2018年10月06日

Everybody’s comin’ to my house





カメラだったらなあ
ハガキだったらなあ
きみをわが家に歓迎するよ
遠くに行かなくても良かったんだ
家と庭があって
草と木もある
着いたならよく確かめてごらん
膝まずいて

さて、みんなうちにやってくる
だからけっして独りぼっちにならない
みんなうちへとやってくる
で、みんな帰ろうとしないんだ

指差したり説明したり
きみのガイドになって
皮膚はロードマップみたいで
眺めもすばらしい
写真を見てると思ってみて
クルマを運転してると思ってみて
窓を転がり落ちてるって思って
ドアを開けるとこを想像して


さて、みんなうちにやってくる
だからけっして独りぼっちにならない
みんなうちへとやってくる
で、みんな帰ろうとしない

我々はこの人生におけるツーリストにすぎず
まあ単なるツーリストだが視野は良好
で、決して家には帰らない
そう、家には帰らない

我々は人生におけるツーリストに過ぎないが
視界は良好


さて、みんなうちにやってくる
だからけっして独りぼっちにならない
みんなうちへとやってくる
で、みんな帰ろうとしない



By Byrne and Eno
posted by 浪速のCAETANO at 11:22| 大阪 ☔| Comment(0) | 訳詞David Byrne | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月02日

HOME with BRIAN ENOの手紙

https://youtu.be/06jFQMxPtxw



「HOME」

薄明かりがその写真を一層クリアーに見せる

ほんの旧い一枚の写真・隠すものは何もなく

世界がまさに始まった時、彼女の顔を脳裏に刻んだ

忘れられない

風は「いつでも戻っておいで」そう言いつつ吹いていた

そして私たちはその人生を共にやっていく

神のみぞ知る、どうすれば人類が存続できるのか

誰もがそのパートナーが罪を犯してるのではないかと疑心暗鬼になり

椅子の下・テーブルの陰、に隠れて

知ってしまった場所と繋がりながら

私は「HOME」をさがしている、そこは物事が進行するところ

HOME、どうしていつもそこに戻ってくるのか

HOME、自分の世界が二つに裂けるところ

HOME、隣人の諍いが絶えない

HOME、いつだってわくわくする

HOME、両親がそこで真実を私に告げていたんだろうか?

HOME、それは何だか笑ってしまうような

HOME、誰もが口ごもる

HOME、お互いの身体が触れ合いながら

HOME、そして監視カメラに見守られ

HOME、誰かの行為は必ず他の誰かに影響し

そこHOMEでは突然に人が活力に溢れる

日没のビーチに小舟を浮かべ

瓶から飲み物を頭からかぶった

馴染みのある匂い・香り

クルマたちは空の平原にへばりついていて

その車輪がくるくる回ってたんだ

そしてあらゆる場所でみんながこう言ってた

目を見たらそいつが分かるって

きみを取り囲んでるくだらないものから飛んでにげることだってできる

そこHOMEでは、バンドがマーチを演奏し続け

みんなのSOULと接続しながら

いまだ見知らぬものへの深い憐れみに溢れたSOULと


by DAVID BYRNE


BRIAN ENO to DAVID BYRNEへの手紙は as follows;


皆へ、

この手紙で暗黙のルールを破ることになるが、これ以上黙っていられない。

今日、私はパレスチナの男性がプラスティック製の肉用の箱を抱えて泣いている写真をみた。それは彼の息子だった。彼の体はイスラエルのミサイル攻撃でばらばらにされた。明らかに新しい武器、フレシェット爆弾だ。どんなものか知っていると思うが、小さな鉄製のダーツ状のものを爆薬の周りに詰め込んだもの、それが人間の肉を引きちぎる。少年の名前はモハメド・カリフ・アルナワスラ。彼は4歳だった。
私はその袋の中が自分の子どもだったらどう思うか考えているのに気がついた。そして今までになく怒りがこみ上げてきた。

アメリカでは何が起こっているんだ?私自身の経験から、ニュースがどれだけ偏っているか、そしてこの話の片側についてほとんど耳にしていないことを知っている。しかし、それがキリストの目的のためか?答えは難しくない。なぜアメリカは民族浄化の一方的な実行を盲目的に支援し続けるのか?なぜだ?私にはわからない。AIPACの力について考えるのにはうんざりだ。もしそうであるなら、君たちの政府は根本的に腐っている。いや、それが理由ではない。しかし私はどうしたらいいのかわからないんだ。

私が知っていて好きなアメリカは、同情にあふれ、心が広く、創造的で、多様で、忍耐強く、寛大なものだ。私の親しいアメリカ人の友人たちは正にそれを体現している。しかしアメリカはこの酷い一方的な植民地主義の戦争を支援している。私にはできない。君たちだけでないことは知っている。どうしてこういう言葉が耳に入らないんだ?自由と民主主義の概念をアイデンティティの基盤にしている国が、人種差別主義の神聖政治を支持して金を使うのが、どれだけ酷く見えるか判っているのか?

