2005年10月25日

LEON RUSSELL

 もう半年ほど前になるのだろうか。TVから「セイリング」が聞こえてきた。といっても、馴染みのあるロッド・スチゥアートのそれではなく、もっとネバっこいんだが、ひと耳(一目って言葉があるならこれもあるよな)でわかる歌声でそのまあ名曲は唱われていた。画像はベルリンの壁を崩していたなあ。いいCMだったと思う。そんなヒロイックな歌唱ったとしても決して高いとこからの歌にならないのがレオン・ラッセルらしい。これは絶賛してるんだけど。もっと早く来日を知っていたならソデオカに言ってミーツに書くんだった。マーク・ベノとともに超重要な南部のブルースから始まってはげしい「はみ毛」なミュージシャンなわけだった。

 アメリカの黄金期の音楽、いろいろあるが、どうも西海岸かが肌に合わない。ブライアン・ウィルソンの素晴らしさはわかるんだけどナカナカ好きになれない。なんでだろうと思うがよーわからん。若い頃齧った左翼思想の名残かと思う事もあるがどーなんだろ?左翼のどこがレオン・ラッセルの根拠?と訊かれてもうまく言えなかったりするわけだが。よくわからんが、まあ自分が音楽をやる理由も言葉の限界を感じているからかも知らんなあなどと心の底で思っているフシもあって、やっかいなのは飲んで喋ってる時、喋ってるうちに言葉の限界をこちらが感じ、するとたちまちどーでもいいことを口走ったりして、それって今までの文脈からするととんでもないことだったりもするわけで、そんなときに限って相手が「言語至上主義者」だったりもするわけで、そーなると「あいつはとんでもない」ということとなり、途端にこれまでの信用台無しー、みたいなことになり、それでももう2・3ヶ月我慢してくれるやつならもうちょい深いとこで自分のことを理解もされたりすることもアリなのだけど、これがまた現実はそうもいかんわけで、これ、なかなか難しいよ。いや、ほんと。

 いや、レオン・ラッセルだったよね。そうそう。南部の黒人サウンドと言うと、ハイとスタックスだけど、レオン・ラッセルはスタックスのおれ版という感じ。

 よーわからんヒトには、わかるかなー、でも何も言わんよりまし、という事で言うと、ジョージ・ベンソンの「マスカレード」やカーペンターズの「ソング フォー ユー」もひとつ言うと、ドンチュリメンバユトォミユラヴミベイビーの「スーパースター」のコンポゥザーと言えばまだ理解カノーっちゅーか、これでいっぱいいっぱいな解説なんですけど、どーだろ? もんのすごくいい曲を書く、音楽家というかんじかなぁ。すごく才能のあるヒトです。

 南部(アメリカの)の重要性を肌でわかってる自己完結した音楽家です、レオン・ラッセル。今の63・4、のおっさん、ニール・ヤングからカエターノまで、やっぱりすごいよ。ゆるい流れの大きな大河という印象があるなあ。ブルースに殉教するには才能に溢れすぎな、そんな音楽家って理想的かな、と、思います。11/22クアトロです。


posted by 浪速のCAETANO at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 南部をめざせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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