2018年04月01日

曽根崎キッドの日々 60

    男は全裸のままでソファーにだらしなくふんぞり返っていたが、夏木マリを見て「お」と声を出した。自分にはそんな趣味はなかったのだが、見るのなら大好きだ。
「ほんとはサトルがもう一回ぐらいイケたらもっとおもしろいんだけど」
 どうだろう・と男は思ったが事の成り行き次第では・・と少し気が乗った。
 夏木マリはワインをなみなみとグラスに注ぎ、1/3ほどを一気に飲んだ。そして今度は1/3を注射器で吸い上げた。
「この子にもごちそうしてあげるのよ」
 夏木マリはワインクーラーの氷の浮いた水で注射器を一杯にし、さゆりの後ろへと回った。
「いい子だから、少しお尻を上げてごらんなさい」
 さゆりは言われるままに動いた。内股が汗ばんでいた。オンナの指がやさしくやさしくさゆりの肛門をほぐす。そのうちにチカラが抜け、オンナの指がするっと中へ入ってきた。一瞬さゆりの身体に痛みとは異なる電流のようなものが走ったが、オンナは指を中で動かさずさゆりの括約筋を楽しんでいた。そのうちさゆりのチカラが抜けるタイミングに合わせ、オンナの指は深く侵入し、さゆりは未だ心を閉ざしたままであったが、意外な箇所を責められ少し動揺したかもしれなかった。オンナの爪が粘膜を軽く刺激していた。

 空間の赤みが濃くなってきた・と思った。確実に何かが起こっていた。心が騒いだが、冷静になろうと努めた。

 曾根崎キッドはさつきに案内され「D」という番号が刻まれた部屋のドアの前にいた。(つづく)

posted by 浪速のCAETANO at 21:03| 大阪 | Comment(0) | 曽根崎キッドの日々(作り物・続き物お話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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