私は昨年メリーとイスラエルへ行った。彼女の姉はエルサレムのUNWRAで働いている。案内をしてくれたのは彼女の夫でプロのガイドのパレスチナ人のシャディと、イスラエルのユダヤ人であるオレン・ヤコノビッチだ。オレンはIDFから来た元市長で、パレスチナ人たちを殴るのを拒否するために公職を離れた。彼ら二人の間で何か苦悩があるのに気がついた。入植者たちが糞尿や使用済み生理ナプキンをパレスチナ人たちに投げつけるのを防ぐために、パレスチナ人の家はワイヤーや板を打ち付けてあった。パレスチナ人の子どもたちが学校へいく途中で、イスラエルの子どもが野球のバットで殴り、それを親たちが囃し立てて笑っている。村じゅうが脱出して洞穴で暮らしていると、入植者がその土地にやってくる。丘の上のイスラエルの入植者が、ふもとのパレスチナ人の農地に下水を垂れ流す。「壁」だ。検問所と、終わりのない毎日の侮辱。私は考え続けた。「なぜアメリカ人はこれを許容するんだ?なぜこれをOKだと思うんだ?それとも知らないのか?」

平和のプロセスについて。イスラエルはプロセスを望んでいるが、平和は望んでいない。「プロセス」によって入植者は土地を奪い、入植地を作る。パレスチナ人が感情を爆発させると、最新鋭のミサイルや劣化ウラン弾で体を引き裂かれる。それがイスラエルの「自衛の権利」だからだ(一方パレスチナ人は持っていない)。入植者の民兵はこぶしを振り上げ、他人のオリーブ畑を奪い、軍はさらに酷いことをする。ところで、彼らのほとんどは元々のイスラエル人ではない。ロシア、ウクライナ、モラヴィア、南アフリカ、そしてブルックリンから最近イスラエルへ来た連中で、土地に対して神が与えた不可侵の権利だとの考えを持っている。そしてアラブ人を「害虫」扱いしている。ルイジアナの学校で過去にあった、傲慢で恥ずべきレイシズムとまったく同じだ。それが私たちの税金が守っているカルチャーだ。KKKに送金しているのと同じだろ。

しかしこれよりも、私を苦しめているのはもっと大きな構図だ。好むと好まざると、アメリカは「西側」を代表している。そしてこの戦争を支持しているのが「西側」だ。モラルと民主主義について声高く語っているのに。啓発的な西側の文化の市民的な達成のすべてが、狂気のムッラーの歓喜と偽善のために損なわれることを危惧している。戦争にモラルの正当性はない。現実的な価値はない。キッシンジャーの’Realpolitik’の感覚はない。戦争は私たちを悪に見せるだけだ。

これが君たちすべてを不快にするのは申し訳なく思う。君たちは忙しいし、政治にアレルギーもあるだろう。しかしこれは政治の問題ではない。私たちが作り上げた市民的な価値を破壊しているのが、私たち自身なんだ。この手紙には何も修辞的なことはない。もしも修辞的なことで済めばよかったのだが。


BRIAN ENO
posted by 浪速のCAETANO at 05:26| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 訳詞David Byrne | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月13日

(nothin' but) FLOWERS

「(nothin' but) FLOWERS」

アダムとイヴのようにここに立っている。
滝が流れ、エデンの園だ。
愛に溺れたおバカ2名。
でも2人とも美しく強靭。
樹木の鳥たちだって祝福してくれてる。

恐竜の時代からクルマはガソリンで走ってたさ。
それが、どこ行っちゃった?
今は花以外な〜んにもないし。

ここは工場だった。今じゃ山と川があるだけ。
そう、そう
ガラガラ蛇を捕まえて、これで晩メシにありつける。
やったな、やったよ。
ここは元ショッピング モール。
それが一面のお花畑。
もうわかったかな、わかったろ?
もしもこれが楽園って言うんならさ、
芝刈り機が要るよね。

