2017年01月04日

真夏日

<真夏日>

乾いた声  名前を呼ぶ

眠ってた

背丈ぐらいの 草が見てた

あの真夏日


静かな午後 子どもの夢

戻りたい

続き見せてよ タイムマシンお願い

連れてって


砂利だらけの校庭

ぞろぞろぞろと 半ズボン

サビの浮いた鉄棒

ぐるぐるぐると おかっぱ


長い影 引きずって

西の空  ふと眺める


振り返ればそこに

誰もいない



夕立が来る  雷連れて

戻らなきゃ

夕立が上がる 虹色に輝く

空のみち



鏡の中で笑ってた

爪を赤く 塗りながら

氷をひとつ つまんで

首筋に押し当てた



赫い髪  巻いた髪

香水を吸った 気がした


振り返ればそこに

誰もいない



忘れてたあの人は

まつ毛が 濡れていて


忘れてた あいつは

汗の匂いが


ふた通りに生きる

頭の中


映画みたいに

モノクロの絵で


あの日の空 雲が怖い

怪獣に見える  動いて行く


ソーセージ食べて  ビールを飲む

一日が過ぎる  また夜になる


あの日の午後

木立の中

エア ポケット

吸い込まれる


月が出てる  金星も見える

高速の灯り  かすかな声

あの日の午後

木立の中

エア ポケット

吸い込まれる


ソーセージ食べて ビールを飲む

一日が過ぎる また夜になる


月が出てる  金星も見える

高速の灯り

微かな  かげ












posted by 浪速のCAETANO at 19:33| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MarutaniKaz 詩の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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