2010年11月04日

文化の日だって

 文化の日(笑っちゃうが)。

 トドムンドではカオリーニョ藤原ライヴ。

 相変わらず「快調」なカオルちゃんだった。快調すぎて、となりのおっさんの苦情が出たほど。

 いや・これは皮肉でもなんでもないの。カオルちゃんのピッキングがかなりパーカッシヴだ・ってことの裏返しで、カオルちゃんのギターを聴いていると、ジャンジャカジャンジャカギター弾いてるヤツが「さる」に見えてくるほど、それこそ「文化」の優劣が顕在化するほどである。別の楽器みたいです。

 みなさん・満足されて帰ったみたいでよかった。札が舞い・銭が飛ぶ、そんな投げ銭ライヴでありました。

 ミックスされたてのホットなソロアルバムも試聴したが、少し残念だったのは、セルフ・プロテュースの「限界」みたいなものが垣間見えたことかな。一部でもおれにプロデュースさせてくれてたらな・と思った。

 どんなにすばらしいミュージシャンでも(というのは楽器がうまく弾ける・歌がうまく歌える・そんなことはあたりまえのことで、さらにアレンジも出来、他の楽器も弾くことが出来・というレヴェルでさえも)、録音はやってるうちに、どんどん「狂気」に支配されて行く。だから、おれが言ってるのは、立場の問題であり、視点の問題なのだが、セルフ・プロデュースはそこがなかなか難しい。いや・ほんとに。

 最初はクールに始まるのよ。それがある日を境に自分の作った音に自分のアタマが支配されだす。熱がクールネスを飲み込んでしまう・そんな臨界点が必ずある。そもそも創造とは「ゼロ」からの積み上げだから、そこにはプラスが「常に正解」という暗黙の了解がある。引き算・って勇気がいるのね。無限の足し算の誘惑。

 だから、「おいおい・あのね」という視点が必要なんだね。

 まあ・カオルちゃんもこれ「実験」だからね。実のある実験だったと思います。このカオルちゃんのソロはライナー・ノーツを書かせていただきたい。ていうか、勝手に書いて、持って行こう。そして挿入しよう。ないもんね、ライナーの入ったアルバムなんて、最近。

 12/20の日に、いわゆる「レコ発」やるみたいです@RAINDOGS。おれも呼ばれてるので末席を汚したいと思ってます。


 アグアズ ジ マルソ。師匠と弟子の絆・を感じる。

 
 
posted by 浪速のCAETANO at 13:27| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TODO O MUNDO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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