2008年06月16日

EURO決勝トーナメントへの1.

 おもしろくなる・とおれが思ったゲームは大抵「当たる」

 今終わった「チェコvsトルコ」、もう「なんという!!!」ってすごい試合だった。

 0ー2でリードされていたトルコが後半の残り半分に1点返し、それでも85分過ぎてまだ1点のビハインド。そこからキャプテン・マークのニハトの2ゴール。GKのヴォルカンがチェコの巨漢FWコレルに頭突きで退場で、急遽MFのトゥンジャイがキーパー・グラブしてGKに変身のオマケまでついて、笑かしながらの大逆転だった。トルコはニハトもそのキャプテンシーがすばらしいが、DFの要のセルヴェトというジョガドールがおれは好きだ。あっちこっち痛めてて、今回もまた痛め、満身創痍なのだが、ガッツ溢れるプレーを見せる。アナザー・ベッカムという観点からはだ〜れも振り向かないだろうけどね。

 決勝トーナメント、行くと行かないとでは天国と地獄であるが、こういう神懸かったゲームには何か「常識を超えた」誰かの思いとかプレー(それも超常識的な思いであるとか超常識的な「無」の意識が関係していると思うが)が現れる。ほんと「現れる」という感じが強いのだ。迷いのない、邪念もない「純粋意識」の存在を感じることがある。よく書いているが、アメリカW杯のナイジェリア戦でのロベルト・バッジォのプレーとか、そこまでのパフォーマンスであるとか、そのゲームのそこまでのコンディションとかでは説明出来ないことがある。あったり前のこととか予断とかで事前に安心とか諦めとか、それは違うのだ、ということが目の前に現れる。強く念じる・の意味がそこにはあるような気がする。

 奇跡・に近いものを見た後は余計に奇跡を起こすには遠すぎる社会のことを考え、クラくなるが、それでも明日もまたEUROはあるのだ。トルコの相手はクロアチアと決まったが、ポルトガルの相手が明日決まる。ドイツ・じゃないかなと思う。
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2008年06月15日

EURO3試合目の始まり始まり

 昨日は上六〜日本橋とチャリで行ってしまった。

 アホもここに極まれり、である。ただ、帰り、道頓堀から鰻谷までの間が、非常に厭な感じだったから、そして、上六・日本橋の間の時間があまりにも空き過ぎて、しょうがなく、新世界で時間を潰していたのであるが、「w/o酒」であの街に居続けることの耐えられなさ・と不毛を知った。もう日本橋はチャリは有り得んな。

 ハラが減って何か喰いたかったのだが、ビールも飲まずによう喰わんわけ。飲み出しちゃうともうどうでもよくなってキャンセルしちゃいそうだったし、なかなか苦痛の時だった。

 曾根崎まで戻ってMCラムパンペイロの公開質問状に回答し、そんでもってほえーとワインを飲んでいたら、マージナルヴィル・チームの鉄板宴会に呼ばれ、というか、単に「ワインもって来い」というナメた誘いのカタチを取った「パシリ」の電話が入り、「もう・あいつら・ほんま・ナメとるわ・そもそも社長に対する敬意がノミのはなくそほどもないねんから」などぶつぶつ言いながら、芋も買って気い利かして行ったならば、だ〜れも一階におらんだ人。「ん?」と思い二階に上がると「寝てやがった」

 カタチだけの社長とはこんな実態でした。みなさん・「ちゃんとした社長」を目指してくださいね。

 EUROがあってるとやはり・毎日が楽しい。文句なしである。

 グループリーグの二番手・三番手のチームであっても、見るべきものがある。時代はイタリア・フランス・イングランドからイベリア半島とオランダへと勢力図が移りつつあり、その他クロアチア・トルコ・チェコなんてものすごくいいチームで、クロアチアはドイツに勝って決勝トーナメント進出を決めたが、特に今日トルコvsチェコの試合なんて買った方が決勝トーナメント進出で、このリーグの3試合目というのは一番おもしろいのであって、今日は深夜4時ですが、みなさんこれから4日間、やっぱり深夜4時ですが、いろんなものを犠牲にしながら、見た方がいいですよ。とんでもなく楽しいことにはコストがかかる。しょーがないよね。

 
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2006年07月11日

「おまえのかーちゃん で・べ・そ」よりはじめて

 「おまえのかーちゃん で・べ・そ」だと思う。ジダンがマテラッツィに言われたこと・って。

 こいつ・ほんとヤバい。どうヤバいか。まー見てちょーだい:
http://www.youtube.com/watch?v=1Gyu8W1g2co
http://www.youtube.com/watch?v=WJPKM5aJGW8
http://www.youtube.com/watch?v=7HblsV-urHg

 こいつのヤバさは右翼的なヤバさともちょっと違う。セリエAの映像の中でも、インザーギへのハイキックや転がってるルイコスタへの胸へのキックやシェフチェンコへの金蹴り(気の毒なぐらい見事に「入って」る)や黒人選手を踏みつけたり・であるとか、右翼的ではないと言ったが差別的なとこはある。まあそれが右翼的かも知らんが。いや・そのう・アズーリの同僚にも結構ヤバいことしてるとこを見ると、やっぱりアタマはものすごく悪いが、目の前にあるものに対して瞬間的にものすごく残酷に汚いことをできるタイプのチンピラだ。

 その「おまえのかーちゃん で・べ・そ」は「祖国を捨てた乞食の息子」と一説には伝えられているが頭突きよりもキンタマへのインステップキックにより、シェフチェンコの気持ちを味合わせてあげてた方が良かったのかもしれない。

 きっとマテラッツィは犯罪者になる・と確信する。最低の人格の持ち主だ。イタリアのワールドカップに汚点を残す。ひょっとしてイタリアのワールドカップは取り上げられるかもしれない。いや・今回のW杯のサブ・キャッチが「AGAINST THE RACISM」というようなものだったから。「差別に・いかなる場においても反対する」というマニフェストがそう言えば決勝戦では読み上げられていなかったな。

 どっちにしてもイタリアはこれから大変だ。ユヴェントス・ACミランなどの2部・3部降格もあって、「束の間のぬかよろこび」かもしれない。C・ロナウドももうイングランドにいられなくなるみたいで、やつにもちょっと種類は異なるがマテラッツィと同様の資質を感じるが、大舞台であるからこそ、ちょっとしたことでも大問題に発展しかねないから大変である。

 「危険なジョガドール」かれらは見てて面白いのであるが、人間としての「危険」をそこに含む場合、評価がムヅかしい。ナカータへの評価も案の定二極化してきているが「戦争状態」のゲームの中にいち早く身を置いたものとして、国内のプレーヤーの質に「なんじゃ・それ」と思ったはずだから、閉じられた中でチマチマやってることに耐えられなかったろう・と思うし、傲慢にもなるのは当然かと思う。そのイライラを誰かと共有できなかったナカータの孤独は推して知るべしだが、国内的な親和性との擦り合わせには最後まで成功しなかったみたい。A代表に初めて呼ばれていきなりナカータがゴン中山に「ジジイ・走れ!!!」と言ったそうだが、走れ・はいいがジジイ・はな・・・でしょう。能力がすべて・という世界だから、先輩も後輩もないのは当然という現実と「やっぱ先輩には・・・さんと言わなきゃ」という儀礼的な慣習との現実的な格差はエベレストとマリアナ海溝ほどもある。ファースト・ネームで呼び合う習慣なんてない日本にはサッカーは向かんのかも。瞬時の判断が要求されるサッカーでは先輩も後輩も遠慮も必要ない・というかそんな日本国内での人間関係を円滑にするための方便を考える余裕が元からない。ナカータは最初それで名前を簡素化しようという提案をしたはずだ。・・さん・の分言葉にするのも0.何秒か無駄であるし、いちいち・・さん・などと考えることも瞬時の判断にも無駄である。極めて正論だと思う。しかし、そのエッジの効いたゲームのための人間関係と、国内津々浦々までしみ込み・右カーヴとともにさらに強化されつつあるミニ天皇制モデルとも言える「保守性」のギャップは開くばかりだ。それはサッカーに関してもこれだけの「格差」にもかかわらず、世界の出来事(W杯の行方)と日本の出来事(ナカータの行方)が同列に扱われるという皮肉な現象として現れる。

 ナカータがやりたかったことは日本のサッカーを「直線的」にヨーロッパ・南米のサッカーに近づけることで、それはナカータの選手寿命という個人的な都合によるところが大きかったような気がしている。2002日韓大会という外的な要因もあった。たた、それはもう大失敗をしてしまったわけで、愚鈍な協会関係者は次のモデルは「メキシコ」だ・な〜んて言うとるが、そこでもうまたまた失敗するのが見えているわけ。真似じゃダメなのよ。結局真似しても必ず今回のような歪みがでることはわかってそれをやるなら「愚鈍以下」だと思う。これは文化である・ってことにいい加減気づかないと。サッカーを本気で強くしたいなら「・・さん」「なんだね・・くん」なんて言い回しをなくしても、その人間関係の根本がキズつかないシステムを作り上げない限り・それは絶対「無理」である。そしてそんな文化を作ること・つまりフランクな人間関係を構築することと反対に今の世の中は動いている。硬直へと動いている。階級の固定化へと動いている。今回の代表もナカータが「人気のない天皇」だったわけで、とてもフランクなどと言える環境ではなかった。ナカータのフランクが「傲慢」と映るにすぎなかった。

 日本は「サッカー向いてない」から辞めよう。今回ほとんどのみなさん、そう感じ・バカメディアだけが形の上だけで「口惜しいフリ」をしていたが、世界のサッカーに「日本はいなくてもいい」でしょう。いや・ほんとに。みんなやってるから自分らも・・なんて宴会の出席ではないんだから。

 正しいことではないがW杯で勝つには「世界の至宝」であるジダンに対して「おまえのかーちゃん で・べ・そ」なんてことを言える「へんなコンジョー」さえも時には必要だというサンプルがありました。「おいハゲ」もよー言わんやろ。いや言わんでいいのよ。だから、「サムライ・ブルー」はやっとここに来て意味を持つわけよ。「サムライがするようなへんてこりんなサッカー」を編み出せばいいのだ。100年かかってもいいから。ポジションはほとんど動かない・とか近寄ってきたら「ものすごい気合いでビビらす」とか全員「ナンバ走り」とか全員日の丸のハチマキは当然で全員ちょんまげも当然、レッド・カードならその場で切腹。

 真似では絶対ダメである。サッカーは文化だから。
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2006年07月10日

ヒーローto be ヒール

 いったい全体マテラッツィは何言うたんやろ? 2002日韓大会やセリエAでの「大失敗」がウリのこのアホ・ジョガドーレ、大仕事をやってイタリアに貢献してしまった。これでいろんなもんチャラ・やな・きっと。

 こいつのヤバさはカラダ全体を装飾するタトゥーの数と種類が物語ってるが、今回も鉄壁だったたカンナヴァロの唯一無二の相棒ネスタの怪我で出番が回ってきたわけだけど、アタマでも2本決めてるし、MVPちゃう?

