2018年02月01日

曽根崎キッドの日々 1

「キッド meets the other キッド」その1
 曽根崎キッドはトドムンドの社長に頼まれて四天王寺まで行くことになったが、一週間帰ってこなかった。デッドエンドストリートのみんなは少し心配していたが、でもきっと曽根崎キッドのことだから、ふらっと戻ってくるよ、あるいは、もう帰ってきてるのかもしれないが、気が乗らずに来ないのだろう、などと無責任に噂していたその夜、曽根崎キッドが帰ってきた。
 
 髭が伸び放題で変な寝癖がついてて、ふらふらとトドムンドのドアを開け、アイちゃんが思わず「ぎゃっ」と声を上げたとき、そんなことにはかまわず、曽根崎キッドは「おじやが喰いたい」と声を漏らして、それから倒れ込んだのだった。
 
 それから24時間きっかり3階のソファで寝て、目を醒ましたときにはもうトドムンドの営業が始まっていたから、抜き足差し足でこっそり階段を降りて1階までやってきたところで客のオンナと出くわし、また「ぎゃっ」と叫ばれたわけだった。
 
 「キッド、髪の毛すごいで」「あぁ、そうか、そうやった」「サウナでも行ってくる?」「そやな、あ、それとこれ社長に頼まれてた、例の」「なにこれ?」「いや、例の、って言えばわかるねん」「はい、わかりました」  
(キッドの身になにがあったのか・・・・・・・?  つづく)
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posted by 浪速のCAETANO at 14:46| 大阪 ☔| Comment(0) | 曽根崎キッドの日々(作り物・続き物お話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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