2012年05月15日

嗚呼・Donald

 Donald 'Duck' Dunnが突然・しかも東京で亡くなったりするものだから、驚く。

 職人ですよね。20世紀最高のベーシスト。オーティス、レヴォン・ヘルム、清志郎ともやってたね。

 最近、クルマでオーティスばかり聴いていた。「gotta gotta」のイメージ先行し過ぎのオーティスの歌は実は「狂おしいほどのラヴ」を歌った歌ばかりで、しかもしっかり制御されたその節回しは決して「声でかい」だけのヴォーカリストには歌えない・難易度の高い歌なのだった。

 みんな・ちゃんと聴いてみろ・と言いたい・声を大にして。

 しかも「かなり・切ない」

 バックの「MG's」の贅肉を削ぎ落とした演奏あってのオーティス・レディングのソウル・スピリット溢れるその歌が完成する。いや・奇跡だからね。しかし、奇跡とは、器材のtoo muchの充実とは関係ないのね。逆にtoo muchでは奇跡は起こらんのだ・と言いたい・これも声を大にして。

 しかし、ものすごく好きだったミュージシャンがぽろぽろ亡くなっていく時代を迎えてしまったのだな。15歳上の人たちに、そんな人たちが固まっていて、まだ70くらいは「若い」なんて思ってたが、ヤバいこともいっぱいやってるし、それと過度の興奮の連続と失意・なども考え合わせると、サラリーマンやってたおじさんたちとはやはりちょっとちがうよね。

 いや・しかし、歌のための「最高のベーシスト」Wish the God'll walk w/ you.ほんとに惜しいです。

 スティーヴ・クロッパーもがっくりきてるだろうなあ。ふたりの絡みも「黄金」だった。たくさんある、彼の参加アルバム・試験が終わると聴き返そう。

 自分のライヴの前後にそんなことを知って、空回りしない演奏に於けるガッツとは、と考えた。コムボでやる音楽は、他の演奏者への敬意から始まるなんていう「基本的なこと」をちゃんとやりたいと思うわけだった。おかげで、納得の行く演奏ができた。いつもそうありたいと思う。それが、ダック・ダンという・勝れた他者との演奏に精通する・勝れた音楽家から学んだことだった。

 「先輩たち」どんどん逝くなあ。

 なにげないことがすごくかっこいい。


 Steve Cropper, Donald Duck Dunn final US performance TIME IS TIGHT Marshall, TX


 Otis Redding shaking Monterey!  ところで、「すっぽんぽん'z」のめぐよ・キミは今・何を思う。
posted by 浪速のCAETANO at 12:26| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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