2019年04月16日

理想へ少しづつ

既得権益の一つに「male 」がある。それはおよそ間違い無くて、かつ権益側にいたとしたらそこ、無自覚でありがち。100パーセント自覚的ってのはまああり得んよね。権益が「環境化」しちゃってるからだ。

だから上野千鶴子の話はものすごく「まっとう」なのだ。理想として、アプローチすべきgoalとして。

おれは何が問題なのかよくわからんのだけどね。

ことお勉強に関する限り、上野氏の言う「環境」以外はほぼequalになってると思う。おれの態度もそこはそう。ただし、そう見るように無意識と意識の中間地点ぐらいでおのれに「負荷」をかけてるのもまだ事実。

その点、留学生たちには救われることがある。主にChinese、Vietnameseはその環境がこちらの国より「男女機会均等」だから。まあこれも相対的だけれど。実際、China、Vietnamでfemaleの最高権力者が出現してはいないことを思うに、それは「完全」ではないことはわかる。上野千鶴子名誉教授は「そこ」まで行かんとあかん、と言ってるのね。立場としてはもちろんそうだろう。ただそれこそ、革命だからね。だから上野氏は「いつも、いつまでも」その主張を続けるしかない。それは、大賛成。

翻って現場の問題。

お勉強の世界においてはもう現象としては(出来としては)男女差はない。そう思うのだけど、そこまでに男女共ドロップアウト組もいる。だからおれが見てる現実はスクリーニング後であると思う。そう思えば黙るしかないのだが、ある意味向上心を持った子たちと言う意味でいうならスクリーニング後からが対象になると言う気もするからこのまま行くが、それにしても「環境」がモノを言うことはまあ間違いない。

おさらくどんな立場であっても教育の現場にいる人なら、「男女差」の有意性には疑問を持つはずである。だから必然的に平等が基本となる。不平等が基本みたいなめんどくさいことは無駄なコストである。それが実感。

だが、一旦教育の場から先へ進むと、魑魅魍魎の世界が待っている。それに対しておれたちが「何もできない」ことが悩ましい限りなのね。

女の子で、親から「女の子なんだから」と何かを制御されたことがある子はまだまだ多いと思うし、そこから最も遠い現場がお勉強とかの場で、平等を経験した後、またその親世代の観念がいまだに支配的な環境へと戻っていく、その懸念がおれをブルーにさせる。セクハラとかヤラレても相手がセーフとか色々あるやん、サイテーなこと。


ある人が「社長が社内で革命を起こせ、って言ってるけど、ほんとに革命を起こしたなら社長自身が「処刑」されるわけで、て言うことは社長の気持ちいい範囲でお茶濁せ、ってことだよね」と言っていたが、何かをけしかける人間は常にそのことを頭に入れとく必要がある。矛先ってさ、360度、どっちを向くかわからんのよね。

今って、高度情報資本主義末期独特の「人はtoo much 自覚的」と「時代の閉塞」から、突然の自由(のようなもの)が手に入った人間は目一杯それを活用しようとする。ただ、そこに誘惑を感じるのは圧倒的にmale だと思う、何かを突然「支配」できるような錯覚。まあ自分で自分のケツ拭くことになるからその後の因果応報は味わっていただくとしてさ。ただそこDNAの問題によるんじゃないかな、と言う気がしてる。理性を時に超えるものは確かにある。おれもあった、何度も。DNAのせいっていうのは、まあズルい気がするけどね。it’s gone behind.

医大の女子と浪人生差別には確かに呆れたが、それが「まだ現実」であることが顕在化したことは、上野千鶴子名誉教授の言ってることが何も間違っていないことを証明する。ただ、その理想の具現にはlong way to goというだけのことだ。

理想は在って、持ってていい。障害になる現実を一つ一つ潰していくことだ。既得権益側からは、「理想が即現実になるのではないか」、という恐怖心があるのは当然だから、芽を摘みにくるのもまた当然。要は脛に傷持つ身としてはビビってるわけ。誰が何を言ってるかをよく見とくことね。

なかなか理想は現実化しないが、それへ向かうという意志、と実践は忘れるべきじゃない。
posted by 浪速のCAETANO at 14:24| 大阪 | Comment(0) | その嘘・ホント? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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