ビリー ブラッグというひとはまあパンク世代と言っていいのだけど、アンプを背負ってEG一本でライヴをやってた人。本日の歌はリチャード トムプソンがバックでギターを弾いていたNorma Watersonおばさんのアルバムで最初に聴いた。RTのアレンジも良かった。浪速のカエターノの場合、そのバンドサウンドをDROP D チューニングでヒトリロックで演ってます。ピックでベース、中指 おねえさん指がギターのスタンド プレイ。最後の一節が切なく、大好きです。
「St. Swithin' Day」
思い返せば、きみは単に普段考えてる事を話してただけなんだろう。
何についてだったかな?天気、それともアジンコートの闘い?
おれたちが望んでた時代は列車のように、あまりにも速く過ぎ去り、
おれたちはプラットフォームのはじに立ってたにもかかわらず、
別におもしろくもなんともなかったのさ。
おれ自身が、きみの思い出と寝た時もそれは違ってた。
雷鳴が懐かしい、雨も恋しい。
そしてきみがなにも分かっちゃないという事実はこの土地に影を投げかけるが
その向こう側ではちゃんと日は照っているからさ。
そうであったとしてもありがとう。
おれはきみの手紙に返事を書けるほどの精神状態じゃないんだ。
それはもちろんきみのせいじゃない。
一緒に写っておれたちを繋ぎ止める、そんなポラロイドだって
間違いなく虚ろに消えていくんだ。
聖SWITHIN's DAYにおれたちが「永遠に」と誓った愛のようにね・
by Billy Bragg