「眠っている間に亡くなっていた」と家族の話。超天才的ソングライターだった。
MARC BENNOの「Minnows」の奇蹟とレオン ラッセルの名曲の数々が「南部を目指せ」という自分内永久機関的ムーヴメントの意識の上の「第一」のDestinationだった。そこから先もあるんだけど。
カーペンターズの存在の根拠はバカラックとレオン。そう考えるとカレンもリチャードもよかったねと思う。もちろんあの兄妹、バカテクですが、でもさ、もう少し後に生まれてたら、もっとカスの曲やってたと思うから。
TIGHT ROPEを聴いたのは中学生の頃だったと思う。耳に残るのね。粘いんだが嫌じゃないのね、あの声ですが。情報の詰まりまくった声。声は情報である、とはレオンから学んだと思う。
Stranger in Strange Land、Delta Lady、Back to the Island、おれはそういう曲が好きだがメガヒットになったSuperstar、Masquarade、Song for You、書けるのよねそんなんが。そこ。
ピアノもよかったね。南部のフィール満載でね。Dr. Johnのコピーだという意見もあるが、そうかね?ニューオーリンズ的な感じはそうしなかった。スタイルはそうかも知れんが、ソングライターとしての幅、それは黒人音楽を題材にしながらも、黒人音楽というパンツを豪快にはみ出した「剛毛のハミ毛」、などというと絶賛してるのか、茶化してんのかわかんない人いるか知らんが、「最大の賞賛」です、これ。
すごい作曲家だった。「鬼火」というアルバムがおれは一番好きです。おそらく、ここマイノリティだと思う。
マーク ベノはあの奇蹟のアルバム「だけ」と言っちゃっていいと思うのだが、レオン ラッセルはあまりに才能溢れた存在だったからね。
ロッド スチュアートの最もカスな曲「Sailing」を歌っても、ええように聞こえた。昔CMで流れてた。
偉大な才能とその魂に「Rest in Peace」。
奇しくも昨日はNeil YoungのBDでもあった。
おっちゃんにはもっともっと生きていただかないと、それも怒りながら。こんな世界なのだから。