 しかし、ジダンも最後おりこうさんで終わらなかったとこは、おれは「好感」持ちました。悔いも残るこたぁ残るだろうが、ジダンのこれまでのキャリア、キズつけるものではないし、かつての英雄たち、今回画面にいっぱい映っていたが明らかにペレ・ベッケンバウワー・プラティニ・クリンスマンらのベビー・フェイスたちに混じって一人ヤバいおっさんがおったわけだけども、それはとりもなおさず・ディエゴ・マルァドーナだったわけだけど、ジダンは最後にそっち行くことを選んだ・というその一点に好感を持ったのだった。フィーゴもそういえばオランダ戦で頭突きやってたし、アドレナリン出っぱなしの情況でムカついた場合、それは押さえるのが「ごりっぱ」であることは重々わかった上でのどーしようもない頭突き・なわけで、そういうスーパー・ジョガドールながらの「人間臭い」とこってええやんか。ジダンがピッチを去ることが決定的になった瞬間にサポーターになるというこれはまさに倒錯的ファンであることは間違いないが、あんなマテラッツィなんて一つ間違えたらほとんどチンピラなわけだから、ジダンがいてもいなくても最後イタリアはもう攻め手がなかったし、PK戦といってもそれはもう「時の運」だし、ジダンがフランスの敗北の原因だとは思わない。

 これからキャリアがまだ残ってたら、頭突きはなかったろう。最後にジダンはそのコドモ時代を取り戻した・という感じ。いろんな意味で面白かったよ。

 W杯の伝統的なとこは優勝したチームが必ずしもベスト・チームではないところで、特に最近は守備の意識がどのチームも徹底してて勝負にこだわるあまり、スペクタクルなサッカーがなかなか現実化しないところは見ていてフラストレーション溜まるとこだ。イタリアもそんなに面白いチームではなかった。94アメリカ大会のチームの方が魅力的だった。「誰々の大会」という形容が今回ほどムヅカしい大会はないかもしれない・スターが生まれなかった・というか・ね。強いていうならチンピラか? 戦術の徹底は個人の突出を押さえることになるからね。そこでポルトガルの貴重さが浮き上がる。

 W杯は、それでも・4年に一回しかないという意味もコミで貴重である。もっとも「偉大」なスポーツ・イヴェントだと思う。次の南アフリカ大会は前回の日韓と同様に波乱に満ちあふれた大会になるだろう。次回はアフリカの国々間違いなく躍進するだろう。しかし、ヨーロッパでの大会というのは一番W杯の「らしさ」が浮き出て、見てて心地よい。ベルリンなどというパリ・ロンドンとは異なるもう一つの「暗さ」とか「20年代」とかのニュアンスをもつ時代がかった大都市での決勝なんてことにあまり言及したヒトいなかったとも思うが、それこそがEUの現在と未来を象徴的にあらわしていたのではないだろうか。EUはひとつだが異なるものの集合体である・異なるものの集合体だが一つになりつつある・という。ここらへんは現代史を勉強してみたらわかるでしょう。アメリカが世界でおっきなカオしだしたのはつい最近・なんてこともよくわかるでしょう。

 しばらく・W杯での大ヒーローが生まれない時代が続くと思うし、それは決してサッカーの盛り下がりを意味しないし、その意味で最後のヒーローと言えたジダンが最後の最後で「ヒール」となってそのキャリアを終えたのは、またもや倒錯的になんだか嬉しかったのだった。
f0064784_6444623.gif「突然ヒール・に拍手」
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2006年07月05日

デルピエーロ・ゾーンからの・・・よりはじめて

 いやー、アレックスが初めてアズーリで決定的な仕事をしたね。延長後半のロスタイム・左から駆け上がってジラルディーノを追い越して、まさにデル・ピエーロ・ゾーンからインフロントで回転かけた見事なシュートだった。

 ロベルト・バッジォの直系のファンタジスタと言われながらも長く代表では不発で、そのポジションもトッティに奪われた感・大だったけど。リッピは今大会、アレックス・ピッポとヴェテランを若手と共に招集してて、インザーギもまさにインザーギ・なオフサイドギリギリからとびだしてキーパーと一対一・なゴールを見せてくれた。若いFWに混じって2人とも「らしさ」がちゃんとあって、さっきのアレックスの2点目は少し目頭が熱くなった。あの柔らかいボール・タッチはまさしくバッジォの後継者だった。カッコよさばかりが先行してた感があり(実際すごくカッコいいのだが)、W杯・EUROでの不振はバッジォの域には到底及ばなかった。でも本人の中で、今日のゴールはものすごい吹っ切れたんじゃないだろうか。よかったよかった。

 ベルリンで待っているのは「アズーリ」だった。相手として不足はない。

 金正日がミサイルとか打てば打つほど、北朝鮮強硬派にチカラを与えることになる。そのミサイル一発分のコストでコメを買えば何十万人の人々が束の間・飢えから解放されるというのに。北朝鮮と日本は世界の対極に位置し、しかし、どちらも腐敗しててその匂いに共通なものがある。一方は自由を文字通りハードに力ずくで抑圧しているが、もう一方は「抑圧なんてないよー。自由にやってねー」と一見・目に見えるハードな抑圧はなぁんにもない振りをして、その実・ソフトでその主体が特定できない抑圧の網の目を張り巡らし、自己規制という名の「脱力」に至らしめる・というものだけど、そのソフトにはここで果たしてどちらが幸せかという愚問を考えさせ・きっとこちらの方がマシなんだろう・という不毛の結論までセットになってるほどの念の入れようなのだ。

 全体主義国家から脱して資本主義を選び・自由主義が新自由主義となり、アメリカを目指す・なんてのが北朝鮮の最終的に取らざるを得ない道筋だとは思うが、そこは・ほら・先輩のニッポンがこんなにひどいことになってるわけで、近代化を急ぐあまり、そのマネージメントを失敗したら、えらいことになるし、韓国はたとえ民族統一の夢が叶ったとしてもえっらいめーわくに違いないと思う。

 北朝鮮崩壊のシナリオが本日現実的に始まった・という気がしている。

 しかし・新聞毎日号外配ってない?

 今夜は正念場だ。何だかココロがざわつく。フランスの壁は高いが「トレィス・マジコ」は魔法を見せてくれると信じたい。デコとジダン、クラシコではバルサの圧勝だった。
2119766877.jpg「久しぶりの仕事」
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2006年07月02日

だから言ったじゃないの

 全然怖さを感じないイングランド。EURO2004の時より迫力なかったかも。デコがいたら90分で決着付いてただろう。やっぱりポルトガルEUROの経験って大きい。ま・PK戦なったときは嫌な感じもあったけど、リカルドの神懸かりのセーヴィングというか、ありゃリカルド本体が「神」だね。4本中3本止めるなんて世界新記録ちゃうかな。

 最後にクリスチァーノ・ロナウドが決めたというのはシンボリックだった。延長になってフィーゴがポスティガに替えられたときはEUROのデジャヴュだったけど、大きな破綻もなく、もう完全にイングランドも足止まってたし。

 しかし・そのうPK戦とは「なんと愛想ないものよの〜」

 かわいい子が2人いる。どっちか決めかねる。さんざん迷う。一年ぐらい迷う。そこへ誰かエラいおっさんがやってくる。逆らえないおっさんがやってくる。「そっちの背の高い方にせえ」「は・はい」おれの一年はなんだったのだ。そんな感じ。

 図らずもラウンド4はブラジルではなくフランス。でっかい大会の記憶はある意味選手を縛るのか。ブラジルまた負けた。そう言えば最近のポルトガルもオランダ・イングランドには勝ち続けてる。いやなデータがある。2000EUROのポルトガル快進撃をそのときもラウンド4で止めたのはフランスだった。ジダン・もちろんいた。1998W杯・2000EUROの二冠を手にしたのだけど,ポルトガルがやりたいサッカーを先にやられてその時は負けた。

 ただし、そこにはC・ロナウドもデコもいなかったのだ。うれしいことにこのポルトガル・チームのゲーム・あと2試合見れることになった。たとえ、セミファイナルで負けても3位決定戦があるからだ。どちらにせよ、フィーゴがいてC・ロナウドがいるチームのゲームがあと2試合ある。ここまで来たら、ぜひ優勝してくそドイツを負かしてもらいたいが、しかし、さすがに欧州の大会だ。イタリア・ドイツ・フランス・ポルトガルだもん。サッカー・ゲームばっかりやってるチビもよーくわかっただろう。名前だけじゃW杯は勝てないってことを。この残り方、最近のサッカーあんまりしらんやつの予想みたいな残り方だ。予想は必ず覆させられる。アヴェレージでは何ともならない・それがサッカーであるし、トーナメントである。

 おれにさんざん「ポルトガルはイングランドにかなうわけない」などとほざいたチビからオトナに至るまでのすべてのヒトビトよ・おれは今回静かに押さえとったが,10年前ならみんなその場で暴れとったよ。ラッキーやったな・わっはっは。

 次はシャンパンの泡を抜かす番だ。

TKY200606260281.jpg「キミを神と呼ばせてほしい。すくなくともそのときキミはそうだった」

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2006年07月01日

ブラジルvsフランスに気をとられてると思うが・よりはじめて

 アルゼンチンはドイツのホーム・アドヴァンテージにやられちゃったなあ。しかし、守ろうとするとろくなことないと思う。いい試合ではあった。でもPK戦は「赤ずきんちゃんがおばあさんに化けたおおかみにガブリ」で・ハイ終わり・となんともやるせないエンディングだ。

 しかしドイツのサッカー・なんか面白いの? ねえ面白いの? どこが面白いの? 勝てばいいの? 勝ったから「ドイツはいい」って言ってるだけちゃうの?

