2018年03月09日

曽根崎キッドの日々 37

    さゆりは「もうイク」と思った。「キッド・だめだわ、ごめんなさい」と見上げた。「ん?」

    唸り声が聞こえた。よく聴いてみるとその唸り声は「上」から聞こえてくる。

    唸っていたのは曾根崎キッドだった。「ガルルルル・ガルルルル」と唸りながらバイブに噛み付こうとしていた。洗濯棒の揺れによる刺激は曾根崎キッドがバイブに噛み付こうとして失敗していたからだった。曾根崎キッドは今、足のばたばたも止め、てらてら濡れているバイブの先端に集中し、噛み付こうとし、そして何度も失敗していた。
「ああーん、キッドったらぁ」

    さゆりはキッドがバイブに当たる度にちいさくエクスタシーを感じ、そしてやっぱりそれは少しずつ大きな波になろうとしていた。もう股間はびしょびしょで、視点も定まらなくなりつつあった。つん・つん・つんという刺激も意地悪で、さゆりはもう狂いそうだった。もう何もかもどうでもよくなってこの洗濯棒に股間をこすりつけたかった。もうこすりつけようと思った。

    そのとき股間に100万ボルトが走り、それは全身に広がっていった。さゆりは後ろ向きに倒れていった。倒れる時に見たものは、バイブの先端にかぶりつき、その動きに同調して首を回しながらさゆりの真上を飛んでいく異形の人物の姿だった。そのすべての動きはスローモーションのようで、さゆりは100万ボルトが痙攣に変わりながら、意識を失っていった。意識を失う寸前に思ったことは、「あのバイブ・女の子のアナルに入ってたなあ」ということだった。(つづく)

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posted by 浪速のCAETANO at 00:13| 大阪 ☔| Comment(0) | 曽根崎キッドの日々(作り物・続き物お話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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