2014年06月25日

Long Black Veil

「Long black veil」

10年前のこと、寒く暗い夜だった。
街の役場の灯りの下で殺人があった。
目撃者はほんの少しだけいて、
そいつらがみんながこう言った。
逃げた男はおれに似てた、と。

裁判官は「おまえのアリバイはあるのか?」と言った。
「現場にいなかったのであれば、死ぬ必要はないのだ」
おれは一言も喋らなかった、それが自分の命に関わることだったが。
おれは親友の妻と寝ていたのだった。

彼女は丘を歩いてやってくる、黒く長いヴェールを被って。
おれの墓までやってくる、夜の風がむせび泣く所。
誰も知らない、そう、誰にもわからない、おれ以外に、真実は。

首吊り台は高く、永遠はすぐそこにあった。
彼女は群衆の中にいて、泣いてはいなかった。
でも、寒い風か吹き荒ぶ夜に、いつの日か、
おれの骨の上でおれのために涙を流してくれることだろう、
長く黒いヴェールを被って。

trad。the Band とか ミック ジャガーw/チーフタンズとか名演あります。
posted by 浪速のCAETANO at 17:19| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 訳詞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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