 おれはあんなサッカー・大っきらいだからさ、なんのイマジネーションもない、「ガッツ」が売り。クローゼっちゅうFWがただいま得点王かシランが、学園ドラマの学級委員みたいなカオしやがって、足技大したことないくせに、2002なんてヘッドでばっかり決めやがって、ヘディング失敗していっぺんゴールポストに激突して血ぃ流して泣け。

 ドイツ・サポーターからカミソリ送られてくるかな。でも冷静に考えてみるなら、「敵(かたき)
役」としてはいいかも・その存在。アルゼンチンは失敗したが、ドイツ人が融通のきかんアホに見えるようなサッカーがいいのだが、イタリアチームにはそれはちょっと無理だから、きっとこの調子ならドイツはファイナルまで行っちゃうとおもうからそこんとこ可能にするのはブラジルかポルトガルしかないわけで、この際予定を変更して・あっという間に気が変わりまして、決勝で会いましょう・ドイツ人の石頭。

 本日ちょっと気が気ではないわけだった。デコ・コスティーニャがいないままでイングランドと闘う・というのがやっぱりちょいと引っ掛かる。フィーゴが舵取りするわけか。まあフィーゴ・デコ・Cロナウドの3人はもとより左右の感覚あってないようなものだけど、タレントという意味においてはイングランドも2列目はそうそうたるメンツなわけであって、ルーニーもかなり調子は上がってきてる。戦前の予想はイングランド有利と出ているが、やってみなきゃわからん。シマォンやマニシェそれとCロナウドの出来かな。ところで出れんの・Cロナウド?

 プレミア・リーグ追っかけてるヒトには別の意味で楽しみな試合だろう。モウリーニョ監督(チェルシー)の教え子がわんさかおるからね。プレミアの戦術がダサくなくなって強くなったのもポルトガル人のおかげやっちゅーねん。ランパードとマニシェがカオあわす中盤もちょいドキドキ。

 ここから何試合かしかないと思うが2000EUROの時の0-2から3-2の逆転みたいな試合が見たい。その当事者はポルトガルとイングランドなんだけどね。勝ったのはポルトガル。2004EUROはこれも「死闘」でこのときはPK戦でポルトガル。最近負けてないわけよ・ワカリル?

 しかし、いつもいい試合になる。ポルトガルの持ち味・必ずでると思うが・その持ち味を出してぜひ面白いサッカーを見たい。ポルトガル・チームが行けるとこまでっちゅうのがおれの最近の国際大会である。

3979429178.jpg「おもろいカオがいい仕事」
posted by 浪速のCAETANO at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | カルチョ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月30日

VAMOS, LATINOS!!!

 ゲルマン人の国の大会をラテンのサッカーが凌駕する!!!!な〜んてことになればいいのにな。

 アルゼンチンがドイツに勝ち、イタリアがシェフチェンコを完封し、我がポルトガルはデコがいないにもかかわらず、ジェラード・ランパードに仕事をさせず、ブラジルは前々回のリヴェンジ・な〜んてことを朝のボケあたまは考える。可能性は、でも50%ぐらいもあるか?

 どんなトーナメントでももっともおもしろいラウンド8・いわゆる準々決勝だが、今回もものすごくおもしろい4試合が(8チーム)が残ってる。至福の週末である。生きてて良かった。大袈裟に聞こえますか?いや・これ・実感。

 サッカー好きにもいろいろあって、これはある部分クルマ好きの性質とも重なるのだが、「外国」にも色々あって、イタ車も好きだがドイツ車もね・いやいやイギリス車のライトウェイトも捨て難いぞ・そういえばフランス車もシブいな・などと、まあいわゆるホントのクルマ好きというか広いココロを持ったクルマ好きがいて、それはロナウジーニョもそりゃスゴいけど、ランパード・ジェラードもええやん、でもやっぱドイツもほら・本大会にはきっちり合わせてくるよなあ・さっすが、やっぱヨーロッパの大会やし、ヨーロッパの国が優勝やで、まずはドイツ・そしてイングランドかな・なんて、「お前ら権威主義の思考停止かー!!!!」とおれならそこでこう言いたい。

 ドイツ・イングランドはここまで勝ち上がってきてるのはまーええとして、おもろいか?そのサッカー。おれにはおもんない。そこにあるのは「強さ」で生憎自分はマッチョ志向でもないし、繋いで楽しいわくわくするようなスペクタクルなサッカーを見たいだけだから、勝ち負けは最後んとこではまあどーでもええやん・なんて思うわけよ。ドイツとかイングランド好きのやつは、「やっぱ・勝ってなんぼ」って思ってる。絶対思ってる。ただし、みんなEURO2004のこと知らん「4年に1度のにわかサッカー好き」の方もおおいはずなのでお知らせだが、ポルトガルはイングランド/オランダとまさに「死闘」の末に決勝まで行ったわけよ。ポルトガルは優勝経験がないから他の国と比べワンランク下にみんな見とると思うが、そんなことはなくて、楽しくて美しくて強いサッカーをやってここまできてるわけだから、おれから見たらまあトーゼンの結果なわけよ。こんなチームが今後あるとするなら何年待たなきゃいかんかなあ・というほどの完成度だと思う。現実にはクリスチァーノ・ロナウドがフィーゴの立場になるわけだからもうちょっとかかるでしょ
。やつはちょっとやんちゃすぎるからね。ルイス・フェリペ・スコラーリという最高の監督もいて、ほんとはフィーゴとルイコスタの最後とクリスチァーノ・ロナウドのイキかけが重なった2年前のEUROが最もタイムリーだったのだけど、2年間待たされた。愛すべきルイコスタはEUROで意地の2点取って引退しちゃったし、ポルトガルへと帰ることになったが、フィーゴはいまだあのボール・キープと独特の間合いの懐の深いフェイント・ドリブルは健在だ。ジダンの最後なんておれはどうでもいいが、フィーゴの最後が少しでも後回しになって欲しい・ほんとに。

 懸念はある。デコの出場停止はもちろんだが、こないだのオランダ戦のロシアのイナカモン審判のおかげで、ほとんどみなさんイエローもらってる・ということ。たとえイングランド戦に勝ったとしても、次のブラジル戦でフィーゴかC・ロナウドが欠ける可能性も高い。それが残念だ。まだそうと決まったわけではないが、ブラジルとの試合ならベスト・メンバーで闘いたい。もうこれは勝っても負けても、イマジネーション満載のリズムが噛み合って噛み合ってしょうがないベスト・マッチとなるだろう。ほんとに見てみたい。千載一遇とはこのことである。

 デコとロナウジーニョ・カカーのマッチアップ、フィーゴやC・ロナウドとホベルト・カルロスのボールの奪い合い、ロナウドをリカルド・カルバーリョがどう封じ込めるか、とか興味は尽きない。待ち遠しい。

20051208-f2-tit-1.jpg「わしもそう思う」

 

 
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2006年06月26日

痛い試合・よりはじめて

 いや・大変な試合だったがポルトガル守り切った。ロッベンはまたもミゲルが完封。ポルトガルの一点はC・ロナウド→デコ→パウレタ→上がって来たマニシェとボールが動くポルトガルらしいファインゴールだった。

 しかし、その後がいけない。どっちもいけない。審判もいけない。2004EUROの雪辱を期すオランダだから当たりは激しいのはわかるが、「むかつく」をそのまま行動にしちゃやっぱなあ・いかんなあ。C・ロナウドが蹴られて動けなくなるし、そこから試合は荒れてしまった。イエローが20超・レッドが5枚。最後はフット・サルほどの密度だった。血なまぐさく・ひりひりする試合だったが、なんとかやっと勝った。それは良かったのだが、次のイングランド戦、デコが出られない。イングランドもEUROの雪辱を賭けてやってくるのはわかりきっているから、そこは痛いとこだ。ただイングランドも連携が今イチだし、それこそ華麗なパス回しで翻弄し、返り討ちにしたいものだ。そうなれば真の夢のカード・vsブラジルが見れる。可能性はあるけどね。こればっかりは、もうここまで来ると何とも言えん。どこも強いのだ。フィーゴとパウレタの最後の大会、一試合でも多くピッチに立てればいいな・と思う。

 所属チームでの活躍がそのまま出来るわけではないのが代表チームでありW杯であり一発勝負の怖さでもある。連携はクラブチームに一歩も二歩も劣る。だから「クラブチームでの名前」が空回りすることになる。ロナウジーニョでさえまだそのすごさの片鱗を見せたとはいえない。今それでも連携がいいと思えるのはポルトガル・アルゼンチンぐらいだろうか。ブラジルは日本の「貢献」によってちょっと取り戻したかもしれんがね。本日もバカ・女子アナがベッカムのFKの成功を一段とハイトーンで伝えていた。へへ。

 しばらくW杯はおれの中ではおやすみ。つぎは30日の深夜かな。ちょっと生活が乱れて「メニエール病」が出てたからちょうどよかった。昨日なんて座って字書いてる時にクラッとときたから、ちょったびびったわけだった。メニエールは「揺れる」のだけど、「お・揺れてる」と思うのだが、それが個人的なこと・なわけだ。三半規管の問題なのだろうが、右の聴力がややヨワいのもそれが原因と医者に言われたことがある。原因はと言えば・嗚呼またしても「ストレス」。

 でも・しょうがないじゃないか・と思うわけよ。ストレスがなけりゃユルユルでしょう? 乗り越えようとしてあーだこーだ考え、あれやこれや試し、それで前へ進むわけだからねえ。ただ、その負のストレスへのカタルシスは年と共により確実にそれがないとどこか(身体か・精神か)に変調をきたすな・という実感が増してきてる。どうしようもなく大きいストレス(不可避でかつ乗り越えられないような)の前ではヒトは無力であり、身体・精神の「病気へと逃げる」ことになる。身体だと自律神経系の病気だし・これが精神の場合なら「狂う」ということなのだろうが、なんだか自分もまあまあ結構臨界点が近いのかな・と思うことがある。自分が狂ったとしてもみんな今まで通り遊んでくれたらいいんだが。狂ったぐらいがちょうどいいなんてのも逆にヤバい話でもあるが。

 このバビロンの中で「正気を保つためにある部分狂わさないと」という事実は不幸である。ヒトの正気の種類にもよるが、自分の「正気」はほんとの「正気」であると信じているから、ちょっとした調子っぱずれにも敏感に反応してしまうとこもあり、それがいやでアバウトを気取れば、それは他人の目には「トゥー・ルース」に見え、いやはやB型ってつらいのよね。かんけーないか?

 まあ・クルマ選びでもするか。

robben10.jpg「不発・しかしその髪の毛に相反してまだキミは若い」
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2006年06月25日

第二関門

 ドイツとアルゼンチンが勝った。ドイツは楽勝。アルゼンチンは辛勝。

 ドイツが楽勝と言っても勝った側にさほどの楽勝感はない。点差以上に実力伯仲だしラーションのPKが入っていたら、流れは変わっていた。JAPANも、対戦チームとの根本的な差もあったが、流れを引き寄せられなかったことが敗因だもんねえ。ホーム・アドヴァンテージがじわじわ効いてきてる・のかな、ドイツ・チーム。

 さて本日・イングランドはまあどーでもよくて、ポルトガルvsオランダのほぼ現実的にはセミ・ファイナルほどの意味を持つ対決だ。どちらかがこれで消えることになるのはものすごくもったいない。このゲームは壮絶な攻め合いの果てに紙一重のところで勝負が決まるはずだから、もう今からそわそわくんだ。フィーゴとファンニステルローイにとっては最後のW杯だろう。今回のW杯、イタリアのピルロのような延々走れて、パスも出せて自分で決めもできる・というような・要求される高い能力を持つジョガドールの存在が目立つ。新しい流れのような気もする。タフさも要求される。ロッベンとかデコ・クリスチァーノロナウド・フィーゴといったヒトビトはそういう流れとは別のところに存在し、ちょいと「古い」というと語弊があるが、単純にサッカーのうまいヒト・例えて言えばロベルト・バッジォの系譜の上にある。一人でも情況を打開できる能力を持つ。トルシエとかには嫌われるタイプかな。ジーコは大好きなタイプ。おれも大好きだ。いざとなったら「おれ」が決めたる・という強いハートの持ち主だ。勝ち負けも大事なのだが、一つのボールに対してロッベンとC・ロナウドやフィーゴがマッチ・アップする局面が必ずあるはずで、そんな興味も尽きない。

 ちょっとまじでコーフンするじゃないか。ポルトガルのサポーター・マフラー用意しとかなきゃな。いつも思うが楽しいサッカーが強いサッカーであることを切に願う。JAPAN及びジーコの「供養」にもなるというものだ。「滅私奉公・組織論」みたいな揺り戻しは早くも来てると思うが、目標となるような自由で完成度の高いポルトガル・チームの健闘を祈ってる。
ronaldo1.jpg「いっとこうかー」
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2006年06月23日

W杯らしさ・よりはじめて

 言わば、これがワールド・カップらしいワールド・カップと言えたりする。4年前に日韓の大会があったから最近の大会がそんなんだったから、しかも地元開催・ベッカム人気・なんて変な要素がクローズ・アップされてしまって、昔からのサッカー好きには「なんか変な感じ」だったのだ。

 そんな、おばちゃんやねえちゃんの視点なんか要らないわけだった。日本代表は最後まで緊張がモタず、あるいは決めるべきところでビビり、そして開き直って奇蹟を信じたが当たって見事に砕けました・というわけなのだけども、初めて出たフランス1998からのラインで考えるべきなのであって前回ってのはやっぱりちょっと高〜いゲタ履かされてたわけだからちょっとおいとくと・0勝3敗が2敗1分け・お・進歩してるやん・という話になる。今回は欧州のリーグでプレイしてるヨーロッパそして南米のジョガドールのコンディションと環境がいいからそう簡単にそんなジョガドールがいるチームには勝てない。ヨーロッパ・南米というサッカー先進国の背中がすーっと遠ざかっていく大会だ。

 いやー、ワールド・カップらしい!!!そうこなくっちゃ・と思うのだ。

 凄いプレーを見たい。それと母国がいい成績を残すことは別に関係ない。参加できたことは光栄なことなのだが、そのスジにはそのスジの「カオ」があり、掟(おきて)だってあるわけだ。そんなものはいくらお金持ってても「なんともならん」のだ。なんか放送局とかのバカたちはそこで「悲壮感」煽ったりするの大好きみたいだけど、それもヤリ逃げではなく、いろんな結果を想定して、どの結果にも対応できる煽り方をしないと。「サムライ・ブルー」って失笑を買う。まず、ブルーの根拠がない。イタリア・アズーリやフランス・ル・ブルーのパクリってのはちょんばれだ。八咫烏はいいよ・別に。でもなんでブルーなの?

 そもそもいい色というのはサッカー先進国に「取られちゃってる」のだ・これが・ね。その時点でオリジナリティになり得ない・という悲しさがある。白地に赤のドットなんてどーなの? と思う。ドット自体はまあ・おしゃれだし、どこ見ても日の丸だらけ・なんて右方面にもウケ良し・のはず。なあんにもかんけーのない「青」の二番・三番煎じよりずうっとマシだと思うが・どう?
 
 冗談ではなく、クロアチアの赤白の市松模様ってツー・トーン世代には懐かしさもあって、なんかポップだといつも思ってた。スペシャルズ・マッドネス・セレクターみたいでさ。

 なんか「すべて間違ってる」と思う。経済主導の結果、中身の伴わない例は数々あれど、仕事でうまくいって、お金持ちになったどこかの社長が自分ではその価値があんまりわからない・何億円もする名作の「絵」買ってんのと似てる。言い過ぎだろうか?

 おれのサッカー人生は何だったのだ・というナカータの起き上がれなさに「サムライ・ブルー」というキャッチ・コピーの虚しさが増幅された。ブラジル人やイタリア人が騒ぐのと同じように騒ぐマナーだけは覚えてしまった日本人のココロの中の空洞がやや気になる。

 野球はうまくいってサッカーはうまくいかなかった。ブームは代理店が作っているのであって、屋根上って梯子外される・なんてことにはいい加減慣れないと・ね。代理店がやることは「夢の創作」なのであって、その現実は別の次元の話である。ワールド・カップは現実そのものである。ロナウジーニョやメッシやロッベンは・だからすごいわけだ。ジーコも愚痴ってたが、なんでこんなクソ暑い時間帯に二試合もやらなあかんねん・って。それも日本時間の明け方ではなく、「夜」のうちに・・というTV局・代理店の裏工作の賜物だろう。そこは少し代表には気の毒だ。見事に足止まってたからね。今TVの街頭インタヴューでバカおんな一名が「ヒデさんはかっこよかった〜。で倒れて泣いてたじゃないですか〜。感動しました!!!」と言っていた。大黒が泣いてても「カッコよかったー」とも「感動したー」とも言わんよな・きっと。でも出番のほとんどなかった小野はかわいそうだった。ハーフタイムにオットセイやりにドイツまで行ったみたいな・ね。そっちの方が気の毒な気がする。

 次の大会は南アフリカだが、日本は出れるか出れないかの瀬戸際だ。世代交代がうまく行ってないし、今回が日本のユースからの「黄金世代」だったわけだから。おれはユニフォームから一新した方がいいと思う。次の監督デシャンらしいから、サムライ・ブルーってル・ブルーのパクリなんちゃうん?って指摘されるかもしらんしね。

 しかし、これで「ワールド・カップ」にやっと専念できる・というわけだ。4年に1度ってジョガドールたちも気合い入るが、サッカー好きもそれは同じなのだ。ポルトガルvsオランダがものすごく気になる。ユーロでも壮絶なゲームになってそのときはポルトガルが勝っている。しかし、ロッベンは2年前はいなかったのだ。やっとこれでポルトガル・サポーターとしてのワールド・カップを楽しめる・というわけだ。

 しかし、4年前に比べて、やりにくくなった。日本のサッカーを「別に」とかいうことに必要なエクスキューズの量が増した気がする。確実に日本人はバカ化が進み右寄りにその軸を移動させていると思う。そう言えば4年前には堀江・村上なんて顕在化してなかった。小泉もまだ勢いをもってモノを喋ってた。単なる二元論で論じるほど単純ではないが、ヤバさはさらに増している。怖いのは、よかれと思って自分がやってることもその情況の悪化にきっとどこかで手を貸しているはずだ・という確信がこれもまた日々増していることなのだ。

 同じようなことだが、阪神タイガースを「別に」ということにも、ものすごくエクスキューズが要る。こちらは、本当に「別に」なんだからしょうがない。みなさんこそ本当に「思考停止」なんじゃないですか? などと火に油注ぐようなことを言ってしまいたくなる衝動に駆られる。その場で「得」する人格への演出に長けたやつが本当に多いな・と思う。「キャラ」なんて便利で無粋な言葉があるが、「この世はお芝居」か? 小器用なヤカラがちまちまセコいことしながらうまく立ち回って小銭を稼いでるけど、意味あんの・それ? 意味あるんだろうなあ。おれには「無意味」だ。
seven3.jpg「わたしには無論・無意味だ」

 残りのワールド・カップ、これからがノック・ダウン・マナーだが、何かをしばし忘れるために「熱狂」しよう、と思うし、そうしたいのだが、ここ・それが情況の悪化に回り回って手を貸すわけだ。どーしたらいいんだろうか? よーわからん。おれもアホなのだった。


 
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2006年06月17日

土曜日の朝メシよりはじめて

 ゆうべ、喰いもしないくせに(飲んで終わりだから)何を血迷ったか、ごはんを炊いてしまったわけで、かわはぎの薄造りが旨く、それでボルドーを飲んで、結局喰わずに残っとったわけ。で、朝メシということになったのだけども、何も作る気が起こらんがハラは減った・ということなので、どーしよーかなー? と思ったらいいこと思いついた。ストッカーと冷蔵庫を見渡せばあったあった、瓶詰めの数々。鮭ほぐしでしょ・ごはんですよでしょ・イカの塩辛減塩タイプでしょ・ザーサイでしょ。インスタント味噌汁用のお湯を沸かして納豆を根性決めて攪拌すれば「まあまあの朝メシ」が出来上がった。

 それを喰いながらゆうべ不覚にも見ずに寝てしまったオランダvsコートジボワールの後半を見た。ドログバは不発ではあったがコートジボワールの怒涛の攻めにオランダは守勢一方で時折ロッベンが強引に攻めあがるぐらいのもので、足が止まってやや情けない感じ。94年アメリカ大会同様現場はだいぶ暑そうだ。

 コートジボワールというと、その名の通り「象牙海岸」である。象牙もヒトも商品として輸出されていったヨーロッパ人の過去の悪行を象徴するというか・悪行そのものの国名だ。アフリカ大陸のえぐれた部分のギニア湾に面するとなりのガーナとともに初のW杯だったが終わってしまった。最後一勝してほしい。あの柔らかいパスワークは見てて楽しい。そして163cmのコネのすばしっこさとシュートの強烈さ・すごい。

 「死のグループ」でもサプライズはなかった。まあ・結構順当よね。今夜はポルトガルだ。デコは間に合ったのだろうか?

 最初からトバしてると、W杯は長いから最後までピークを維持できない。アルゼンチンは点を取りすぎた・かな。一戦目でヘンなコケ方したチームと言えば日本なんだけど、ナカータが言うようにまだ終わった訳じゃない。アメリカ大会のイタリアだって初戦はノルウェーに負けている。そして2戦目も後半30分までナイジェリアに0-1で負けてた。そこで解説の田中浩二とか言うアホが「ロベルト・バッジォのW杯もこれで終わるね」などという暴言を吐き、その1分後にバッジォが決めたのである。ほんと・最後までわからない。そんなとき「おれたちはイタリア人だろ」と「おれたちは日本人だろ」の違いがあるのかどうか。クロアチア戦の後半30分から楽しみにしたい。

 木村和史くんの解説にブーイングが来てるそうだが、それなら元FC東京の原サンをなんで呼ばんのだ・と思う。原サンは同い年で原クンでもいいのだが木村クンが「あ〜」「う〜ん」なら原クンは「うわ〜!!!」「ああああああああ〜っ」「す・す・すごい」なわけで、その差は明らかで、しかし、よーっく考えてみるなら、今の日本代表なんて誰が見ても「歴代最強」なわけで、ということは解説のみなさんのだれよりもうまいわけだから、まあ静かに見とけばええんちゃうかな。みなさんはW杯のピッチという現場知らんわけだからね。まあ、うえから見てればフォーメーションの欠陥なんてすぐにわかるけど、だからといってそれをわかった風に指摘されてもさ。

 それにジーコの判断ミスを指摘する声もあるが、ミスかもしらんが、判断を下してる訳だから、その判断さえも下せなかったのがこれまで・なわけだから。少なくともその「判断」を下せる人間が3人はいると思う。ジーコと川淵キャプテンとナカータだ。ナカータもサッカーに恩返しせんでええんか・と言いたくなる。つまんない保身に走ってお金儲けのこと考えるのは堀江・村上路線の延長上にナカータの姿を重ねてみることになってもつまんないと思うが。代表監督なったらいいねん。

 なんだかオーストラリア戦に負けて以来、国内の熱みたいなものは急激に氷点下近くまで下がった気がする。ただ、騒ぎたいだけ。盛り上がって一瞬何かを忘れたいだけ、誰も彼もがそんなんなんちゃうん? 意識の中で生き過ぎちゃう・と言いたい。意識はどこまでも広がり、それはある場合素晴らしいことではあるのだが、その反面厄介なことでもある。ワーッと盛り上がってスーッと退いていく。選択肢はいくらでもあるし、次のやつをすでに探してるわけよね・大衆心理って。消費して終わり。される側はたまったもんじゃないが、それがこの日本の現実でもある。だれもが傍観者で自分では手を汚さず、誰かに肩入れだけはし、逆に批判もものすごい。顔の見えない批判はもうやめようじゃないの。

 そんなこといっててももしクロアチアに勝ったりしたらまたうわーってなんねんで・これが。おれはとにかく今晩のポルトガルのパス回しからの華麗な得点をみたい。決勝トーナメントのポルトガルvsオランダ、あるいはポルトガルvsアルゼンチンという考えただけで尿漏れしそうなビッグ・マッチに思いを馳せるのだ。これこそワールド・カップだもんね。

jolene_blalock020.jpg「おむつ・穿く?」
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2006年06月11日

密度が濃い

  ワンチョペ2発決めたものの結果は2-4、ドログバ1発きめたものの結果は1-2。

 大舞台で、ドログバはともかく、ワンチョペの健在を確認できただけでよしとすべきなのだろうか。負けはしたがパラグアイのロケ・サンタクルスではなくバルデス、ええなあ・すごくええなあ。新興勢力と言われる国々が奔放に自分たちのやり方を貫いて、強豪国と言われる国々を苦しめる試合は面白く、知らぬ間に新興勢力サポーターと化している自分を発見する。

 まだ始まったばかりで面白い。今回はこんなにサッカー・ゲームがチビからオトナまで普及して初めてのW杯で、スペイン・イタリア・プレミアのジョガドールたちの知名度すごい。特に各ジョガドールは分野毎に数値化され、特にちびたちは点数にヨワいから、ジダン95点やで・中村はたったの82点・などと120点満点のアチーヴメントを競っている。しかし、この数値化が必ずしもそのジョガドールの試合への貢献度や記憶に残る度とは一致しないのが面白いことだ・当たり前だけど。みんな気持ちはレアルのオーナーである。

 ビッグ・ネーム以外にも隠れていた逸材を発見することにおいてはチビもビッグ・クラブのオーナーも同じ。巨大なジョガドール見本市である。

 本日はなんといってもセルビア・モンテネグロ戦のオランダのロッベンだなあ。そして明け方の怨念渦巻くアンゴラ戦のフィーゴとクリスチァーノ・ロナウド。明日の日本戦は残念ながら見れない気がする。初戦は大変なんだけどね。それにアメリカがどんなおもんないサッカーをして、ひょっとしてチェコに勝っちゃうようないやな予感がする。イタリアがどう攻撃的になってるかも気になる。

 明日はパッティッタにて「ゲネリハ」である。そして明後日は本番。「ザ レーベル ラフレシア」中興の第一歩だ。来ていただいたみなさんがすこしでも、今よく聴いている音楽とは微妙に異なるパラダイムを感じていただけるなら幸いである。いろんな世代にある業界の営業上の断絶を少しでも埋めれたら・・と思っております。こういうのはカメの歩みと思っといた方が後々楽しいのよ。
 マルタニカズ全仕事その1といういわゆるスモール・ボックスも限定5セット発売します。2CD in 1 \3000。
rafmake.gif「おいでおいで」
 
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2006年06月09日

COPA DO MUNDO 当日の深夜に

 やっと気分が乗ってきた。W杯だけど、今日tutor行ってそこのおかんが隣部屋にいたのだが、様子をうかがいながらまあお勉強の合間を縫ってその放送予定を中二と2人でチェックしてたら突然「キタ」。

 今回で日本も3度目となるし、ばか&にわかナショナリストの「ニッポンチャチャチャ」的なニュアンスは随分と減少し、「世界の最高のプレーを・・・・」なんていう論調も増えてきた。

 最初からそうやっちゅうねん・いや最初から。一回目はサッカーを知ってるやつなら誰も「勝てる」なんて思ってなかったし,前回は地の利もあったし、組み合わせに恵まれてた。今回はほんとにFIFTY-FIFTYの真剣勝負でことF組に関して言えばブラジル以外は横一線。今回一次リーグ突破して初めて世界のサッカーの末席を汚すステータスということだ。

 毎回そういえばそう・なんだけど、新旧交代のニュアンスを際立たせるのがW杯だ。ジダンやフィーゴ(悲しいが)ベッカム・ロナウド・デルピエーロ・ネトヴェドなんかは今回で最後だし、しかしその代わりにメッシやロッベン、ウォルコット、セスク、イエニスタ・クリスチァーノ・ロナウドなどという恐れを知らない世代が台頭してくるのだろう。それは必然だからしょうがない。時代は移り行くのだから。

 日本はズバリ一勝一敗一引き分けの勝ち点4で決勝Tには進めないんじゃないだろうか・惜しいところで。オーストラリアにドロー、クロアチアに勝って、ブラジルに負ける。これが予想。

 気になるのはポルトガルがいる組だ。メキシコとポルトガルが残るとは思うが、ポルトガルがどのくらい2004のEUROから変わっているか、ものすごく楽しみだ。それと何と言ってもオランダ・アルゼンチンのいる死のグループCだ。他の2チームも元ユーゴそしてコートジボワールだから、オランダ・アルゼンチンは最初から決勝Tのような情況だ。

 明日いきなりドイツvsコスタリカだが、ワンチョペの爆発を見たい。バラック出れないらしいから、コスタリカ勝つよ。中南米のチームが勝つとW杯は楽しい。今回はヨーロッパの大会だからヨーロッパから優勝国がやっぱり出ると思う。ということはブラジルがどこかで負けるということね。前にも言ったがそれならオランダかポルトガルだと思う。ダークホースとしてはスウェーデンとイングランドかな。どうせだったらオランダかポルトガルに勝って欲しい。

 それとは別だが、以前レアルが「銀河系選抜」などと言われたが、今のブラジル・チームはリーグ戦ならどのチームも勝てない。ところが決勝Tは一回勝負だから何でも起こる。確かにロナウジーニョはすごすぎて、なんだか彼こそ銀河系選抜に値する。そんなレヴェルってない。だからブラジルという国は愛すべき国だけど、そのブラジルという枠さえ気の毒になるぐらいすごい。W杯の意味さえ疑問になるぐらいの存在だ。その次のレヴェルがジダン、アンリ、フィーゴ、ロナウド、トッティ、ファンニステルローイ、ジェラード、ランパード、リケルメ、ドログバ、エトーなんてレヴェルでこれからどんなことになるかわからないのが、クリスチァーノ・ロナウド、セスク、ロッベン、メッシ、ウォルコットなんてジョガドールなのだろう。ナカータや俊輔は2つ目のレヴェルの次ぐらいじゃないだろうか。それでも充分すごいのたけど。

 サッカーゲームの普及でうちのすんごいアホでもジョガドールの名前は覚えてしまっている。えらいもんだ。世界の凄さが身近になるというのはきっと悪いことじゃないと思う。若い時から「国産」で満足してるようなやつにろくなもんはない・とはおれの「個人的見解」だけど、トシ喰ってくりゃどーしても右に寄ってくるものだから、そんなぐらいでちょうどいいと思うのだ。ワカモノなのに無自覚に「ニッポンニッポン」言ってるやつなんて、正真正銘のバカで低能で愚鈍でサルとヒトのハーフである。JPOPでアタマの中うんこまみれなやつにも当然未来はない。そんなやつに基本的人権の尊重など適用せんでええやん・などとあり得ないことを言ってみたくもなる、昨日今日明日である。今ウォッカ6杯目なのでこめんなさいね。

 さて梅雨入りしちゃったみたいですが、3日に1回ぐらいは晴れそうだし、もうおれは半パンモード移行済みであるから、「梅雨でも台風でも借金取りでも来やがれ!!!」という心境である。濡れて寒いのはものすごくごめんだけど、濡れても寒くないなら別にかまわない。暑くてアタマん中もちょいインでるぐらいがいらんこと考えずにちょーどいいわけだった。熱狂の中で覚醒するというのが理想的だから今年はいい時期にW杯が始まってくれてありがとう・という心境でもある。

473242_210.jpg「優勝前祝い・J・アンドラーデがおらんのイタイわ・やっぱ」

 

 

 

 

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2006年05月31日

早起きが続くか・練習よりはじめて

 気になって早起きして見たが、早起きの介があった。いい試合だったし、過去3度のW杯優勝経験のドイツとドローというのは画期的なことだ。以前ホームでコドモ扱いされた3-0のこと考えると日本代表は確実に強くなってると言える。

 得点はファイン・ゴールだったし、見てて気持ちのいいものだった。しかし、そこからがほんとの戦いかな・とも思う。サッカー発展途上国としてはそれできっといいと思うし、本大会に向けて勇気が湧いてくるし、メディアも盛り上がるきっかけにはなってる。はしゃいじゃうのも見えてるが、サッカーを知らず、報道の権利だけを持ってる「女子アナ」レヴェルのヒトたちが発信して同様のレヴェルのヒトたちが受け手なのだから「それでいい」のだろう。

 もしこれがイタリアならば「なんで2-0から追いつかれたか?」ということこそが話題になるはずだし、「こんなドイツごときに」という枕詞も付いているはずだと思う。

 今のドイツというチームは「昔の名前で出て」いるのであって、今回も「監督はクリンスマン」なだけで、見るべきジョガドールはバラックとGKのレーマンぐらいしかいない。クリンスマンもフェラーもマテウスもメラーもましてやベッケンバウアーのいたドイツとはドイツが違うわけなのだから、今回のW杯は開催国の有利性が決定的じゃない大会になると思う。

 まあ・これならクロアチアの方が強いだろうし、オーストラリアと同じぐらいのレヴェルだと思った。コスタリカの攻めでぼろぼろになるだろう。ニッポンも一次リーグ・戦えるがものすごく苦労するはずだ。そんな女子アナが想像してる以上に「苦労」するわけよね、強豪国であっても。

 しかし、ナカータの存在感は圧倒的だった。彼なくしてはやっぱり攻撃がバラエティに富まない。どうしても当たるなあ俊輔と。ナカータは俊輔・オノの持っていないものを持ってる。それはキャプテンシーということなのだろうけど、まあ今キャプテンは宮本だが、ゲームの中での、サッカーで言う「王様」はやっぱりナカータだった。代表チームではものすごく光る。海外に活動の場を求めていったナカータがそこではホされ、結局一番光る場は代表だったというのはいささか皮肉ではあるんだけど、4年に一回ものすごく評価の上がるタイプ。ものすごく緻密にサッカーを捉えているのが試合見てるとわかる。最後の大黒へのキラーパスもお見事だった。所属チームで浮くのは「人種差別」だからじゃないの? おい黒・とかおい黄色とかで呼ばれることがあるらしいからね、それも監督から、いまだに。イタリアの話だけど。

 F組もこれで面白くなってきたと思う。ブラジルがやっぱりアタマ一つ抜けているし、今のところクロアチア・日本・オーストラリアの順と見る。ということはクロアチアvs日本の試合が二位通過を決めることになるだろう。そして決勝トーナメントではイタリアかチェコが待っているという寸法だ。

<<梅雨だからこそのスパークリングその2.>>por TODO O MUNDO
img10431979863.jpeg
ペルレ・ドタン・ガイヤック2004 F4400
フランス南西部の街ガイヤックからやってまいりました。この泡のひとつひとつには様々なフルーツの味が包まれてて、飲んでるうちに気がつけば踊っていた・・・それが踊り飲み。
踊り飲みしてください。

<注目>
wcup03.gifフランク・ランパード イングランド MF

 

 
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2006年05月17日

コスタリカ・チームよりはじめて

 嬉しい報告だ。中米のコスタリカという国の招集選手が発表された。「豊かな海岸」という名のこの国のサッカーがすばらしい。「ん?」となる? わかるわかる。ようするにみなさん、世界のサッカーあんまり知らんのよ。解説のヒトとかもやっぱり自分がいうことで「ウケ」ないといかんからさ、みんなが知ってる名前・国に終始するし、見てる側も日本のグループリーグの対戦相手には興味がいく。そしてまた今回も「ワールド」カップにはならない・というわけね。ブラジルが入っててくれて、その香りは強烈だから、それで「ワールド」になっちゃうかもしらんが。それは違う。

 これまでの「戦術」の多くはヨーロッパで考え出されたものだし、南米のチームはそれも身につけることは身につけるが最後は個人のチカラ(天才性)でやってきた・と思う。明確な線引きはむずかしいんだけど、ほら・やっぱり南米の優秀なジョガドールはヨーロッパのリーグでしごとしてるわけだからさ。ただ、ペレ・マラドーナというような一人でなんでもできるヒトなんてのは南米がやっぱり生んでるわけで、ヨーロッパのスター選手というのはベッケンバウアーにせよクライフにせよ近いところではバッジォにせよ、組織の中のおりこうさんスターだった。

 2002日韓W杯でブラジルと対戦したコスタリカは5点取られて負けた。弱いやん・て思ったやろ・いま絶対思ったやろ。しかし、ブラジルから3点取った。本大会でそれは凄いことだと思うけどな。個人技ではブラジルを上回ってたというとうそ・って思ったやろ・いま絶対思ったやろ。いいよ・思っといて。

 ワンチョペというコスタリカの英雄の(多分)最後の国際大会でのそのカラダの動きはロナウジーニョにびっくりするのとはまた違う意味でびっくらこくでしょう・そこのアナタ。彼のカラダの動きというのはロナウジーニョのような「あっち向いてこっちパス」というような予測不可能とも違って、もっと正統的なアフリカ的な身体能力を感じるわけ。ほら・たまにブラジルがアフリカのチームに翻弄される時ってあるじゃない。それは完全に身体能力の「差」が原因である。ブラジルの「巧さとズルさ」のサッカーを正当に打ち破るものはアフリカのサッカーだとおれは常々思っとりますが、真っ黒のワンチョペはまさにアフリカンの直系プラス中米の陽気さを兼ね備えた・おれの現代サッカー・アイドルのひとりなのね。

 さて、コスタリカであるが、A組でドイツ・ポーランド・エクアドルと当たる。むちゃ強いチームは・いない。ドイツのディフェンスをガタガタに切り裂いてもらいたい。きっとできる。コスタリカなんてなんの話題にものぼらんだろうと思うが、おれの視点から言うとものすごく期待してるってわけ。

 手元に資料がないのだが、ポルトガルも代表が発表されたみたい。フィーゴ、クリスチァーノ・ロナウド、デコは間違いないが、DFのジョルジュ・アンドラーデの名前がなかったような気がした。世代交代か?しかし2004のユーロでオランダのファン・ニステルローイを完封したあのポジショニングが忘れられない。インテルが狙ってるという話もあり、まだ引退はあり得ないのに。少し気がかりだ。これも、どーでもよかったですね・みなさんには。

 でもね、W杯のコスト・パフォーマンスを最大に上げたい向きにはこーいったまなざしは何かのヒントにはなるよ。それには・なんでもそうだが知識は要る。

a_crc.jpg「パウロ・ワンチョペ、長い足。わからんか」

 コスタリカという国は「平和憲法を持っている」


 

 
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2006年05月16日

ポルトガル・セレソンよりはじめて

 ポルトガル代表が好きだ。どこからでも細かくボールを回して、繋いで前線まで持っていく。その際に奇蹟を起こせるジョガドールが少なくとも三人いる。デコとクリスチァーノ・ロナウドとルイス・フィーゴだ。日本にもナカータと俊輔とオノがいるじゃないか・と言われれば「うんいるね」と答える。それもヨシだ。期待してるよ・日本のイレヴン。お・このイレヴンという言い方・なんか懐かしい。野球はナインでサッカーはイレヴンだったよなあ・子供の頃。ラグビーはフィフティーン。分業化の顕著なアメリカン・フットボールとかはそんな数を基にした言い方はない気がする。よーしらんが。

 やっぱ、同時にピッチ・グラウンド上に立ってないと、まとめる気にもならんよね。ポルトガルのサッカーはイマジネーションの宝庫だけど、それは見てて楽しくってしょうがないサッカーであるが、ブラジルのそれと比べるなら、強烈なFWの存在のなさが欠陥だ。ロナウド、アドリアーノに控えがロビーニョなんていうダイナマイトとは比べるのがかわいそうだが(それはどのチーム二とっても言えること)、一回勝負なら何が起こるかわからないのがフチボル(サッカー)だから、日本がブラジルに勝っちゃったなんてこともあり得る。勝ち負けはとても大切だが、ジョガドールたちはもちろんそれを目的にしてやっているわけだが、今回はあまりにもブラジルがそのタレント構成に突出してるからそれがリーグ戦ならどの国もブラジルに勝てっこないわけで、しかし、みなさんの予想というのはそのリーグ戦的な予想を頭に描きながら予選リーグから決勝トーナメントまでの長い道のりに思いを馳せているということだろ?

 繰り返しますが、一回勝負なら何が起こるかわからないのがフチボル(サッカー)だから、それにどのチームもブラジルをターゲットにしているわけだから、それこそ対戦時には「負けてもともと」みたいな気でくるわけだから、今から考えても「鳥肌」である。コーフンする。

 ブラジルに勝てる可能性をもつチームはアルゼンチン・オランダ・そしてポルトガルだと思う。
アルゼンチンはブラジルの大ナタに対してカミソリの鋭さを持つ。リケルメ(かアイマール)とメッシというマラドーナ二世(あるいは二世未遂)トリオの煌めきは見逃せないと思う。もし、決勝Tで当たることになれば、これは21世紀の最初のDECADEのベスト・マッチになるだろう。

 オランダは前々回・とその前二度とも2ー3でブラジルに負けている。ブラジルVSオランダはヘヴィ級の殴り合いのようだ。手数がいつもブラジルの方がひとつだけ多い・なんて印象だ。いつもものすごく双方攻撃的な90分間なのだけど、今回もものすごく楽しみだ。ただ、今回はロッベンがカフーを置き去りにする場面が幾度ともなくあるような気がする。

 ポルトガルはさほどマークされていない気がする。他にもイングランド・イタリア・開催国ドイツというように話題を提供する国があるもんね。ただ、その国々になくポルトガルにあるもの・それは「天才のコムプレックス(複合体)」である。ここは我が日本代表にも応用可能なところ。「FWが点取れなきゃ、おれらだけで取ったるやんけ」と思うことが出来て現実に取れてしまうところ・ここがポルトガルの面白いとこなのね。三人のうち二人だけで点が取れる。FWはダミーになればいいのね。すべてが揃ったブラジルに勝つには、例えばロナウジーニョのイマジネーションを超えるイメージを持てるか・しかも瞬時に・ということしかないと思う。それは天才たちにしかできないことだった。その三人がトップ・コンディションで決勝Tに合わせてこないかな・とワクワクしてる。

 だから日本代表もナカータと俊輔を2列目にしてボランチは福西にしっかりやってもらって、オノとの3人でFWに前でちょろちょろさせて瞬時のイマジネーションで結果を出してほしいな。点はFWが取るって誰が決めた? 巻なんてカラダ張れるFWも入ったわけだし、ぜひそこんとこ「ちょっとこじんまりしたポルトガル」戦法でぜひ決勝Tまで行けたらいいね。

 愛国心の問題がかびすましいが、これは物事をしっかり考えてない人々にはむずかしい話だと思う。バカサポーターたちの応援は愛国心の「表現」か?と言えば、それは違うという気がする。なぜか? その中に「SENTIMIENT(センティミエント)」がないからだ。イタリアやブラジル・アルゼンチンのサポーターたちの中にはそれを感じたことがある。韓国のサポーターのそれはなんだか「キモい・コワい」が混ざったような印象を持ったことがある。しかし愛国心はきっと存在していた。表現の仕方が幼稚なだけだろう。

 どんなにクールに装っていても、その現場のその瞬間には拳を握りしめている・なんて表現は
「うそ」になるだろうか? たけちゃんが「ただみんなと一緒に・騒ぎたいだけ」とバカサポーターたちを評していたが、そのう、集団というものにB型としては「ひいて」しまうものがある。組織されたものの「うさんくささ」ってどうしようもなくカラダが受け付けないのよ。ブラジルのサポーターが近くのヒトたちだけでサンバおどってるのとはまたちゃうでしょ。個々の感情の高まりが自然に気がついたら大きなものになっていた・というようなスポンティニアスなもの以外信じられんわけですね。日本人も幼稚である。韓国のこと笑えない。グローバルな視線はそれをまとめて「アジア的」と言うのだろうか。「ちょっとまってよー」と個人的に言っときたい。

9.jpg「天才その1. もう一花咲かそ!!!」
ronaldo1.jpg 「天才その2. おれの大会になるかも!!」
2119766877.jpg 「天才その3. オモロいカオって言うな!!」
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2006年03月04日

ポルトガル ワインとセレソン

TODO O MUNDO春のお満開ワイン祭り・ラインナップ
その3.&4.
社長うめ〜よ
ヴァスコ・ダ・ガマ・ダォン・レゼルヴァ2000Vasco_da_Gama_DAO_Tinto_s.jpgF5000/H2500

カザウ・ガルシア・ヴィーニョ・ヴェルデCasal-Garcia_s.jpgF4700/H2400

 ポルトガルのワインは他の国のそれらとは別の飲み物だと思ってます。TINTOもBLANCOもその軽やかさが身上で、まあそのう、ワインは濃ければエラいと思っているワイン初〜中級者のヒトビトは「なんやねん」という印象を持つかもしれない。

 ヨーロッパ各国そして現在では新大陸でワインが醸造されていますが、それぞれの国の気候風土そして葡萄の種類、共通項もあれば違いもあり、それは「相違」ではあるが「差」ではありません。もちろんフランスのワインには世界のワイン産出国がその目標とすべき、ワイン製造における「一日の長」という突出した技術力があるのですが、それとてブラインド・テイスティングなどが行われた際には、けっこう混乱が起こる。ぼくたちは先入観でワインを飲んだりしているという側面も否定できないということになるわけです。まあお店に行って何本もワインを開けるわけにはいかない場合、やっぱ「無難」な選択になりがちとは思います。ただ、今TODO O MUNDOにおきましては様々なテイストのワインが集合しておるわけなので、なかなかポルトガル・ワインを飲む機会にこれまで恵まれなかったアナタ、試してみてはいかがでしょうか。ヴァスコ・ダ・ガマ・レゼルヴァは「後を引く軽さ」がぼくは好きで、けっしてズガーンとは来ないのだけど、いつまでも飲んでいたい。飲めば飲むほど好きになってくるというTINTO(赤)です。魚にも合います。「ヴィーニョ・ティント・コン・サルディーニャ(鰯の塩焼きと赤ワイン)」という定番の取り合わせの国ですから。
そしてカザウ・ガルシアとは、白ではなく緑ワインです。世界には白赤ロゼ以外にも、このように緑・黒などと言われるワインが存在しています。数ヶ月前には黒ワイン入れてましたけど、今月は爽やかな緑ワイン。どの白ワインよりも若く爽やかだと思います。僅かな発泡がありアルコール度も10%前後です。スパークリングほどお腹ふくれる感じもありません。少しお酒に弱いかなと思われるような方、ゆっくり飲んでみてはどうかと思います。

 なんだか今年はスポーツのビッグ・イヴェントが目白押しですが、最大のものはやっぱり、サッカーW杯。それもヨーロッパでの開催というわけだから、否が応でもキモチは盛り上がるわけだけども、勝手に思ってるブラジル・アルゼンチン・イタリア・オランダ・イングランド等の優勝候補とともにポルトガルのセレソンをサポートしています。

 2年前の自国開催のヨーロッパ選手権で準優勝のポルトガル・セレソンは今回も知名度は先に上げた5カ国には劣るかもしれないが、サッカーを知ってるヒトならば「ひょっとしたらクルかも」と思っているはずなんだもんね。ロナウジーニョの凄さばかりが話題になるけども、それは疑う余地なしだけど、バルセロナにおいてそのロナウジーニョにパスを出してるデコ、ルイス・フィーゴ(インテル)、クリスチァーノ・ロナウド(マンチェスターU)という天才3人の絡みは見ててブラジルを彷彿とさせるほど面白いのよ、これが、また。大好きだったルイ・コスタは代表引退しちゃったが
そこにはデコがいるから盤石。特にフイーゴとクリスチァーノ・ロナウドの新旧エースがポジションチェンジして右に行ったり左に行ったり、アーティスティックなサッカーを展開してます。どんなとこからでもボールを繋いで緩急自在なその個人の天才性をいかんなく発揮すれば、見てて面白く、かつダイナミックで、素晴らしいシェフのフルコースを
食べているかのような、翻弄されながらも至福感に包まれ、しかも強いというミラクルなサッカーを見ることが出来る可能性大。また今回もバカメディアとバカオンナがベッカムベッカムと騒ぐでしょう。ただ、確かに今回イングランドは結構いいチームなんだけど。

 ポルトガルはそのワインの特殊性同様サッカーも独自の味があったりするわけよ。といったまとめでござんした。
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2005年06月23日

コンフェデ杯 Numero 3

 いやあ、日本代表、ナイスゲームだった。生まれて初めて本日ついさっきナショナル・チーム好きになった。飛車角(ホナウド/ホベルト・カルロス)落ちとはいえ、ブラジルはブラジル。これは先の、フロックの「欧州王者」に勝ったなんてことより百万倍価値あることだ。フロックはフロック。まぐれ。
 この経験はお金では買えないよね。この経験のセッティングにお金はかかるけどね。
 コンフェデ杯では川口のガッツ・加地の積極性・俊輔の自信・中田のゲームメイクのセンス・大黒の得点への嗅覚・福西のボランチとしての職人性が印象的だった。
 特に大黒はスキラッチに重なる。スキラッチはイタリアW杯の得点王。まあ、隣にバッジオがいてくれたというものすごいアドバンテージはあったけど。ごっつぁんゴールも多かったが、ごっつぁんも5点・6点になると偶然性は消えていく。まあ大黒、スキラッチとインザーギ混ぜた感じ。これはいい。釜本以来の、初めての「遠慮しないFW」の出現といってもいいねえ。
 ただし、ブラジル・アルゼンチン・イタリア・チェコ・フランス・ポルトガル・スペイン・オランダ・ドイツ・イングランド・今回負けたメキシコなんて国はやっぱり強い。でもそのレヴェルまでの距離がものすごく縮まった、という印象を持つことが出来た大会で、これも大収穫じゃないかなあ。川淵くんの、くやしいって言いながらも喜んでる感じ
想像できる。
 しかし、W杯というか国際大会はヨーロッパでやるのいいね。歴史と雰囲気ってすごく大事である、と思った。これもまたお金では買えない。
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2005年06月21日

サッカーの世界性

 ギリシアには予定通り勝てるはず。今度は「本気」のブラジルである。こんなことも滅多にないわけだし、胸を借りるつもりで是非がんばってほしい。

 W杯の現実がみなさん少しずつわかってきたんじゃないんだろうか。他国でのW杯はこのように厳しくも喜びに満ちた戦いだ、ということが。

 そこまで代表がチカラつけてきてるってことも事実ですが、この状態は10年ぐらいは続きそして、人的資源・経済・裾野の拡大等いろんな条件が一致してある程度継続したあかつきには、例えば3回に一回フランスと引き分けるぐらいになり、たまたまそれが決勝トーナメントだったりしてPK戦にもつれこんで、神懸かり的なGKの活躍なんかがあったりしてベスト4までいったりとかそんなことも順序としてあり得る。その時の2トップのヒトリは森本かもしれない。

 いやスポーツってわかりやすくていいなあ、と思う。現場に行けばそれは密度の濃いい体験としてカラダに刻み込まれるもんね。そして何よりも世界を目標にしなければ、その値打ちだってないってことが自明だ。ことスポーツに限ってはグローバリズムは歓迎されることなのだろう。
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2005年06月19日

唯一のチャンス!!今日。

 もう少し、積極的にやろうと思って(レーベルのHPももうすぐできることだし)メール・マガジンを発行することにしました。タイトルは当ブログと同じ「アンチ・スペシャリスト宣言」です。メール・マガジンも何種類か考えていて、まあやりだすと、あれやこれややっちゃうなんてのが「性癖」なわけだから、広がるとこまで広げないと収まらんのね、これが、また。

 新しいことを始めると現状がちょいとだけ距離を持てて、憂鬱から少し離れられる。「逃避」の一種ともいえるが、人類は、というか全ての生物は「逃げ」ながら、生き延びてきたのであるから、そこんとこ忘れちゃいかんのよ。詳しくは拙書「束の間のiyashi」を読んでいただくくとして。

 さて、本日のコンフェデ杯、ギリシアvs日本はなかなか注目していいと思います。代表の試合、だいたい退屈なんだけど、今夜は「勝負」としておもしろいんじゃないかなあ。今回の予選突破とかはほんとにどーでもいいことで、そんなことより、今夜の試合は、本番のその可能性を少しでも高めるためのいい材料になるでしょう。本番には小野くんも中沢くんもいる(はず)わけだし。ヨーロッパのチャンピオンとはいえ、やっぱりBクラスのギリシアや例えばベルギーとかだとまだ勝負になる、と見ています。新大陸でいえばアメリカとかね。全然おもんないサッカーだけどたまにブラジル苦しめたりとかするからね。

 強くなってもおもんないサッカーはよくない。ポカがあっても、やっぱり可能性とわくわく感がないと。それが「途上国」の正しい姿勢だと思います。

 ギリシアに勝っちゃったりすると「欧州王者を下す!!!」なあんて、ばかメディアがまた騒ぐんだろうけどさ。違うんだって、だから。情報ををもってないひとたちをだますのはやめてくださいね。それって太平洋戦争の大本営発表と同じですからね。

 

 

 
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2005年06月17日

コンフェデ杯numero1

 同点にされるまでは機能してたんだけどな。最初の5分はおとなとこどもぐらい差があったけど、序々に対応できていたように思う。同点にされるまでは。それでも「差」は確実に見えたわけで中田のいう一対一で完敗。後半は見るのが苦痛だった。ブラジルには翻弄されると思うが、次の「欧州王者」のギリシア。勝つ可能性はそこにしかないだろう。去年の対ポルトガル2戦2勝は絶対に、「まぐれ」だから。ガーンとなってるだろうけど、そのためにドイツまで行ってるわけだからさ。がんばってねー。今のFIFAランキングって史上最も正確なんじゃないだろうか。サッカーがやっとほんとのグローバル・スポーツになったという証しでもある。まあ、いいじゃないか。少しずつランクアップしてることは間違いないわけだから。

 こういう、ある意味フェアな(感情の混入しない・恣意性のない)世界、すごくいい。資本の思惑や、小さな共同体の相互利益などというものがなぁんにも影響しないもんね。どんな世界にもそのような、ルールの明確なアセスメント・システムがあればいいのに。日本の音楽にもね。それが遠い世界というのは遅れた世界と同義である。

 

 

 
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2005年06月13日

得した

 W杯ヨーロッパ予選がたまたまBSでやってたのを見ることが出来た。ラッキーラッキー。なんとポルトガルvsリトアニアだった。フィーゴ代表復帰というのは知っていたから、ひょっとしてと思い見続けていると、ちゃんといたいた、左サイド。クリスチァーノ・ロナウドとポジション・チェンジしながら右にあらわれたり左にあらわれたり。

 理想的。決勝点も、フィーゴの芸術的なクロスをクリスチァーノ・ロナウドの楕円に走るアプローチで捉えたヘディング・シュートという天才二人でもぎ取ったようなことだった。

 どんな後ろからでもリスクを顧みず「つなぐ」サッカーは退屈からはほど遠いこれまたアートなサッカーでうれしくなってた。なんでポルトガル代表は面白くて日本代表は?というとやっぱりおっきな意味で言うなら「才能」なのかなと思う。やっぱり、このレベルがあってサポーターもありなんてのが自然よね。変な、アタマの悪いの、露呈しまくりの日本代表サポーターたちを中心に広がってる気持ちわる〜いナショナリズムの芽かがキモい身としては一応言っとかないと。サッカーに関しては、自分はまずすごいプレーを見たいだけなわけで勝つことはほんとに大事なことだが勝負にこだわるだけではつまんないものがもっとつまんなくなる可能性も見える。アジアの予選はかぎりなく楽なわけで(ヨーロッパは最終予選一組7・8チームおるで)そんなことでじたばたするようじゃ本戦の、今回はノーシードの日本が予選突破できるかどうかも、はっきりいって疑問である。これからわかりやすい、マスメディアによる代表ヨイショが始まるわけだが、世界のレベルは依然として高いところにあり、女子アナとか取材にいくのもうヤメたほうがいいんじゃなかろーか、というのは実感である。中田のコメントだけが世界と戦う上での危機感があったと思うけど。

 今回のコンフェデ杯、冷や水浴びることになるかもしらんが、まあいいじゃない、世界の実力わかっておこうよ、
posted by 浪速のCAETANO at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | カルチョ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする