2018年08月01日

O 21o Anniversario (人格あり)

21年もやってると店に「人格」のようなものができてくる。そんな気がしてる。法人に「法人格」があるのとにてる?にてない?どっち?
昨夜は火星が月をリードして南中していた。月は48分/day遅れていくからね。「火星に転勤」した男のことも数分考えた。中津へ来た頃〜最近までの最頻客だった。随分well-knownだと思うが。

ヤツも店が「来るのをユルした」のだろうと思う。おれとかaomi店長が許可するというより。

波長が合う、合わない、というか、波長はまったく同期するということはないけど、それらの最小公倍数があって時々それらが合致する、そんなイメージを思う。

しょっちゅう合致するヤツもいれば、ときどき思い出したかのように「合う」人もいる。もともと合わないのに無理やりおのれにplus 1とかしながら合わせたりしてると無理がくる。そこは永遠に疎遠にもなるが、だから不思議なのは別に遠くに住んでるわけでもないのに、普段そうそう来ないやつがたまに来て、ごく自然に来て、ごく普通に飲んで喋って「また」みたいなことで帰っていく。

最小公倍数が「大きい」タイプの人間が確かにいる。それは、おれも行ったり行かなかったりだから、まあaomi店長はおるが(そしてその背後にはおれはいるが)、だから個人の波長だけの合う合わんではないのね。もっと、おれもaomiも制御できない大きくはないとしても「深い」何か。

店に「人格」がある、としか言いようがない。

だからおれはお客の移り変わりに関してほとんど頓着しない。周りにどんな形態の店ができたとしても、営業的な意味で眉間にシワ、ということもない。大繁盛の店では決してないが、そんなもんいらん。カネもいらん。勢いもさほど必要じゃない。sustainable、ただそれだけ。資本主義に深く加担せず、横目で見ながら資本主義を生きていく、といった
これから店を始めようと思う人間には「?」な感覚と主義でやってるし、これからもやると思う。

お客との「時空の共有」これに尽きる。生産性とか「頭悪すぎる」からね。greedとも無縁。一般的な老舗とも異なる。名店とか、興味ない。雑誌のライターの知性ごときでは記事にすることも無理。おれより賢ければ考えてもいい。だはは。と好きなこと言うてるけど、そこは限りなく真実に近い。土人は土人の店、あるからね。

それもこれも「店の人格」のなせるワザでね。なんやかんやいうても、全ての人間がbias持ってるからさ、そのbiasが溶けてしまったらこんなに居心地のいい店もない、そう思う。例えば、おれもええ歳だが、いろんな店に行ったとしてそこでいろんな店の人に会うが、「ヒトは繕える」のね。で、繕いっぱなし、も無理なのね。気がフッと抜ける時がある。おもてなし、などと言う言葉は嫌いだが、そういう態度がフッと消える時がある。人の気配が消えた時に店の「力」が立ち上がってくる。それはその店の「過去の集約」であり、店に関わる人間たちの「営為の蓄積」でもある。そこでは無理も何もなく「等身大の店の人格」が感じられる。それが「店の波長」だったりする。店は人、そこは間違いではないんだけど、例えば人は一昨日のことなど忘れていたりもする。関わったひとの無意識の連鎖、言った言葉の積み重ね、そんなものが何層にも重なって店に人格ができてくる。それは店にいる人間を凌駕する人格である、と言いたいのね。

へんな話に展開するかもしれないが、承知で言うなら「阿弥陀仏」のようなものか、と思う。真宗のいう他力本願の世界、といってもさほど遠くない。

おいおいまた訳のわからんこと言うとるで、でいいんだけど。まあおれにはそう見える思える、というお話。


無事に21周年を迎えることができて嬉しく思ってて、今日から22周目に入る。また、ぼちぼちよろしくお願いね。ぼちぼちでいいのね。

昨日のset list;

赤いマーブル
Mimar voce





posted by 浪速のCAETANO at 10:53| 大阪 ☀| Comment(0) | TODO O MUNDO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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