何年も前だけど。
怒れるワカモノだったと思う。
ビルボードになったつもりで
道路の横に高く聳えて、
すると、なぜか素敵な高速道路に
恋をしてたんだ。

ここはマジで工業団地だった。
それが今じゃ原っぱと林。
街は一体どこ行った?
花以外な〜んにも、ないから。

高速もクルマも農業の犠牲になった。
もう一度最初からやり直そうと思ったんだが、
それは大間違い。

ここは大きな駐車場だった。
今じゃ安らかなオアシス。
わかるよね、わかるかな?
ここは前PIZZA HUT,
でも今じゃ一面ヒナギクだらけ。
わかるかな、わかるよね。
HONKY TONKやDAIRY QUEENや7 ELEVENが恋しくってしょうがない。
わかるかな、わかるよね。
何かが失敗におわってもさ、誰も気にしないってなんだよ!
わかるかな、わかるよね。

おれはチェリーパイやキャンディーバー、チョコチップクッキーが死ぬほど食べたいよ。
わかるかな、わかるよね。
前は電子レンジ使ってた、なのに今はドングリと野イチゴだなんて。
わかるかな、わかるよね。
ここはディスカウントストアだった。今じゃコーン畑になっちゃった。
おれをこのまま見捨てないでくれ。
どうもここの生活は「合わん」!


by david byrne
posted by 浪速のCAETANO at 19:32| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 訳詞David Byrne | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月30日

Everyone's in love with you

<Everyone's in love with you>

キミを友達に紹介するよ。
するとそれがキミを見る最後になるとは。
世界中がぼくのBIG SECRET を知って
そしてみんながキミに恋をする。

キミの微笑みに魅せられ、そして
キミのやることすべてをみんながコピーする。
今キミと一緒に居れたらどんなにいいか、なんて思う。
だけど、みんなキミに夢中だ。

神は与え給う、神の知恵。
それはキミの微笑み。
ま、当たり前のことだけどね、元から分かってた。
仕事場で、人の家で、
ぼくだっていろいろ人に紹介されたりするが、
みんなが知りたいのはキミのことばかり。

クソーと思うが少しだけ誇らしくそんなダブルバインド。
キミを殺したくてKissしたい、そんな。
キミは出合ったみんなのものになる。
みんなキミに夢中なんだ。

神は与え給う、そして奪う。
ぼくはそんなに物分りのいい人間でもない。
甘く、切ない、そして奇妙な感覚。
キミがぼくの友達みんなにしてあげてることなんて許せない、たぶん。

ヤキモチ焼きつつ、でもちょっと誇らしい。
殺したくもあり、Kissしたくもあり。
キミは出合ったみんなのものとなった。
みんなキミに恋してる。
みんな、キミに夢中なんだ。

by David Byrne

translated by marutanikaz
posted by 浪速のCAETANO at 11:14| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 訳詞David Byrne | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月29日

the Revolution

サッカーで酷い負け方して暴れる、じゃなくって、サッカー来んな、と暴れるブラジル人というのは意外でしょう。

世界も切羽詰まってきてる。富の偏在と強欲と他人の気持ちを思いやれないマインドの蔓延、でもこれ人がまともに普通に生活できてればっそこまで悪くはならなかったはず、政治家の無能、政治家は政治屋、アメリカ、グローバリズム、意外と終焉もまた近いような気がするけどね。カナリヤの嗅覚。

騎馬警官に矢を放った先住民族ってヤノマミかなあ?いや、似合わんことってしたくないですよ、、みなさん。ヤノマミの人たちにとって資本主義に侵されることは縄文が弥生になるほどのコペルニクス的転換。いや、あのひとたちヤノマミって決めつけたらいかんね。ルックスちょっと違ってたようにも思います。

ブラジル人にとって、どんなに貧しくても、ファヴェーラに住んでても、フチボウ(サッカー)は「特別」だったはず。それが、ね。いろんなことが思いついては消えていく。

<The REVOLUTION>

アンプに旧いギター、カントリーの流れるバーで。
彼女が歌う時、革命は近くにいる。

ベッピンがマイクを持って、おれたちがよろけながら家へと帰るのを見届ける。
彼女には今、革命が見える。

ゴミ、サカナ、木々、家々、煙、女物のブラウスを渡して、
いつだって予想通りにはいかないものだ。

泡がさまざまな大きさで弾け、それを分析、吟味した後、
べっぴんは「それ」がもうそこに在ることが分かる。

べっぴんは家に帰る。ドアを閉め、階段を登る。
そして彼女が眠ると革命は膨らむ。

べっぴんはマットレスに横たわる。下着だけで。
そして、彼女が目覚めたら革命はそこにいる。


by David Byrne
translated by marutanikaz
posted by 浪速のCAETANO at 12:07| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 訳詞David Byrne | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする