麗な?」クルマ遍歴もそれで最後になろう。実際クラッチがかなりヘタっている。

 いろんな「遍歴」もこれで終わり。出家でもしようかな・なぁんて。

 まあ、これも時の流れ・だろうか/だろう。

 現世の楽しみだけを追いかけてきて、あまり悔いもなく、熊野もこないだ火祭りを見に行くときアルファで中辺路・大辺路走ったし、それもよろしかった。クルマがなけりゃ熊野詣ももうしないだろう。後白河上皇にはかなわなかったね。後鳥羽上皇よりは行ったけどね。

 さて、このように考えてくると、自分は何か別のものに「alter」過程かも、と思えてくる。一体全体「何に?」わからない。わからないが、その変容の先にはこれまでとは明らかに異なる環境と実体があって、今までの感覚で言うなら「何か辛いもの」のような気がするが、そのときに自分が変容しているわけだから、それを辛い・と感じるかってのは不明。

 楽しみか? と訊かれれば「そんなに楽しみでもない」と答えざるを得ないけど。そういう感情論で云々できない世界に突入する気がしている。
 

 
 FAREWELL FAREWELL
 
 

 
posted by 浪速のCAETANO at 14:23| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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